通常魔法 自分フィールド上に「毒蛇王ヴェノミノン」、「毒蛇神ヴェノミナーガ」 または「ヴェノム」と名のついたモンスターが表側表示で存在する時に 発動する事ができる。 自分のデッキから爬虫類族モンスター1体を墓地に送り、相手フィールド上に 表側表示で存在するモンスター1体にヴェノムカウンターを2つ置く。
TACTICAL EVOLUTIONで登場した通常魔法。
ヴェノム・《毒蛇王ヴェノミノン》・《毒蛇神ヴェノミナーガ》のいずれかがフィールドに存在すると発動でき、デッキから爬虫類族1体を墓地へ送ることで相手モンスター1体にヴェノムカウンターを2つ置く効果を持つ。
その発動条件から《ヴェノム・スワンプ》または《毒蛇神ヴェノミナーガ》を主軸とするヴェノム専用のサポートカードである。
しかしフィールド上に特定のモンスターを要求するのがネックであり、単体では発動できない分腐りやすい。
前半の墓地肥やし効果も、手札コストが必要だが、より多く墓地を肥やすことができる《スネーク・レイン》が存在し、優先度は落ちる。
敢えて採用するならば、後半の相手モンスターにヴェノムカウンターを置く効果を活用したい。
特筆すべきはヴェノムカウンターが2つ乗ることであり、上級ヴェノムの《ヴェノム・ボア》と違い攻撃の制限もかからない。
《ヴェノム・スワンプ》適用下であれば攻撃力を1000ポイントダウンさせ、攻撃力1000以下のモンスターはそのまま破壊できる。
また、《ヴェノム・ボア》と併用することで4つ、《ヴェノム・スネーク》・《ヴェノム・サーペント》でも3つ乗せることが可能。
上級・最上級モンスターでも戦闘破壊できる機会が増え、《ヴェノム・スプラッシュ》も活用しやすい。
総じて併用が前提とは言え、特化したデッキで使えばデッキ圧縮しつつヴェノムカウンターを稼げるカードとなる。
ただ【ヴェノム】ではそもそもヴェノムモンスターを採用しない場合が多い。
《ヴェノム・スワンプ》軸はロックとコントロールを基点としており、墓地を肥やしても蘇生に繋げるうまみが無い。
《毒蛇神ヴェノミナーガ》軸に至っては上述の《スネーク・レイン》で事足りる。
効果は決して弱いものではないが、器用貧乏な感が否めないカードである。
―イラスト関連
Q:対象をとる効果ですか?
A:はい、そうです。
Q:《次元の裂け目》が存在する時にこのカードを発動し、デッキから爬虫類族を墓地へ送る代わりに除外された場合、ヴェノムカウンターを置く効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(11/01/26)
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