遊戯王カードWiki - 《ヴェルズ・コッペリアル》のバックアップ(No.6)

《ヴェルズ・コッペリアル》 †

効果モンスター
星６/闇属性/機械族/攻2450/守2050
このカードは特殊召喚できない。
このカードが相手によってフィールド上から離れた時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して
次の自分のエンドフェイズ時までコントロールを得る。

　特殊召喚できない点は上級モンスターにとってやや痛手だが、相手依存とはいえ除外・バウンスさらにリリースにまで対応しており、効果の発動条件は非常に緩い。
　強制効果故にタイミングを逃さず、相手ターンで除去されても次の自分のターンでもコントロールを維持できる点も優秀。
　《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》や《超融合》には強く、このカードを除去すると特殊召喚したモンスターのコントロールを即座に奪うことができる。
　コントロールを奪った後の用途も限定されていないので、リリースやエクシーズ召喚にも利用するといいだろう。

　レベル６としては《冥界の魔王ハ・デス》と並び高い攻撃力を持つ。
　【帝コントロール】に対しては戦闘では一方的に勝ち、除去されようものならコントロールを奪える。
　逆に【帝コントロール】に入れるのも充分有りだろう。

　このカードを相手にする場合、自分フィールドにモンスターがいない状態で除去するか、送りつけに適したモンスターを置いておくといいだろう。

「コッペリアル」の由来は、動く人形「コッペリア」が登場する同名のバレエ作品「コッペリア(Coppelia)」から来ているのだろうか。
また、《レアル・ジェネクス・クロキシアン》が機関車をモチーフとしている事を考えると、かつてドイツに存在した鉄道車両の建造で知られる企業、コッペル社（オーレンシュタイン・ウント・コッペル）をもじっているのかもしれない。