*《ヴォルカニック・エミッション》 [#top]
 通常罠
 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる
 (このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
 ●デッキから「ヴォルカニック」モンスター1体を選び、手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻る。
 ●フィールドの炎族モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
 自分フィールドのモンスターを対象として発動した場合、この効果で与えるダメージは半分になる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1658442169437536256

 [[デュエリストパック−爆炎のデュエリスト編−]]で登場する[[通常罠]]。~
 「[[ヴォルカニック]][[モンスター]]の[[サーチ]]または[[召喚条件]]無視での[[リクルート]]」「[[フィールド]]の[[炎族]]の[[元々の攻撃力]]に応じた[[バーン]]」のうちどちらか一方を行う[[効果]]を持つ。~

 1つ目は[[ヴォルカニック]][[モンスター]]の[[サーチ]]か[[リクルート]]。~
 [[リクルート]]を行った場合、その[[モンスター]]は[[エンドフェイズ]]に[[バウンス]]される。~
 対応先には[[サーチャー]]である[[《ヴォルカニック・トルーパー》]]や[[《ヴォルカニック・ロケット》]]が含まれるため、それらを通して[[魔法・罠カード]]を含む全種の[[ヴォルカニック]]や[[ブレイズ・キャノン]]も間接的に[[サーチ]]範囲に含めることができる。~
 また、この2種は[[召喚]]・[[特殊召喚]]両方で[[サーチ]][[効果]]を使えるため、[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[リクルート]]して即[[バウンス]]→次の[[自分]][[ターン]]に[[召喚]]という流れで2枚の[[サーチ]]が可能。~
 この[[カード]]で直接[[サーチ]]することも可能なのだが、上記の通り[[サーチャー]]の[[リクルート]]を介した方が[[サーチ]]範囲も[[アドバンテージ]]面でも優秀なので基本的には[[リクルート]]を選ぶことになるか。~
 その他の[[リクルート]]先としては[[《ヴォルカニック・デビル》]]も有力。~
 あちらを[[バトルフェイズ]]に奇襲的に[[リクルート]]することで、[[攻撃]]強制[[効果]]と[[戦闘破壊]]した場合の[[効果]]に繋げられる。~
 [[《ヴォルカニック・エンペラー》]]も(1)はこの[[効果]]での[[特殊召喚]]では[[発動]]できないが、(2)による[[バーン]]が可能で[[特殊召喚]]を何度も行う[[相手]]には有効に働く。~
// [[耐性]]持ちの[[除去]]したい[[モンスター]]がいるなら、[[《ヴォルカニック・クイーン》]]を[[リクルート]]して[[手札]]に戻ったそれで[[リリース]]してしまうのもいいだろう。~
//クイーン使いたいなら直接サーチするかトルーパーをリクルートして間接的にサーチした方が速い

 実際に[[《ヴォルカニック・デビル》]]との[[コンボ]]を使用しなくても、[[バトルフェイズ]]中に[[《ヴォルカニック・デビル》]]が突如[[リクルート]]される可能性があるというだけで警戒させられ、存在するだけで意味のある[[カード]]と言えるだろう。~
 [[相手]]がこの[[カード]]を警戒して高[[攻撃力]][[モンスター]]を出せば、[[自爆特攻]]から[[《ヴォルカニック・カウンター》]]の[[バーン]]を狙うこともできる。~

 2つ目は[[炎族]][[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]を参照した[[バーン]]。~
 [[自分]][[モンスター]]では[[ダメージ]]が半減されてしまうため、1000以上を狙おうとすると[[上級モンスター]]や[[エクストラデッキ]]のものが必要になる。~
 とは言え、[[《ヴォルカニック・エンペラー》]]からこの[[カード]]を[[サーチ]]して[[発動]]するだけで1550[[ダメージ]]になるので、あちらの[[効果]]との相性の良さも合わせ十分に役割は持てる。~
 [[相手]][[モンスター]]であれば半減されないが、[[汎用性]]の高い[[炎族]]は少ないため、[[相手]]依存で満たすのは厳しい。~
 能動的に[[相手]]の[[炎族]]を参照するなら[[《ヴォルカニック・クイーン》]]や[[《ファイヤー・エジェクション》]]を使うことになる。~
 [[種族を変更する効果を持つカード>《DNA改造手術》#list]]と組み合わせることでも[[バーン]]先を作ることができ、[[相手]]の[[位置>カードの位置]]に依存してしまうが、[[《リプロドクス》]]と[[コンボ]]することも考えられる。~

-「エミッション(Emission)」とは、「熱・光を放射・放出すること、もしくはその放出された物」を意味する。~
1つ目が[[ヴォルカニック]]を[[デッキ]]から放出させる様子、2つ目が[[対象]]にした[[炎族]]から熱を放出させてその熱で[[効果ダメージ]]を与えるというイメージだろう。~
[[バーン]]半減の[[デメリット]]は、[[相手]]が火元となる[[炎族]]から離れていることを意識したものか。~
--アニメGXで[[ヴォルカニック]]を使用したオブライエンは「ミッション(Mission)」という台詞を使っており、それを意識したとも考えられる。

-[[イラスト]]の2体は、[[《ヴォルカニック・デビル》]]は1つ目の[[効果]]と、[[《ヴォルカニック・クイーン》]]は2つ目の[[効果]]と相性が良く、意図的な選出であろう。~
この2体はアニメGXではオブライエンの両親に重ねられており(詳細は[[《ヴォルカニック・クイーン》]]参照)、これも意識されたと思われる。~

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ヴォルカニック]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ヴォルカニック・デビル》]]
-[[《ヴォルカニック・クイーン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−爆炎のデュエリスト編−]] DP28-JP023

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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//タグの記述は、必要になったタイミングで他のページを参考に追加してください
//※※重要※※
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//効果等が全て明らかになるまでタグは入力しないようお願いします。コメントアウトにしてもタグとしての機能がなくなるわけではありませんので、COではなく「記述しない」ようお願いします。
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