*《ヴォルカニック・デビル/Volcanic Doomfire》 [#n1afdf74]
 効果モンスター
 星8/炎属性/炎族/攻3000/守1800
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に表側表示で存在する「ブレイズ・キャノン−トライデント」を
 墓地に送った場合に特殊召喚する事ができる。
 相手ターンのバトルフェイズ中に相手フィールド上に
 攻撃表示モンスターが存在する場合、
 相手プレイヤーはこのカードに攻撃をしなければならない。
 このカードがモンスターを破壊し墓地へ送った時、
 相手フィールド上のモンスターを全て破壊し、
 相手ライフに1体につき500ポイントダメージを与える。

 [[FORCE OF THE BREAKER]]で登場した[[炎属性]]・[[炎族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[手札]]から自身を[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]、[[相手]]に[[攻撃]]を強いる[[永続効果]]、[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]し、[[相手]][[ライフ]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

 [[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]を[[墓地に送る]]ことで[[特殊召喚]]できる。~
 [[ブレイズ・キャノン]]は集めやすいとはいえ、[[特殊召喚]]するためには合計3枚の[[カード]]を消費しなければならないため、気軽には出せないだろう。~
 一度[[特殊召喚]]すれば[[蘇生]]・[[帰還]]が可能になる点は救い。~

 1つ目の[[効果]]は、[[相手]]に[[攻撃]]を強要するというもの。~
 [[相手]]が[[バトルフェイズ]]を行わなければ[[効果]]が発揮されないので、[[効果]]が活きる場面はほとんど無い。~
 [[相手]]の[[バトルフェイズ]]に[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《異次元からの帰還》]]を[[発動]]することで、この[[効果]]を活かすことができる。~
 [[相手]][[モンスター]]を返り討ちにした上、2つ目の[[効果]]で[[相手]]の場を一掃できればしめたものである。~

 2つ目の[[効果]]は、[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]とする[[全体除去]]。~
 性質上、[[相手]]が[[モンスター]]を大量に展開している時に真価を発揮する。~
 [[効果]]を[[発動]]できれば[[相手]]の場を無防備にできるため、後続の[[モンスター]]で[[ダメージ]]を与えやすくなる。~
 なお、[[《マジック・ランプ》]]の[[効果]]によって[[自分]]の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した場合でも、[[相手]][[モンスター]]は全滅する。~

 [[《ファイヤー・ソウル》]]の[[効果]]で[[除外]]すれば、[[相手]]に1500[[ダメージ]]を与えることができる。~
 [[《ファイヤー・ソウル》]]の[[効果]]で[[除外]]できる[[モンスター]]の中では最高の[[攻撃力]]を持っているため、[[除外]]用と割り切って運用するのもいいだろう。~

-[[種族]]以外の[[ステータス]]は、[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]と同じ。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいてオブライエンが使用する彼の切り札。~
「十代vsオブライエン」戦において《ヴォルカニック・フォース》から[[特殊召喚]]することで[[《E・HERO ワイルドマン》]]を返り討ちにし、勝負を決めるはずだったのだが、代わりに[[《クレイジー・ファイヤー》]]が使用された。~
その後、異次元の扉を開くためのエース[[カード]]として[[召喚]]された。~
傍らに[[《ウォーター・ドラゴン》]]がいたのだが…~
~
[[デュエル]]での初登場は「オブライエンvs[[スカルビショップ>《スカルビショップ》]]」戦。~
[[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]を[[墓地に送り>墓地に送る]][[特殊召喚]]された。~
[[罠カード]]《ヴォルカニック・マイン》により[[相手]]の場を「ボムトークン」で埋め、[[《ライカン・スロープ》]]を[[戦闘破壊]]、[[効果ダメージ]]で[[フィニッシャー]]となる。~
「覇王十代vsオブライエン」戦においても正規の方法で[[特殊召喚]]され、[[《E−HERO ヘル・スナイパー》]]を[[戦闘破壊]]し、反撃の狼煙を上げた。~
最終的に[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]に[[攻撃]]するが、[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]に返り討ちにされる。~
「オブライエンvsミスターT」戦では、[[魔法カード]]《ビッグ・ヴォルケーノ》で増えた[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]して[[効果]]による[[ダメージ]]で[[フィニッシャー]]になる予定だった。~
しかし、[[攻撃対象]]を[[《ヴォルカニック・クイーン》]]に誘導され、[[罠カード]]《ヴォルカニック・カース》の[[発動]]によって返り討ちにされる。~
[[攻撃]]名は「ヴォルカニック・キャノン」、[[効果]]名は「ヴォルカニック・チェーン」。~

--アニメGXに登場した[[永続魔法]]《ヴォルカニック・ウォール》と[[罠カード]]《ヴォルカニック・カース》の[[イラスト]]に確認できる。

--アニメ5D'sにおいて、ライディングデュエルをしているDホイーラーが使用している。~
ライディング[[デュエル]]中では「&ruby(スピードスペル){Sp};−」と名の付いた[[魔法カード]]以外の[[魔法カード]]を[[発動]]すると[[ダメージ]]を受けてしまうというのに、よく[[特殊召喚]]したものである。~
アニメでは[[罠カード]]《ヴォルカニック・フォース》による[[特殊召喚]]が可能のままなのかもしれないが、《ヴォルカニック・フォース》の[[発動]]にも[[フィールド]]上の[[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]が必要となるはずである。~
カード名を[[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]として扱うカードがあったのだろうか。~
また、公式サイトのデュエルワンポイントレッスンにおいて[[炎族]]代表としてアニメ版の[[カード]]が掲載されている。~
ここに掲載されているものはOCGと[[召喚条件]]が異なり、「この[[カード]]は[[通常召喚]]できず、《ヴォルカニック・フォース》の[[効果]]でのみ[[特殊召喚]]する事ができる。」と記されている。

--作中での[[召喚]]専用[[カード]]を[[内蔵]]した形でのOCG化となった[[カード]]は、他には[[《ダークネス・ネオスフィア》]]・[[《混沌幻魔アーミタイル》]]・[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]・[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]が存在する。

--劇場版『超融合!〜時空を越えた絆〜』における[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]は、この[[カード]]の後半の[[効果]]に近いものを持っていた。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]では対戦相手として登場。~
使用する[[デッキ]]は勿論[[【ヴォルカニック・バーン】]]。
--[[DUEL TERMINAL]]ではオブライエンが使用。~
最初のステージではデスティニースキャンでのみ登場するが、EXステージでは普通に使用することがある。~
なお、グラフィック画面では画面を切り裂く演出がある。~

**関連カード [#s3f3791d]
-[[ヴォルカニック]]

-[[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]

-[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]

-[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]

-[[《アース・グラビティ》]]
-[[《アマゾネスの弩弓隊》]]
-[[《立ちはだかる強敵》]]

**収録パック等 [#u41c3262]
-[[FORCE OF THE BREAKER]] FOTB-JP008 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[MASTER COLLECTION Volume 3>パックパッケージ#f91718ad]] MC3-JP004 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#t8de9dc1]
Q:[[蘇生]]・[[帰還]]は可能ですか?~
A:[[蘇生制限]]をクリアしていれば可能です。

Q:[[手札]]から[[《火口に潜む者》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]できますか?~
A:この[[モンスター]]は[[特殊召喚モンスター]]です。~
  正規手順以外では[[蘇生制限]]をクリアした[[蘇生]]・[[帰還]]以外で[[召喚]]できません。

Q:[[相手]][[フィールド]]上にこの[[カード]]が2体以上存在する場合、どの[[モンスター]]を[[攻撃]]すればいいのですか?~
A:[[コントローラー]]である[[相手]]がどちらの《ヴォルカニック・デビル》に対して[[攻撃]]をさせるか選択して、[[自分]]はその選択したの方の《ヴォルカニック・デビル》を[[攻撃]]しなければいけません。(10/09/03)

Q:[[相手]][[フィールド]]上にこの[[カード]]が存在する場合、[[自分]]の[[《サブマリンロイド》]]は[[直接攻撃]]できますか?~
A:できません。この[[モンスター]]を[[攻撃]]しなければなりません。

Q:[[相手]][[モンスター]]が複数存在し、このカードの効果で[[破壊]]する場合その中に[[《ネオス・ワイズマン》]]等が含まれ[[モンスター]]を全て[[破壊]]する処理ができなかった場合、残りの[[破壊]]した[[モンスター]]1体につき500ポイント[[ダメージ]]を与える処理は行われますか?~
A:はい、[[ダメージ]]を与える処理は有効です。(10/07/28)