*《ヴォルカニック・バレット/Volcanic Shell》 [#ocbc9d81]
 効果モンスター
 星1/炎属性/炎族/攻 100/守   0
 このカードが墓地に存在する場合、
 自分のメインフェイズ時に500ライフポイントを払う事で、
 自分のデッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える。
 この効果は1ターンに1度しか発動できない。

 [[FORCE OF THE BREAKER]]で登場した、[[炎属性]]・[[炎族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[デッキ]]から[[同名カード]]を[[サーチ]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[墓地]]に落ちれば500[[ライフポイント]]で[[手札]]を増強できるので、[[手札コスト]]に最適な[[カード]]である。~
 1枚でも[[墓地]]に送れば、それが[[除外]]されない限り芋づる式に3枚目まで揃えることができる。~
 2枚目を[[ドロー]]してしまうと[[効果]]が活きないので、[[デッキ圧縮]]も兼ねて早めに集めたい。~

 [[フィールド]]に[[セット]]すれば、補充の利く[[壁]]として使う事もできる。~
 その都度500[[ライフ]]を支払う事になるが、[[直接攻撃]]を受けるよりはいいだろう。~
 また、[[カード]]を消費することなく[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]を[[除去]]したり、[[《光と闇の竜》]]の[[ステータス]]を下げることができる。~
 [[ステータス]]は最低レベルだが、[[汎用性]]は高い。

 [[【ヴォルカニック・バーン】]]では[[《ブレイズ・キャノン》]]の弾丸として、重要な役割を果たす。~
 [[《スナイプストーカー》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《天罰》]]等の[[手札コスト]]も支払いやすくなる。~
 また、[[《ファイヤー・ウォール》]]の[[除外]][[コスト]]にしても良い。~
 [[《貪欲な壺》]]・[[《ヴォルカニック・チャージ》]]・[[《転生の予言》]]で[[デッキ]]に戻して再利用するのも有効である。~
 [[【暗黒界】]]や[[【パーミッション】]]など、[[手札]]を[[捨てる]]機会が多い[[デッキ]]への採用が検討できる。~
 また、[[《ゾンビ・マスター》]]の[[手札コスト]]や[[《怨念の魂 業火》]]の[[特殊召喚]]サポート役をこなせる[[アンデット族]]とも相性が良い。~
 他には、[[【やりくりターボ】]]で使用されることもある。~
 [[墓地]]に一枚だけ残しておけば、[[デッキ]]に戻してもすぐに[[手札]]に[[加える]]ことが出来る。~
 また[[【クイックダンディウォリアー】>【シンクロン】#v2549ad8]]への投入も考えられる。~
 [[《ワン・フォー・ワン》]]や[[《クイック・シンクロン》]]、[[《ドリル・ウォリアー》]]等、[[手札コスト]]として利用できる。~
 [[《サンダー・ドラゴン》]]でも同じ事が出来るが、こちらは[[レベル]]1のため場合によっては[[召喚]]して[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]微調整に使用できるのが利点である。~

-同様に[[手札コスト]]として使われる [[《サンダー・ドラゴン》]]と比較すると、以下の点が異なる。
>
+[[《サンダー・ドラゴン》]]は2枚分、《ヴォルカニック・バレット》は3枚分の[[手札コスト]]にできる。
+[[《サンダー・ドラゴン》]]は1度の[[サーチ]]枚数、[[ハンド・アドバンテージ]]で勝る。
+《ヴォルカニック・バレット》は[[サーチ]]の際、[[ライフコスト]]が必要となる。
+[[《サンダー・ドラゴン》]]は[[上級モンスター]]であるため、いざという時に[[壁]]にすることができない。

-初手にこの[[カード]]が重複すると[[効果]]を役立てる事が難しいので投入の際は覚悟しておく事。~
[[《打ち出の小槌》]]・[[《カードトレーダー》]]・[[《リロード》]]・[[《ゴブリンのやりくり上手》]]で強引に[[デッキ]]に戻してしまうのも手である。~
[[手札]]に[[サーチ]]した後、[[《カードトレーダー》]]で[[デッキ]]に戻せば擬似的な2枚[[ドロー]]も出来る。~

-「バレット」(bullet)とは英語で「弾丸」のこと。(実は正しい発音は「ブレット」だったりするのだが。)~
上記のとおり[[《ブレイズ・キャノン》]]の弾丸となるからであろう。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsオブライエン」でオブライエンが使用。~
[[《ブレイズ・キャノン》]]の弾丸として[[射出]]し[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を[[破壊]]しようとしたが、[[《融合解除》]]によって避けられてしまう。~
続いて[[墓地]]で[[効果]]を[[発動]]し、次弾で[[《E・HERO バーストレディ》]]を[[破壊]]した。~
「vsミスターT(オブライエンの父に擬態)」戦では、ミスターTが[[永続魔法]]《ヴォルカニック・ウォール》の[[効果]]で[[デッキ]]から[[墓地に送った>墓地に送る]]。~
いずれの戦いでも、[[《ファイヤー・ウォール》]]の[[コスト]]として[[除外]]されている。~
[[ライフポイント]]4000のアニメルールでは500ポイントの[[ライフコスト]]も厳しいのか、《ヴォルカニック・バレット》の[[効果]]を[[発動]]可能な状況であってもあまり[[発動]]されなかった。~

**関連カード [#p0e00325]
-[[ヴォルカニック]]

―[[手札コスト]]として便利な[[カード]]~
//―[[手札コスト関連>手札コスト]]~
-[[《サンダー・ドラゴン》]]  
-[[《ジェムナイト・フュージョン》]]
//-[[《ヴォルカニック・バレット》]]  
-[[《おジャマジック》]]  
-[[《神剣−フェニックスブレード》]]

―《ヴォルカニック・バレット》の姿が見れるカード
-[[《ブレイズ・キャノン》]]

**収録パック等 [#qa4fab52]
-[[FORCE OF THE BREAKER]] FOTB-JP009 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]] DT12-JP001

**FAQ [#g9c73265]
Q:[[墓地]]にある「《ヴォルカニック・バレット》A」の[[効果]]を[[発動]]し、「《ヴォルカニック・バレット》B」を[[手札]]に加えました。~
  同一[[ターン]]中にこの「《ヴォルカニック・バレット》B」を[[墓地]]に送った場合、その[[ターン]]に「《ヴォルカニック・バレット》B」の[[効果]]を使い「《ヴォルカニック・バレット》C」を[[手札]]に加えられますか?~
A:はい、可能です。

Q:[[デッキ]]に《ヴォルカニック・バレット》が存在しないと判明している状態で[[墓地]]の《ヴォルカニック・バレット》の[[効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ。できません。(08/04/07)~

Q:この[[カードの発動]]に[[《D.D.クロウ》]]を[[チェーン]]され、この[[カード]]を[[除外]]された場合は、[[効果解決時]]に[[デッキ]]から《ヴォルカニック・バレット》を[[加える]]事はできますか?~
A:いいえ。できません。(08/11/01)~