*《&ruby(アスラ){阿修羅};/Asura Priest》 [#jbf14c02]
 スピリットモンスター
 星４/光属性/天使族/攻1700/守1200
 このカードは特殊召喚できない。
 召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
 相手フィールド上の全てのモンスターに１回ずつ攻撃をする事ができる。

　[[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した、[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~
　[[スピリット]]の一体であり、[[特殊召喚]]できない[[召喚ルール効果]]と、[[エンドフェイズ]]に自身を[[バウンス]]する[[誘発効果]]、[[全体攻撃]]する[[永続効果]]を持つ。~

　その[[効果]]によって、[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]を一気に殲滅することができる。~
　[[《スケープ・ゴート》]]からの[[トークン]]や[[リクルーター]]も完全に潰すことができる。~
　[[【スピリット】]]では[[下級>下級モンスター]][[スピリット]]の主力として運用される。~
　[[【追い剥ぎハンデス】]]では[[《追い剥ぎゴブリン》]][[発動]]時に大量[[手札破壊]]を狙うことも可能。~
　[[《八汰烏》]]と[[《月読命》]]が[[禁止カード]]となっている現在、[[スタンダード]]でも使える数少ない[[スピリット]]である。~

　一部のカードへの[[メタ>メタカード]]という面では、[[《王虎ワンフー》]]の[[相互互換]]と見ることができる。~
　どちらも[[《スケープ・ゴート》]]・[[リクルーター]]・[[ガジェット]]の対策として起用されることが多いためである。~
　[[《王虎ワンフー》]]は[[召喚]]を封じる事前対策、この[[カード]]は[[召喚]]後に対処する事後対策として使える。~
　見方によっては[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と[[《氷帝メビウス》]]のような関係と見ることもできるだろう。~
//現環境で流行している[[【除去ガジェット】]]への対策として用いられることも多い。~

　[[《ビッグバン・シュート》]]か[[《Ｈ−ヒートハート》]]を併用して[[羊トークン]]４体を[[破壊]]する事で、[[１ターンキル]]ができてしまうギミックを持つ。~
　同様の[[コンボ]]は他の[[全体攻撃]]、[[連続攻撃]][[モンスター]]でも可能。~

-[[《クレボンス》]]や[[《ライトロード・バリア》]]などで[[攻撃]]が[[無効]]にされた場合、その[[攻撃対象]]の[[モンスター]]に再び[[攻撃]]を行うことは''できない''(FAQ参照)。
--08/07/11までの裁定では再び[[攻撃]]できることになっていた。
// 全体攻撃関連のカードの裁定を確認しなければならないかもしれません。

- [[《オネスト》]]と組めば[[相手]][[フィールド]]に高[[攻撃力]]の[[モンスター]]が何体並んでいようとほぼ一掃できる。~
その際は[[攻撃]]する順番を間違えないようにしよう。

-2006年度の世界大会決勝戦ではこのカードが[[キーカード]]となり、イタリア代表選手を見事優勝へと導いた。

-原作・アニメにおいて―~
アニメDM｢乃亜編｣の｢遊戯vs乃亜｣戦において乃亜が使用。~
[[《天界王 シナト》]]では[[戦闘破壊]]できない[[《翻弄するエルフの剣士》]]と[[裏側守備表示]][[モンスター]]を倒し、とどめを刺そうとしたが…。~
攻撃名は｢地獄の千手剣｣。~

--アニメGXの第111話で一般生徒が使用している。~
アニメDMでは大量の剣を飛ばして[[攻撃]]していたのに対し、この時はパンチで[[攻撃]]している。~
もっとも、其方の方が自然なわけであるが…。~

-神話・伝承において―~
モチーフとなっているのは仏教における「（天竜）八部衆」の一尊、「阿修羅」。~
「阿修羅」とは古代インド神話におけるアスラが仏法の守護神として取り込まれ、中国に伝来した際に当てられた字であり、その起源は古代インド神話の中のアスラ神族にまで遡ることができる。~
ちなみに初期の古代インド神話には、アスラ神族と対を成す神々として[[デーヴァ>《テーヴァ》]]神族が存在する。

**関連カード [#nc9ea90d]
-[[スピリット]]

-[[《Ａ・Ｏ・Ｊ サウザンド・アームズ》]]
-[[《神機王ウル》]]
-[[《ジュラック・モノロフ》]]

-[[《ヴァリュアブル・アーマー》]]

-[[《究極恐獣》]]
-[[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]

-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ワイルドジャギーマン》]]
-[[《スーパービークロイド−ステルス・ユニオン》]]

-[[《拡散する波動》]]

―《阿修羅》の姿が見られる[[カード]]
-[[《スピリット・バーナー》]]

**収録パック等 [#l9b2e019]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP183
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-064 &size(10){[[Rare]]};
-[[Mythological Age −蘇りし魂−]] MA-23 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#vf379f3d]
Ｑ：このカードが[[《キラー・トマト》]]などの[[リクルーター]]を倒した場合、新たに[[召喚]]された[[モンスター]]を[[攻撃]]できますか？~
Ａ：はい、[[攻撃]]できます。

Ｑ：このカードの[[攻撃]]が[[《魔法の筒》]]や[[《ネクロ・ガードナー》]]で[[無効]]にされました。[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在していれば、その[[ターン]]にまた[[相手]][[モンスター]]を[[攻撃]]できますか？~
Ａ：%%[[攻撃]]を[[無効]]にされた場合、別の[[モンスター]]にのみ[[攻撃]]できます。再度同一の[[モンスター]]には[[攻撃]]できません。(08/12/17)%%~
　　[[調整中]]（09/06/27）
Ａ：[[攻撃]]を[[無効]]にされた場合、別の[[モンスター]]にのみ[[攻撃]]できます。再度同一の[[モンスター]]には[[攻撃]]できません。(09/07/01)~

Ｑ：[[相手]][[フィールド]]上に３体の[[モンスター]]がいる時、２体だけを[[攻撃]]することができますか？~
Ａ：はい、できます。

Ｑ：このカードで[[相手]][[プレイヤー]]に[[ダイレクトアタック]]をした時に、[[《冥府の使者ゴーズ》]]が[[特殊召喚]]された場合、このカードで[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[冥府の使者カイエントークン]]を[[攻撃]]することは出来ますか？~
Ａ：いいえ、できません。[[直接攻撃]]の後は[[モンスター]]を[[攻撃]]できません。(07/05/03)