*《&ruby(あくま){悪魔};の&ruby(ていさつしゃ){偵察者};/Hiro's Shadow Scout》 [#xdccce3d]
 効果モンスター
 星2/闇属性/悪魔族/攻 650/守 500
 リバース:相手はカードを3枚ドローする。
 ドローしたカードをお互いに確認し、その中に魔法カードがあった場合、
 その魔法カードを全て墓地に捨てる。

 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[ステータス]]は心許ないが、[[相手]]に[[ドロー]]を行わせる[[リバース効果]]を持つ。~

 通常ならば[[相手]]は最大で3枚そして最小で0枚の[[ドロー]]をし、[[ピーピング]]が出来る他、こちらの利益は少ない。~
 そのため、この手のカードでは[[《強制転移》]]や[[《死のマジック・ボックス》]]との[[コンボ]]を使用することになる。~
 [[裏側守備表示]]のこのカードの[[コントロール]]を[[相手]]に移し、[[リバース]]させ[[自分]]が利益を得る。~
 このカードの[[守備力]]は非常に低いため、[[戦闘での破壊>戦闘破壊]]も楽にできるだろう。~
 ただし、[[自分]]に利益をもたらす場合には、[[相手]]に[[ピーピング]]される他、[[魔法カード]]を[[捨てる]]ことが[[デメリット]]となる。~
 そのため、[[デッキ]]構築や運に左右されやすく安定した[[ドロー]]は行えない。~

 同様のカードに[[《大盤振舞侍》]]や[[《悪魔の調理師》]]が存在するので、[[デッキ]]によって選択すると良い。~
 しかし、用途も運用方法もかなり異なってくるので、別物と考えたほうがいい。~
 また、上記の2枚と違い、必要ない時に[[セット]]した場合も[[効果]][[発動]]の可能性がある。~
 [[攻撃表示]]で出すのも手だが、余計な[[ダメージ]]は避けたい所。~

 一応、[[デッキ破壊]]要員として使うこともできる。~
 [[相手]]が強力な[[魔法カード]]を[[ドロー]]し[[墓地に捨てる]]ことができれば儲けものである。~
 しかし、単に[[デッキ破壊]]を目的に使うならば、素直に[[《ニードルワーム》]]を使った方がよい。~
 [[相手]]の[[手札]]が膨れ上がるのを利用して[[《手札抹殺》]]、[[《大暴落》]]と繋げて[[デッキ破壊]]を狙うのも手だが、そう上手くカードが揃うとも限らない上に、後者は[[発動]]できるタイミングが非常に狭く[[腐る]]危険性も高いのであまり有効とはい言えない。~

-[[レベル]]2・[[闇属性]]・[[悪魔族]]で、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]にも出来るため[[天魔神]]を中心とする[[デッキ]]では採用の余地がある。~
-[[レベル]]2・[[闇属性]]・[[悪魔族]]で、[[天魔神]]を中心とする[[デッキ]]では採用の余地がある。~
しかし、[[相手]]に[[ハンド・アドバンテージ]]を与えやすいこのカードは、他の同条件のカードに比べやや単体では扱いにくい感がある。~

-[[《ニードルワーム》]]と異なり「[[ドロー]]」させるので、このモンスターで[[デッキ切れ]]勝利をする事ができる。→[[【カオスループ】]]

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「海馬vsビッグ5(大門)」戦において大門が使用。~
[[《スピア・ドラゴン》]]に倒される事で[[効果]]を[[発動]]し、海馬の[[《マジック・ガードナー》]]と[[《ダブルトラップ》]]を捨てさせた。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「上級悪魔がまわりの偵察に使う使い魔」と書かれている。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《大盤振舞侍》]]
-[[《悪魔の調理師》]]
-[[《電動刃虫》]]

-[[《バビロン》]]

-[[《ゴブリン偵察部隊》]]

-[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]

**収録パック等 [#c2d121c9]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP012
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-014
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-42
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-24 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ [#w1faca51]
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//A: