*《&ruby(あくまりゅう){悪魔竜};ブラック・デーモンズ・ドラゴン/Archfiend Black Skull Dragon》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星９/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500
 レベル６「デーモン」通常モンスター＋「レッドアイズ」通常モンスター
 自分は「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
 (1)：このカードが戦闘を行う場合、
 相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
 (2)：融合召喚したこのカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
 自分の墓地の「レッドアイズ」通常モンスター１体を対象として発動できる。
 墓地のそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
 その後、そのモンスターをデッキに戻す。
//英語名：http://www.yugioh-card.com/uk/events/sneak_core.html

　[[クラッシュ・オブ・リベリオン]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[融合モンスター]]。~
　[[戦闘]]時に[[相手]]の[[カードの効果]]の[[発動]]を封じる[[永続効果]]、[[戦闘]]を行った[[バトルフェイズ]]終了時に[[墓地]]の[[レッドアイズ]]の[[元々の攻撃力]]分の[[バーン]][[ダメージ]]を与え、それを[[デッキ]]に戻す[[誘発効果]]を持つ。~

　[[融合素材]]に２種類の[[通常モンスター]]を指定しており、その両方が[[上級>上級モンスター]]以上である。~
　[[《真紅眼の凶雷皇−エビル・デーモン》]]はそのどちら側としても[[融合素材]]に使用できる。~

　[[《真紅眼融合》]]を用いて[[デッキ]]から[[融合素材]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[融合召喚]]する場合、使用できるのは[[《デーモンの召喚》]]または[[《タルワール・デーモン》]]と[[《真紅眼の黒竜》]]の組み合わせのみ。~
　[[デュアルモンスター>デュアル]]である[[《真紅眼の黒炎竜》]]・[[《真紅眼の凶雷皇−エビル・デーモン》]]は、[[フィールド]]・[[墓地]]に存在する場合にしかこの[[カード]]の[[融合素材]]にはできない。~

　[[ドラゴン族]]なので[[《龍の鏡》]]による[[墓地融合]]も可能だが、[[墓地]]に[[レッドアイズ]][[通常モンスター]]が存在しなければ(2)の[[バーン]][[効果]]は使用できないため、相性はあまり良くない。~
　ただし、この[[カード]]の[[融合素材]]で[[《始祖竜ワイアーム》]]を[[融合召喚]]することもできるので、[[デッキ]]ギミックで見た場合には共存できる。~
　[[手札融合]]を狙う場合は、[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[エクストラデッキ]]に入れることで、[[《融合準備》]]・[[《融合徴兵》]]・[[《召喚師のスキル》]]等で、[[《デーモンの召喚》]]・[[《真紅眼の黒竜》]]を[[サーチ]]できる。~

　(1)の[[効果]]は[[戦闘]]中の[[カードの発動]]制限で、[[相手]]から[[攻撃]]される場合も有効であり、高い[[攻撃力]]を遺憾なく発揮できる。~
　優秀な[[戦闘]]補助[[カード]]の多くは[[攻撃宣言]]から[[ダメージ計算]]の間に[[適用]]されるため、[[戦闘]]で倒される可能性は少ないだろう。~
　(2)の[[効果]]とも噛み合っており、[[《バトルフェーダー》]]等の妨害や、厄介な[[除去]][[効果]]を持つ[[カード]]を無視して、(2)の[[効果]]を通すことができる。~
　しかし、[[フリーチェーン]]や[[メインフェイズ]]の[[除去]]には一切の[[耐性]]がなく、過信はできない。~
　特に[[《真紅眼融合》]]を使用して[[融合召喚]]した場合、[[召喚]]反応型[[罠カード]]等で[[除去]]されてしまうと、その[[ターン]]中のリカバリーはほぼ不可能である。~
　[[相手]]の[[伏せカード]]には細心の注意を払いたい。~
//　もっとも、[[レッドアイズ]][[デッキ]]ならば、[[破壊]]される分には[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]がフォローしてくれる。~
//　[[バウンス]]等には細心の警戒をしておきたいところ。~

　(2)の[[効果]]は、[[バトルフェイズ]]終了時の[[バーン]]と[[デッキ]]への[[サルベージ]]である。~
　2400以上の[[ダメージ]]を狙えるので引導[[火力]]としても十分であり、[[融合素材]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで、[[《伝説の黒石》]]や次なる[[《真紅眼融合》]]への布石となる。~
　反面、[[墓地]]から[[融合素材]]を[[蘇生]]させる場合は[[デメリット]]になるため使いどころが難しく、[[発動]]タイミングの遅さも難点である。~
　[[サルベージ]][[対象]]には[[レッドアイズ]][[デュアルモンスター>デュアル]]も選択できるが、[[《真紅眼融合》]]との兼ね合い等を考慮すると、[[デッキ]]に[[戻す]]意義は薄い。~
　基本的には、[[通常モンスター]]の[[《真紅眼の黒竜》]]を選ぶとよいだろう。~

　なお、どちらの[[効果]]も[[戦闘]]に関係するため、[[《真紅眼融合》]]から[[《黒炎弾》]]を[[発動]]する[[コンボ]]の場合、その[[ターン]]は[[バニラ]]同然となってしまう。~
　併用する際には両者の役割をはっきりさせた上で使い分けたい。~

-公式DBの(15/04/24)付けFAQに、「[[《真紅眼融合》]]の[[効果]]で《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》を[[特殊召喚]]した場合、その[[ターン]]に他の[[カード]]で別の《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できるか？」という趣旨のものがある。~
回答は「[[フィールド]]で[[《真紅眼の黒竜》]]になるとしても、[[エクストラデッキ]]から[[《真紅眼の黒竜》]]を[[特殊召喚]]した扱いにはならず、同一[[ターン]]に《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》を[[特殊召喚]]できない」となっている。~
だが、[[《真紅眼融合》]]の制約上、そもそも「他の[[特殊召喚]]を行う[[カード]]」を[[発動]]すること自体が基本的にできない。~
なお、[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ダイヤモンドガイ》]]で[[《真紅眼融合》]]を[[発動]]した場合であれば、この状況を再現可能である。

-[[カード名]]や[[ステータス]]、[[融合素材]]からすると、[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[リメイクカード>リメイク]]なのだろう。~

--原作では[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]登場時のセリフで「悪魔竜 ブラック・デーモンズ・ドラゴン」と呼称されており、[[カード名]]はこれに由来しているのだろう。~
なお、[[攻撃力]]と併記された部分では「悪魔竜」が書かれていないため、正式名称かどうかは不明。~
「&ruby(ミレニアム・ブック){千年の書};」では、[[カード名]]が《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》とされている。

--[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]が登場した遊戯王DM第21話のタイトルも「悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン」であった。

-[[融合素材]]の[[レベル]]を指定している極めて珍しい[[融合モンスター]]。~
[[《Ｅ−ＨＥＲＯ マリシャス・デビル》]]以来となる。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[デーモン]]
-[[レッドアイズ]]

-[[《幻層の守護者アルマデス》]]

-[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]

―[[戦闘]]時に[[相手]]の[[効果]][[発動]]を封じる[[効果]]を持つ[[カード]]は[[《ジェムナイト・マディラ》]]を参照。~

//―《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**融合素材に使用できるカード [#list]
-[[デーモン]]
--[[《デーモンの召喚》]]
--[[《タルワール・デーモン》]]
--[[ナイトメア・デーモン・トークン]]

-[[レッドアイズ]]
--[[《真紅眼の黒竜》]]
--[[《真紅眼の黒炎竜》]]（[[デュアル]]）

-上記どちらにも対応
--[[《真紅眼の凶雷皇−エビル・デーモン》]]（[[デュアル]]）

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【真紅眼の黒竜】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[クラッシュ・オブ・リベリオン]] CORE-JP048 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Ｑ：[[融合召喚]]されたこの[[カード]]が[[裏側表示]]になり、その後[[表側表示]]になり[[戦闘]]を行った場合でも(2)の[[効果]]を[[発動]]する事ができますか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(15/04/24)

Ｑ：[[融合召喚]]されたこの[[カード]]が[[戦闘]]を行いその後その[[バトルフェイズ]]中に[[裏側表示]]になり、同じ[[バトルフェイズ]]中にこの[[カード]]が[[表側表示]]になった場合、(2)の[[効果]]を[[発動]]する事ができますか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]できません。(15/04/24)

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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