*《&ruby(あんぜんちたい){安全地帯};》 [#c43d02f4]
 永続罠
 フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
 選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
 戦闘及び相手の効果では破壊されない。
 また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
 このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
 そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[EXTREME VICTORY]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[モンスター]]に極めて強力な[[耐性]]を持たせる[[効果]]と[[直接攻撃]]できない[[デメリット]]、そして、このカード自身の[[破壊]]という[[魔法・罠除去]]に弱くなる[[デメリット]]を持たせる[[効果]]を持つ。

 [[戦闘破壊]]も、[[相手]]の[[効果]]による[[破壊]]もされなくなるというのは[[除去]]方法が多岐に渡る現在といえどもかなり強力であり、選択した[[モンスター]]を[[守備表示]]にすれば非常に強固な[[壁]]になる。~
 [[永続罠]]という点を活かし、[[破壊]]耐性のため[[《地砕き》]]等に[[チェーン]]発動して使うのも非常に有効。~

 また[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]の対象にさせない効果もあるので[[破壊]]以外の[[除去]][[《次元幽閉》]]や[[《サクリファイス》]]、あるいは[[《月の書》]]といった[[カード]]にも対抗できる。~
 ただし、こちらに関しては[[効果]]の[[無効]]化はないので[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]に[[チェーン]][[発動]]をしても無意味なのであらかじめの[[適用]]をしておこう。~

 [[直接攻撃]]できなくなる[[デメリット]]が存在するが、[[相手]][[モンスター]]が1体でも存在すればさほど気にならなくなり、高[[攻撃力]]の[[モンスター]]が安全に[[攻撃]]できるようになる。

 ただし、「[[魔法・罠カード]]の[[除去]]に弱くなる」という弱点ができることをしっかりと念頭に置きたい。~
 [[《魔導戦士 ブレイカー》]]等にあっさりと[[除去]]される可能性もある他、[[《裁きの龍》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]にも無力である。

 さらに「[[対象を指定>対象をとる(指定する)効果]]しない[[破壊]]以外の[[除去]]」にも注意が必要。~
 [[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を筆頭に[[《異次元の女戦士》]][[《N・グラン・モール》]]等、遭遇する機会は多い。~
 [[《強制転移》]]でコントロールを奪われることもあるので過信はできない。~
 ただ、コントロールが移っても[[自分]]の[[効果]](要はこの《安全地帯》を発動している側)ならその[[モンスター]]を[[破壊]]することはできるのでその点は勘違いしないように。~

 さらなる使い方として、[[相手]][[モンスター]]も[[表側攻撃表示]]ならば[[対象]]にすることができるのもポイント。~
 [[《サイクロン》]]や[[《ハリケーン》]]でこの[[カード]]が[[除去]]されそうになった時に使えば、[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]できる。~
 似たような[[カード]]に[[《ポールポジション》]]があるが、こちらは安定して[[相手]][[モンスター]]1体を狙うことができる。~
 この[[効果]]を[[【セルフ・バウンス】]]で活かす手もあるが、[[《ビッグバン・シュート》]]と役割が被るので、[[デッキ]]と相談して決めたい。~
 また、[[相手]]の[[直接攻撃]]を防ぐ事も可能。~
 [[破壊]]耐性に関しても、この「《安全地帯》[[発動]]している側」には制約が課せられず、[[相手]]の効果に対してだけなので、[[相手]]が[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]を対象できず[[破壊]]もできない一方、「[[発動]]している側」からはできるので覚えておこう。~

 相性のいい使い方としてはまず、[[《プロミネンス・ドラゴン》]]や[[《ワーム・リンクス》]]等、存在する[[ターン]]数がそのまま[[アドバンテージ]]に直結する[[モンスター]]に使ってやると[[相手]]としては処理に困る。~
 この[[カード]]の[[自壊]][[デメリット]]に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]に[[使用]]することで、ほぼ死角のない[[耐性]]を持たせることができる。~
 該当する[[モンスター]]は、[[《アルティメットサイキッカー》]][[《コアキメイル・ヴァラファール》]][[《ネオス・ワイズマン》]]等が存在する。~
 これらの[[モンスター]]は自身が持っている[[耐性]][[効果]]により、この[[カード]]が[[除去]]されても[[破壊]]されない。~
 また、上記の[[モンスター]]は[[貫通]][[効果]]や[[バーン]][[効果]]のおかげで[[相手]]に[[ダメージ]]を与えやすく、[[直接攻撃]]できない[[デメリット]]もあまり気にならない。~
 しかし、この場合も上記の[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]らの前には無力なので過信は禁物。

 [[相手]][[モンスター]]を[[対象]]にする場合、[[《マジック・プランター》]]との相性も良い。~
 [[コスト]]として[[墓地に送る]]ので、この[[カード]]の[[発動]]を決めればほぼ確実に[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]することができる。~
 [[《マジック・プランター》]]が[[無効]]化されなかった場合は[[0:1交換>1:1交換]]が成立し、1枚の[[アドバンテージ]]が得られる。

-[[永続罠]]であるため[[《宮廷のしきたり》]]で守ることができる。~
[[《サイクロン》]]等に狙われやすい[[カード]]なので、この[[カード]]を狙ってきたときに[[チェーン]]して無駄打ちにさせてやりたい。~
[[【神炎皇ウリア】]]でも活躍を見込めるだろう。

-[[モンスター効果]]限定ではあるが、この[[カード]]と似た様な[[耐性]]を持つ[[カード]]に[[《地天の騎士ガイアドレイク》]]が存在する。~
あちらも[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]には弱い。

-[[イラスト]]のように、[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]にこの[[カード]]を[[使用]]するのもいいだろう。~
しかし、[[強化]]した[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]が[[直接攻撃]]できないのは辛く、むしろ[[直接攻撃]]する必要が無い[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]の方が相性が良い。~
[[オプショントークン]]の自壊を防げるので、安全地帯から[[オプショントークン]]で[[攻撃]]できる。~
[[オプショントークン]]が[[戦闘破壊]]されても、その[[モンスター]]を[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]で[[破壊]]し、再度[[オプショントークン]]を[[特殊召喚]]すれば良い。

-[[《奇跡のジュラシック・エッグ》]]や[[《Chaos Hunter》]]にこの[[カード]]の[[効果]]を付加させることでほぼすべての[[モンスター]][[除去]]に[[耐性]]を持つようになる。~
ただし、[[《超融合》]]による[[除去]]や[[《N・グラン・モール》]][[《守護者スフィンクス》]]等の抜け道も存在する。~
もちろん、[[魔法・罠カード]][[除去]]に弱くなる欠点はそのままであり、[[《奇跡のジュラシック・エッグ》]]の場合は実質[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]にも無力である。
//↑他にもブリューナクとかライコウとかにも普通に弱いので、もはや「ほぼすべての[[モンスター]][[除去]]に[[耐性]]を持つ」というのは成立しないのでは?
//ほぼすべての「モンスター除去」に強い。ブリュもライコウも魔法・罠除去ができるからこれには該当しない

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[イラスト]]の元ネタは、「GRADIUS II」に登場する[[巨大戦艦・クリスタルコア>《巨大戦艦 クリスタル・コア》]]が持っていた「安全地帯」だろう。~
シューティングゲームにおいて「安全地帯」とは、「敵機の弾が飛んで来ず、自機が被弾しない安全な場所」の事を指し、[[カードの効果]]とも噛み合っている。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#zbb19e4a]
-[[《地天の騎士ガイアドレイク》]]

-[[《ポールポジション》]] 
-[[《グレイモヤ不発弾》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《巨大戦艦 クリスタル・コア》]]
-[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#n3848f59]
-[[EXTREME VICTORY]] EXVC-JP078 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#y9b341b9]
Q:このカードの[[対象]]となった[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]や[[自壊]][[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ、どちらも[[チェーンブロック]]を作りません。(11/02/14)

Q:このカードで[[相手]][[モンスター]]を選択した場合、その[[モンスター]]はどちらの[[プレイヤー]]の[[効果]]の[[対象]]にならず、[[効果]]で[[破壊]]されなくなりますか?~
//↑このカードのコントローラーからみた相手の効果なのか、選択した相手モンスターのコントローラーから見た相手(自分)の効果なのか?
A:その場合でも、この[[カード]]の[[コントローラー]]から見た[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]で[[対象]]にできず[[破壊]]されなくなります。よって、[[自分]]は選択した[[相手]][[モンスター]]を[[対象]]に選択したり、[[効果]]で[[破壊]]することはできます。(11/02/11)

Q:このカードで[[相手]][[モンスター]]を選択した場合、その[[モンスター]]は[[直接攻撃]]できなくなりますか?~
A:はい、その場合でも[[直接攻撃]]できなくなります。(11/02/11)

Q:[[直接攻撃]]を宣言した時にその[[モンスター]]を[[対象]]に[[発動]]した場合、その[[攻撃]]は止まりますか?~
A:はい、その場合[[直接攻撃]]ができなくなり、[[戦闘]]の[[巻き戻し]]が起こります。(11/02/23)


Q:[[装備魔法]]が装備されている[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]を[[対象]]にして[[発動]]しているこの[[カード]]が[[フィールド]]を離れる場合、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[装備魔法]]を代わりに[[破壊]]する事は出来ますか?~
A:はい、[[装備魔法]]を装備している[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]して、[[装備魔法]]を代わりに[[破壊]]する事が出来ます。(11/02/12)

Q:[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]を[[対象]]にして[[発動]]しているこの[[カード]]が[[フィールド]]を離れる場合、[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]して、[[墓地]]の[[装備魔法]]を代わりに[[除外]]する事は出来ますか?~
A:はい、[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]して、[[墓地]]の[[装備魔法]]を代わりに[[除外]]する事が出来ます。(11/02/12)

Q:[[六武衆]]を[[対象]]にして[[発動]]しているこの[[カード]]が[[フィールド]]を離れる場合、[[六武衆]]の身代わり[[効果]]を[[発動]]して、他の[[六武衆]]を代わりに[[破壊]]する事は出来ますか?~
A:[[調整中]]。(11/02/22)

Q:この[[カード]]が[[フィールド]]を離れる場合に[[発動]]する[[対象]]を[[破壊]]する[[効果]]を、[[《スターダスト・ドラゴン》]]で[[無効]]にすることはできますか?~
A:いいえ、できません。(11/02/14)

Q:[[表側攻撃表示]][[モンスター]]を[[対象]]に[[《強制脱出装置》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]の[[効果]]を[[発動]]しました。~
  それに対しこの[[カード]]を[[チェーン]]した場合、[[対象]]となった[[モンスター]]は[[手札]]に戻りますか?~
A:はい、戻ります。(11/02/19)
//A:いいえ、戻りません。(11/02/18)
//↑既に効果の対象にならないだけで、既に効果が発動した対象になる効果を無効に出来るわけじゃないから再確認、
//自分が19日にメールで回答で確認したときは戻る回答でした。

Q:既に相手の[[装備魔法]](例:[[《団結の力》]])が装備されているモンスターにこのカードを適用させました。~
  [[効果]]は[[無効]]になりますか?
A:[[装備魔法]]([[《団結の力》]]の[[攻撃力]]上昇)はそのまま適用したままです。(11/02/21)~
  

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