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 効果モンスター
 星5/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 「暗黒の召喚神」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードをリリースして発動できる。
 「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の
 いずれか1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
 このターン、自分のモンスターは攻撃できない。
 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
 デッキから「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の
 いずれか1体を手札に加える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
 自身を[[リリース]]して[[三幻魔]]を[[手札]]・[[デッキ]]から[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する[[起動効果]]、[[墓地]]の自身を[[除外]]して[[三幻魔]]を[[サーチ]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は[[三幻魔]]を[[リクルート]]する[[効果]]。~
 [[三幻魔]]の[[特殊召喚]]には基本的に3枚の消費が必要となるが、この[[カード]]なら1枚で済む。~
 元々[[三幻魔]]は[[蘇生]]ができないので、[[蘇生制限]]を気にする必要もない。~
 ただし、この[[カード]]自体は[[上級モンスター]]なので[[アドバンス召喚]]、[[特殊召喚]]のサポートも必要であり、実際には専用の構築が要求される。~

 さらに、[[特殊召喚]]した[[ターン]]は[[攻撃]]不可能なので次の[[ターン]]まで維持する必要がある。~
 返しの[[ターン]]で[[除去]]される可能性は高く、[[《神縛りの塚》]]や[[《失楽園》]]などで[[耐性]]を付与しておきたいところ。~
 また、[[《神炎皇ウリア》]]の場合は[[墓地]]に[[永続罠]]がなければ十分な[[攻撃力]]を確保できないので[[戦闘破壊]]されるリスクもある。~

 (2)は自身を[[墓地]]から[[除外]]して[[発動]]する[[サーチ]][[効果]]。~
 [[三幻魔]]を正規手順で出す場合の補助となり、[[闇属性]]・[[悪魔族]]なので[[《終末の騎士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]・[[《悪魔の嘆き》]]など[[デッキ]]から直接[[墓地へ送る]]方法も多い。~
 [[除外]]後に[[《闇次元の解放》]]や[[《D・D・R》]]で[[帰還]]させればそのまま(1)の[[効果]]を[[発動]]することも可能。~

 [[種族]]・[[属性]]のサポートが共有できる[[《幻魔皇ラビエル》]]やその[[特殊召喚]]をサポートできる[[《幻銃士》]]とは共存させやすい。~
 [[《ヘルウェイ・パトロール》]]もこの[[カード]]を[[特殊召喚]]でき、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]も共有できるため相性が良い。~
 [[《幻銃士》]]や[[《ヘルウェイ・パトロール》]]に[[《トランスターン》]]を使えばこの[[カード]]を[[リクルート]]する事もできる。~
 やや手間はかかるが、[[攻撃力]]を相当に上げた[[《神炎皇ウリア》]]を[[《カタパルト・タートル》]]で[[射出]]すれば[[攻撃]]できない[[デメリット]]を克服できる。~
 [[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]などで、[[墓地]]に大量の[[永続罠]]を溜めつつこの[[カード]]か[[《カタパルト・タートル》]]の[[リクルート]]を狙える。~
 もっともこの[[カード]]の場合、[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で肝心の[[《神炎皇ウリア》]]が[[墓地]]に落ちると使えなくなるので、[[《ファントム・オブ・カオス》]]も使う必要がある。~

-(1)の[[攻撃]]できない誓約は[[効果]][[発動]]後にかかるものであり、[[攻撃]]後の[[メインフェイズ]]2に[[発動]]することは可能。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代&ヨハンvsマルタン([[ユベル>《ユベル》]])」戦でマルタン([[ユベル>《ユベル》]])が使用。~
[[《ファントム・オブ・カオス》]]を[[生け贄]]に[[召喚]]され、直後に[[効果]]を[[発動]]。~
この[[カード]]を[[生け贄]]に、《カオス・コア》の[[効果]]で[[墓地]]へ送っていた[[三幻魔]]を一気に揃えた。~
なお、正規の[[特殊召喚]]手順を踏んでいないため[[攻撃力]]1000の状態で[[特殊召喚]]された[[《神炎皇ウリア》]]を守るためか、[[《降雷皇ハモン》]]のみ[[守備表示]]で[[特殊召喚]]している。~

--劇中では(2)の[[効果]]はなく、(1)の[[効果]]は「[[墓地]]に眠る[[三幻魔]]を無条件で[[特殊召喚]]する」と述べられており、一度に[[三幻魔]]3体全てを[[特殊召喚]]していた。~
「無条件」という珍しい言葉を使っているが、恐らくは「[[召喚条件]]を無視して」と同じ意味だろう。~
また[[墓地]]以外から[[特殊召喚]]できるのかは不明。~
また、[[レアリティ]]は通常の[[Normal]]であり、[[イラスト]]は背景が赤を基調としたものとなっていた。~

---アニメでは[[蘇生制限]]がないのは常ではあるが、それを考慮しても1体で3体の[[特殊召喚モンスター]]を[[蘇生]]する[[カード]]パワーは凄まじいものがある。~
対戦[[相手]]の十代も「何だと!?」と驚きを隠せていなかった。~

--[[ユベル>《ユベル》]]曰く、「《暗黒の召喚神》は人の中に蠢く闇を得てその力を発揮する」とのこと。~
劇中では[[ユベル>《ユベル》]]自身の闇を与えることで[[効果]]を[[発動]]している。~

---[[効果]][[発動]]時には「我が心の闇よ、秘めた思いを今こそ解き放つがいい!出でよ[[三幻魔]]!!」と口上めいた台詞を述べている。~

--「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦で[[ユベル>《ユベル》]]が[[《チェーン・マテリアル》]]との[[コンボ]]で[[《超融合》]]により[[融合召喚]]しようとした12の次元を統一する超融合神の[[融合素材]]として選んだ[[レベル]]5の[[モンスター]]がこの[[カード]]だった。~

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCEシリーズでは[[3>ゲーム付属カード#TF3]]以降に[[オリジナルカード]]として収録されている。~
[[テキスト]]は以下の通り。~
 効果モンスター
 星5/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 このカードをリリースして発動する。
 自分の墓地に存在する「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の
 どれか1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
 この効果を発動するターン、自分は攻撃宣言をする事ができない。
流石に3体全てを[[蘇生]]するのは[[オーバーパワー>パワーカード]]だったためか、いずれか1体に調整されている。~
また、ルールの関係から[[蘇生制限]]を無視しての[[特殊召喚]]は不可能になっている。~

**関連カード [#card]
-[[《神炎皇ウリア》]]
-[[《降雷皇ハモン》]]
-[[《幻魔皇ラビエル》]]

//―《暗黒の召喚神》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【混沌幻魔アーミタイル】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE]] 20AP-JP007 &size(10){[[Super]]-[[Parallel]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《暗黒の召喚神》,効果モンスター,モンスター,星5/闇属性/悪魔族/攻0/守0);