通常罠 お互いのプレイヤーは手札を2枚選択して捨て、 デッキからカードを2枚ドローする。 相手は手札を1枚捨ててこのカードの効果を無効にする事ができる。
ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−で登場した通常罠。
手札を2枚捨て、2枚ドローする効果、相手が手札を捨てる事で無効にされる効果を持つ。
《手札断殺》が手札を墓地へ送るなのに対し、こちらは手札を捨てる扱いである点で異なる。
しかし、あちらと違い通常罠なので1手遅れる上に、相手の都合で無効にされるデメリットまで持っている。
上記の差異にこだわらないのであれば、《手札断殺》の下位互換と言えるだろう。
従って、効果で手札から捨てたい暗黒界や魔轟神で運用する事になる。
暗黒界等にとっては効果さえ通れば、往年の禁止カード、《天使の施し》の代用になり得るようなカードである。
ドローによりアドバンテージを得つつ、フィールドに暗黒界を2体展開するといった動きも可能となる。
フリーチェーンなので、除去にチェーンして使う事で、更なるアドバンテージを得られる可能性もある。
しかし、このカードを使用する時点で目的はバレているので、相手もおいそれと効果を通さないだろう。
無効にしなくとも、相手は一切ディスアドバンテージを負わないので、手札交換された上に墓地肥やしまで許す事になる。
相手を有利にさせないためには、相手の手札枚数が少ない時を狙って、選択肢を狭めた状態で使用したい。
しかし、捨てるのが先であるため、当然ながら相手の手札も2枚以上無いと使用できない。
そのため、同じ自己無効化効果を持つ《マジック・ドレイン》や《ジュラック・ガリム》と違い、「捨てる手札がないから無効に出来ない」という状況は絶対に訪れない。
ハンデスカードとして運用するとしても、「相手が最も温存したい1枚を捨てさせる」事はまずできないだろう。
1:1交換こそ成立するが、《強烈なはたき落とし》等の使いやすいハンデスカードが存在する以上、わざわざこのカードを使うかは考え物。
―イラスト関連
Q:相手の手札が2枚未満の時、発動できますか?
A:いいえ、できません。(11/06/18)
Q:効果解決時にどちらかのプレイヤーの手札が2枚未満になった場合、どのような処理になりますか?
A:効果は適用されず、どちらのプレイヤーも手札を捨てて、ドローする処理は行いません。(11/06/18)
Q:このカードの効果を相手が手札を捨てて無効にする処理は、どのタイミングで行いますか?
A:効果解決時に行います。(11/06/18)