《暗黒の眠りを誘うルシファー/Invitation to a Dark Sleep》 †
効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1800
召喚・反転召喚した時、相手のフィールド上モンスター1体を選択する。
選択したモンスターはこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
攻撃をする事ができない。
Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した闇属性・魔法使い族の上級モンスター。
なんとも扱いにくい誘発効果を持つ。
「ルシファー」を名乗りながら天使族でも悪魔族でもなく魔法使い族な点もスタッフの曖昧さを助長している。
《六芒星の呪縛》のような効果を発揮するが、召喚・反転召喚したターンしか発揮できないのもこのカードの欠点。
ステータスも第1期の不遇な上級モンスター達と同じようなもので、生け贄召喚してまで効果を発動する意義があるのか疑問に思ってしまうぐらいの能力である。
- コナミのゲーム作品において―
ゲームではDM3で初登場し、相手モンスターを眠らせるという効果を持っていた。
眠らされたモンスターは、次のターンは行動終了状態になり、攻撃や表示形式の変更は勿論、生け贄にも出来なくなる。
それでも生け贄を要求するこのカードが使われることは少なかった。
- 神話・伝承において―
ルシファー(Lucifer・英語)とは、キリスト教の伝承に登場する悪魔「サタン」の別名とされ、七つの大罪のひとつ「傲慢」を司る大悪魔である。
元々は天使を統べる長だったが、神と対立し天界を追放、神の敵対者となった。
その名はラテン語で「光を帯びたもの」を意味し、本来は「明けの明星」を指す言葉だった。
イスラム教では「イブリス」、ラテン語では「ルキフェル」、スペイン語では「ルシフェル」とカタカナ表記される。
関連カード †
―七つの大罪
収録パック等 †