*《&ruby(あんこく){暗黒};の&ruby(ねむ){眠};りを&ruby(さそ){誘};うルシファー/Invitation to a Dark Sleep》 [#sa3b004f]
 効果モンスター
 星5/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1800
 召喚・反転召喚した時、相手のフィールド上モンスター1体を選択する。
 選択したモンスターはこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 攻撃をする事ができない。

 [[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[上級モンスター]]。~
 なんとも扱いにくい[[誘発効果]]を持つ。~
 「ルシファー」を名乗りながら[[天使族]]でも[[悪魔族]]でもなく[[魔法使い族]]な点もスタッフの曖昧さを助長している。~

 
残念ながら[[特殊召喚]]には対応していないため、[[《キラー・トマト》]]の[[リクルート]]では[[効果]]を発揮できない。

 [[《六芒星の呪縛》]]のような[[効果]]を発揮するが、[[召喚]]・[[反転召喚]]した[[ターン]]しか発揮できないのもこのカードの欠点。~
 ステータスも第1期の不遇な[[上級モンスター]]達と同じようなもので、[[生け贄召喚]]してまで[[効果]]を[[発動]]する意義があるのか疑問に思ってしまうぐらいの能力である。~

-この頃の時期の原作からのカードは、登場時期の違いで大きく明暗が分かれたものが多いのも特徴である。~
特に[[モンスター]]の[[レベル]]の決定の際に、DM3で一足先に登場した時に設定されていたものをそのまま適用していたことが多かったので、それも祟って[[レベル]]5の[[モンスター]]になってしまったのである。~
[[《バフォメット》]]などもその部類と言えるだろう。~
逆にDM3では[[レベル]]5だったが、OCG化が遅れたことで[[レベル]]4になれた原作登場が同時期のカードには、[[《ハンニバル・ネクロマンサー》]]や[[《機動砦のギア・ゴーレム》]]などがいる。~

-これまた曖昧な英語名を持つカードの一枚。~
直訳すると「暗黒の眠りへの誘い」となる。~
まるで魔法カードの名前のようである。~
 
-原作・アニメにおいて―~
原作「バトルシティ」開始前に、海馬がデュエル・マシーンとの決闘で使用。~
[[《青眼の白龍》]]を眠らせようとしたが、[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]を[[召喚]]されて阻まれる。~
その後[[《鉄腕ゴーレム》]]とともに[[《オベリスクの巨神兵》]]の特殊能力の[[生け贄]]となった。~
ちなみに原作では[[レベル]]4で、しかも原作登場カード唯一の[[リバース効果]]持ちであった。

-コナミのゲーム作品において―~
ゲームではDM3で初登場し、相手[[モンスター]]を眠らせるという[[効果]]を持っていた。~
眠らされた[[モンスター]]は、次の[[ターン]]は行動終了状態になり、[[攻撃]]や[[表示形式]]の変更は勿論、[[生け贄]]にも出来なくなる。~
それでも[[生け贄]]を要求するこのカードが使われることは少なかった。

-神話・伝承において―~
ルシファー(Lucifer・英語)とは、キリスト教の伝承に登場する悪魔「[[サタン>《魔人デスサタン》]]」の別名とされ、七つの大罪のひとつ「傲慢」を司る大悪魔である。~
七つの大罪については[[《グリード》]]を参照。~
元々は天使を統べる長だったが、神と対立し天界を追放、神の敵対者となった。~
その名はラテン語で「光を帯びたもの」を意味し、本来は「明けの明星」を指す言葉だった。~
イスラム教では「イブリス」、ラテン語では「ルキフェル」、スペイン語では「ルシフェル」とカタカナ表記される。

**関連カード [#ncfb19b5]
-[[《ダーク・アイズ・イリュージョニスト》]]
//(無いと思われる場合は見出しごと削除)
-[[《六芒星の呪縛》]]~

//―七つの大罪~
//-[[《堕天使アスモディウス》]]
//-[[《魔轟神レヴュアタン》]]
//-[[《堕天使スペルビア》]]
//-[[《魔人デスサタン》]]
//-[[《暗黒の眠りを誘うルシファー》]]~



**収録パック等 [#cd2914a1]
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-028
-[[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]] TB-32 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-15
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-050

//**FAQ [#z04b4b65]
//Q:~
//A: