*《&ruby(ダーク){暗黒};ドリケラトプス/Dark Driceratops》 [#yaad79bc]
*《&ruby(ダーク){暗黒};ドリケラトプス/Dark Driceratops》 [#top]
 効果モンスター
 星6/地属性/恐竜族/攻2400/守1500
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を越えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 [[暗黒の侵略者]]で登場した、[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[貫通]][[ダメージ]]を与える[[永続効果]]を持つ。~

 及第点の[[攻撃力]]と[[貫通]][[効果]]を備え、[[《スケープ・ゴート》]]で安心している[[相手]]に手痛い[[ダメージ]]を与えることができる。~
 全体的にステータスの低い[[効果モンスター]]が多い[[デッキ]]に対しては有効であるなど、侮れない[[モンスター]]である。~
 単純に[[貫通]][[モンスター]]としてみた場合、他の[[貫通]]系[[上級モンスター]]の存在から、使用率は高くはない。~
 [[攻撃力]]こそ[[上級モンスター]]としては低めだが、[[貫通]]+[[ドロー]][[効果]]のある[[《天空騎士パーシアス》]]の方が優先されやすい。~
 [[相手]][[モンスター]]が存在する時は[[生け贄]]の数を減らすことができ、2600の[[攻撃力]]と[[貫通]][[効果]]を備える[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]も存在する。~
 だが、2400の[[攻撃力]]と[[貫通]][[効果]]を備える能力は強力で、同系列の[[モンスター]]の中では最も[[守備力]]が高い。~
 [[《化石調査》]]に対応しているものの[[リリース]]1体としては並の[[攻撃力]]で、[[効果]]は[[貫通]]のみと[[アドバンテージ]]を得にくい。~
 一応[[《ジュラシック・パワー》]]で[[リリース]]軽減しつつ[[強化]]できるものの、[[効果]]を活かせる機会が限られており、積極的に採用するような爆発力があるとは言い難い。~
 [[壁]]となるような[[守備力]]の高い[[守備表示]][[モンスター]]は[[《究極伝導恐獣》]]で一掃できるため、あちらに任せた方が無難と言える。~

 [[恐竜族]][[上級モンスター]]としては、間違いなく最良の効果を持つ[[上級モンスター]]である。~
 [[《究極恐獣》]]・[[《超伝導恐獣》]]が登場した現[[環境]]においても、[[《化石調査》]]で[[サーチ]]が可能な上に[[生け贄]]1体で[[召喚]]できる手軽さから、主力としての活躍が期待できる。~
 [[恐竜族]]に統一した[[デッキ]]を組み、[[《俊足のギラザウルス》]]からの高速[[召喚]]も狙っていける。~
 [[相手]]にも[[蘇生]]を許してしまうが、この[[カード]]ならそれを[[戦闘破壊]]する事も難しくは無く[[守備表示]]で逃げる事も許さない。~
 [[墓地]]に[[《俊足のギラザウルス》]]が存在するため、[[《一族の結束》]]でのパンプアップも狙い易くなるだろう。
 [[《ロストワールド》]]との相性は良く、[[守備力]]0の[[戦闘破壊]]されない[[壁]]という[[貫通]][[効果]]の格好の的を作り出しつつ、自身は[[耐性]]を得る事ができる。~

-同じ「暗黒」と付く恐竜でもこっちは「ダーク」で[[《暗黒恐獣》]]などの他の恐竜は「ブラック」と読む。
-同じ「暗黒」と付く恐竜でも、こちらは「ダーク」で[[《暗黒恐獣》]]等は「ブラック」と読む。~

-元ネタは、白亜紀の北米などに生息していた恐竜、「トリケラトプス」。~
[[ティラノサウルス>《究極恐獣》]]と並んで非常に有名な恐竜であり、頭に角や特徴的な襟飾りを持つ「角竜」類の代表的存在。~
-下記の通りティラノサウルスと死闘を繰り広げたトリケラトプスがモデルであるためか、登場時の[[恐竜族]]の中では3位となる[[攻撃力]]を持っている。~
過去には[[【恐竜族】]]の貴重な中堅[[アタッカー]]として活躍していたが、[[シンクロ召喚]]や[[ジュラック]]、[[エヴォルド]]等の登場により単体での立場は苦しくなってしまっている。~

-モデルは、白亜紀の終わり頃の北米などに生息していた恐竜「トリケラトプス (Triceratops) 」。~
[[ティラノサウルス>《ベビー・ティーレックス》]]と並んで非常に有名な恐竜であり、頭に角や特徴的な襟飾りを持つ「角竜」類の代表的存在。~
全長8〜9m・体重は3〜6トンにも達し、角竜としては最大級の存在であり、ティラノサウルス以外の大型肉食恐竜では成体を襲う事は難しかったらしい。~
アニメGXで剣山が見ていた夢の様に、その鋭い角でもってティラノサウルスと死闘を繰り広げていたとされる。~
しかしこの[[カード]]は鳥に近い形状のクチバシや羽がある他襟飾りも羽毛の様になっており、顔はトリケラトプスには似ても似つかず、恐竜というより鳥や始祖鳥の特徴がかなり見られる。~
''ト''リケラトプスではなく''ド''リケラトプスという名なのはこのためであろうか。~
下記の攻撃名も考慮すると''鳥''ケラトプスとでも言いたいのだろうか。
この角は現生の生物がそうするように雄同士の力比べにもよく用いられたらしく、傷だらけになった頭骨の化石も発見されている。~
また、襟飾りはある程度の強度を持っており、肉食恐竜に噛まれた痕が治癒した化石も見つかっている事から防御にも使えたのだろうと推測されている。~

--しかし、この[[モンスター]]は四肢や胴体こそ恐竜らしいが、鳥に近い形状のクチバシがあったり襟飾りも羽毛の様になっていたりして、頭部はトリケラトプスに似ても似つかない。~
「''ト''リケラトプス」ではなく「''ド''リケラトプス」という名前なのは、下記の技名も考慮すると「''鳥''ケラトプス」と掛けているのだろうか。~
一応、角は3本ある(トリケラトプスという名は「3本角の顔」という意味)ので意味は間違っていないが、本来鼻先にあるはずの角が額の辺りに存在している。

--「恐竜」と「鳥」という組み合わせは、21世紀現在有力となっている「[[恐竜>恐竜族]]の一部は[[鳥類>鳥獣族]]に進化した」という説を思い起こさせるが、現状進化を果たしたのは小型の獣脚類が多く、鳥盤目・角竜であるトリケラトプスは恐らく直接の関係はないとされている。~

--ちなみに分類学では「[[恐竜>恐竜族]]」という生物については「[[鳥>鳥獣族]]とトリケラトプスの共通祖先と、そのすべての子孫」と述べられている。~
この「トリケラトプス」の部分については他の鳥盤類の恐竜でも代用できるのだが、あえてその名前が使われるところがトリケラトプスの有名具合を物語っていると言える。~

--[[イラスト]]はさすがに誇張が大きいが、実際トリケラトプスの嘴は「実は肉食恐竜・または雑食性なのではないか」という説が出たほど非常に大きく強力なものであった。~
実際は植物食性とされ、普段の生態も[[《セイバーザウルス》]]の[[イラスト]]の群れの様に大人しいものだったとされる。~
この嘴でかなり固い植物も噛み砕く事ができた事が、繁栄に繋がったとも言われている。~
また、最新の研究ではトリケラトプスもある程度体毛や、背中に装甲の様なものを持っていた説がある。~

---過去には角竜は[[《メガザウラー》]]の[[フレイバー・テキスト]]の様に[[突進攻撃>《突進》]]を行ったとされていた。~
しかしトリケラトプスが全速力でそれを行うと、確かに相手に致命傷は与えられるが自身の首の骨も折れてしまう可能性が高い事が現在では分かっている。~
ゆえに速度を抑えるか、子を守るなどの場合に使う命がけの最後の手段だったと思われる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、ティラノ剣山が使用。~
[[上級モンスター]]の主力としてたびたび登場している。~
[[《俊足のギラザウルス》]]を利用し序盤から[[召喚]]されることが多かった。~
[[攻撃]]名は「&ruby(けちょう){怪鳥};」。
アニメGXにおいて、ティラノ剣山が使用する主力[[上級モンスター]]。~
初登場は「十代vs剣山」戦で、[[後攻]]2[[ターン]]目に[[《俊足のギラザウルス》]]を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]される。~
[[守備表示]]の[[《E・HERO ワイルドマン》]]を[[戦闘破壊]]して[[貫通]][[ダメージ]]を与えたが、返しの[[ターン]]に[[《E・HERO エッジマン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
その後も、「翔&剣山vs氷丸&雷丸」戦や「剣山vsジム」戦で登場。~
同様の方法で序盤に[[召喚]]しているが、直ぐに[[相手]][[モンスター]]に[[戦闘破壊]]されるのがお約束となっている。~
[[攻撃]]名は「&ruby(けちょう){怪鳥};」。~
急降下くちばし[[攻撃]]だったり、口から音波を吐いて[[攻撃]]したりと描写は一定しない。~

**関連カード [#j1e10497]
--アニメでは背中に鳥の翼が生え、更に口の中には尖った歯が生えていたが、[[カード]][[イラスト]]では存在しない。~
また早くから[[OCG]]に存在する[[カード]]だが、アニメでの[[カード]][[イラスト]]は体が大きく描かれており、全体的な色使いも濃くなっている。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスではティラノ剣山が使用すると[[召喚]]時・[[攻撃]]時にボイスがある。~
//デュエルリンクスでは一時期[[【恐竜族】]]がその栄華を極めていたが、この[[カード]]が登場した頃には「いち強力デッキ」といった位置に収まり、新たな[[【恐竜族】]]が模索されていた。~
//この[[攻撃力]]での[[貫通]][[効果]]持ちも基調で、まだ[[恐竜族]]の強力な[[最上級モンスター]]は実装されていない時代であり、[[《化石調査》]]が実装されていた事も相まってそれなりにこの[[カード]]も[[【恐竜族】]]での出番があった。~
//登場時は[[攻撃力]]2400の[[貫通]]持ちは珍しく、それなりに見かける[[カード]]であった。~
また、CPUのティラノ剣山のレベル30[[デッキ]]の名が「暗黒ドリケラトプスデッキだドン!」となっている。~
//どの作品名なのか分からない

**関連カード [#card]
-[[《猛進する剣角獣》]]

-[[《セイバー・ビートル》]]
-[[《バイトロン》]]

-[[《ストロング・ウィンド・ドラゴン》]]

-[[《化石調査》]]
―トリケラトプスがモチーフの[[カード]]~
-[[《エキストラケアトップス》]]
-[[《機動要犀 トリケライナー》]]
-[[《セイバーザウルス》]]
-[[《ダイナミスト・ケラトプス》]]
-[[《ダイナレスラー・パンクラトプス》]]
-[[《ベビケラサウルス》]]

-[[《化石発掘》]]
―角竜
-[[《ジュラック・プロトプス》]]
-[[《メガザウラー》]]

//*角竜のモンスター [#re344f3d]
//-[[《セイバーザウルス》]]
//-[[《ジュラック・プロトプス》]]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#u1a40e5d]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP074
**収録パック等 [#pack]
-[[暗黒の侵略者]] 307-018
-[[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]] SD09-JP006
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP074

//**FAQ [#ace693c9]
//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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