遊戯王カードWiki - 《暗黒界の軍神シルバ》のバックアップ(No.39)

《暗黒界の軍神シルバ/Sillva, Warlord of Dark World》 †

効果モンスター
星５/闇属性/悪魔族/攻2300/守1400
このカードが他のカードの効果によって
手札から墓地に捨てられた場合、
このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
相手のカードの効果によって捨てられた場合、
さらに相手は手札２枚を選択し、
好きな順番でデッキの一番下に戻す。

　《暗黒界の武神ゴルド》と共に【暗黒界】の主力及び手札破壊対策として活躍し、使用率は高い。
　追加効果は強制効果なので、《暗黒界の武神ゴルド》よりもモンスター効果が活きる機会は多くなる。
　《暗黒界の武神ゴルド》同様、攻撃力も高いので自分から捨て、奇襲型モンスターとしても使える。
　《暗黒界の雷》や《暗黒界の狂王ブロン》を使う事で特殊召喚する事ができる。

　特に後者の場合、ダメージステップでの発動なので特殊召喚からダイレクトアタックに繋ぐこともできる。
　それだけで相手のライフの半分を削り取れるのは、生半可なモンスターには真似できない速攻性を誇る。
　受動的にも能動的にも強力なカードに変わりないだろう。

《暗黒界の武神ゴルド》もこのカードも、相手に与える損害は２枚となるので、相互互換と言っても差し支えは無い。
だが、名前の由来で金にたいして銀とあきらかに格下な名前を付けられたり、レア度を一段下げられたりと、不当な扱いを受けている。

｢自己特殊召喚効果｣と｢手札破壊効果｣は、別々ではなく１つの効果として扱われる。
特殊召喚する効果は強制の誘発効果で、相手に落とされた場合に生じる追加効果もこの特殊召喚と同時に生じる強制の誘発効果。
チェーン処理をする場合でも、《暗黒界の軍神シルバ》の特殊召喚が成功したのと同時に相手の手札をデッキに戻す。

名前の由来は色のひとつである「シルバー」。
暗黒界モンスターは皆それぞれ色から名前を付けられており、体のどこかに名前の色の部分が存在する。
さらにこのカードは、レアリティがレアなのでカード名も銀色だったりする。

Ｑ：手札からコストで墓地に捨てたり、《死のデッキ破壊ウイルス》などで手札で破壊され墓地へ送られた場合、効果は発動しますか？
Ａ：手札コストや、手札で直接破壊され墓地に送られる場合、「手札から直接墓地へ捨てられた」扱いではないので、効果は発動しません。

Ｑ：エンドフェイズに手札が７枚以上だったので、このモンスターを捨てました。この場合でも蘇生しますか？
Ａ：それは、｢カードの効果｣ではなく｢ルール｣で捨てています。

Ｑ：効果適用時にチェーンされ《ロスト》などの効果で墓地にこのカードが存在しない場合、このカードの効果はどうなりますか？
Ａ：特殊召喚できず、効果は不発に終わります。その際、手札を戻す効果も発動しません。

Ｑ：《暗黒界の武神ゴルド》と《暗黒界の軍神シルバ》が追加効果発動可能状態で同時に捨てられました。
　　この場合、順番について｢《暗黒界の軍神シルバ》が必ず先｣｢《暗黒界の武神ゴルド》が後｣といったようなルールはありますか？
Ａ：いいえ、ありません。《暗黒界の軍神シルバ》でも《暗黒界の武神ゴルド》でもプレイヤーが任意の順番でチェーンに積めます。(07/01/13)