遊戯王カードWiki - 《暗黒界の門》のバックアップ(No.33)

《暗黒界(あんこくかい)の門(もん)》 †

フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する
悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は３００ポイントアップする。 
１ターンに１度、自分の墓地に存在する
悪魔族モンスター１体をゲームから除外する事で、
手札から悪魔族モンスター１体を選択して捨てる。 
その後、自分のデッキからカードを１枚ドローする。

　ストラクチャーデッキ－デビルズ・ゲート－で登場したフィールド魔法。
　悪魔族モンスターを強化する効果、墓地の悪魔族モンスターを除外し、手札の悪魔族モンスターを捨て、カードをドローする効果を持つ。

　悪魔族を強化し、毎ターン手札交換が行えるのは強力。
　【悪魔族】全般に採用できるが、やはり捨てたカードをアドバンテージにできる【暗黒界】で使用するのがベストで、相性の良さからすべての構築でキーカードとなっている。
　暗黒界は元々充分な攻撃力をもっているが、対応するウイルスが増えるなどこのカードでさらなる強化を見込める。
　また、暗黒界と名のつくフィールド魔法なので、《テラ・フォーミング》は勿論、《暗黒界の術師スノウ》によるサーチに対応するのも大きい。
　捨てたカードをアドバンテージにできるという点では【魔轟神】も受ける恩恵が大きいが、後述の理由から【暗黒界】ほどに活躍させるのは難しいかもしれない。

　多少欠点があり、まず墓地と手札の双方に悪魔族が無ければ手札交換できないことが挙げられる。
　手札に暗黒界がないと機能しないのは大抵のサポートでも同じなので諦めもつくが、最初に墓地を肥やす必要があるというのはなかなか厄介である。
　下級悪魔族を戦闘に使用するなどの方法でも墓地を肥やすことはできるが、どうせなら他の捨てる手段を充実させたい。

　墓地のカードを除外してしまうものの、直後に手札から悪魔族を捨てるので、墓地アドバンテージは失わない。
　しかし、暗黒界等を捨てて特殊召喚した場合は一時的に墓地アドバンテージを失う事になる。
　そのため《暗黒界に続く結界通路》や《暗黒よりの軍勢》等の墓地アドバンテージを必要とするカードとの相性は悪く、特別な理由がなければこれらは極力採用しないことが望ましい。
　《ダーク・アームド・ドラゴン》等も、そもそも３枚もの暗黒界が墓地にたまる方が稀であるため腐りやすい。
　当たり前だが使い続ければ手札のモンスターが減るため、モンスターを引き続けなければいずれ捨てるカードが無くなってしまう。
　他に優先すべきものがなければ《暗黒界の術師スノウ》で自身をサーチし続ける戦略も考えられる。