遊戯王カードWiki - 《暗黒界の門》のバックアップ(No.47)

《暗黒界(あんこくかい)の門(もん)/The Gates of Dark World》 †

フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する
悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は３００ポイントアップする。 
１ターンに１度、自分の墓地に存在する
悪魔族モンスター１体をゲームから除外する事で、
手札から悪魔族モンスター１体を選択して捨てる。 
その後、自分のデッキからカードを１枚ドローする。

　悪魔族を強化し、毎ターン手札交換を行える。
　特に、《暗黒界の術師スノウ》や《暗黒界の狩人ブラウ》を捨てる事で、手札交換どころかドロー加速になる点が非常に強力。
　しかも、《暗黒界の術師スノウ》であれば次に捨てるカードも補充できるため、ドロー加速を継続する事すら可能である。

　【悪魔族】全般に採用できるが、やはり捨てたカードをアドバンテージにできる【暗黒界】で運用するのがベストで、相性の良さからキーカードとなる。
　《暗黒界の龍神グラファ》を始めとする暗黒界の打点を強化し、ウイルスカードも使いやすくなる等、このカードによる恩恵が多い。
　また、暗黒界と名の付くフィールド魔法なので、《暗黒界の術師スノウ》によるサーチに対応するのも大きい。

　墓地のカードを除外してしまうものの、直後に手札から悪魔族を捨てるので、墓地の枚数は変わらない。
　しかし、暗黒界等を捨てて特殊召喚した場合は、一時的に墓地アドバンテージを失う事になる。
　そのため、《暗黒よりの軍勢》等の多くの墓地アドバンテージを必要とするカードは、あまり採用しない方が良いだろう。
　また、使い続ければ手札のモンスターが減るため、モンスターを引き続けなければ、いずれ捨てるカードが無くなってしまう。
　その点は、前述した《暗黒界の術師スノウ》や《暗黒界の狩人ブラウ》で手札の悪魔族を維持したい。

　更に墓地と手札の双方に悪魔族が無ければ手札交換できないため、最初に墓地を肥やす必要がある。
　序盤で暗黒界の上級モンスターばかり手札に揃った時に、捨てる事ができないという事態になる事も多い。
　下級悪魔族を戦闘に使用して墓地に落とすという手もあるが、他にも手札を捨てる手段を用意しておいた方が良いだろう。

　《アンデットワールド》影響下においては効果の発動すらできないことには注意。
　マスタールール２ではフィールド魔法の張替えで対処ができたが、マスタールール３では双方にフィールド魔法が存在できるため、更に対処は怠らないようにしておきたい。
　また、《王家の眠る谷－ネクロバレー》で墓地除外を封じられると、《暗黒界の門》の効果の発動ができなくなるため注意が必要である。
とはいえ、後者は暗黒界とは相性は良く、《暗黒界の門》に依存しすぎさえしなければさほど被害は小さくて済むのは幸いである。相性が良い理由については、《王家の眠る谷－ネクロバレー》のページを参照されたし。