通常魔法 フィールド上に裏側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。 その後、自分の手札を1枚選択して捨てる。
ELEMENTAL ENERGYで登場した通常魔法。
伏せ除去を行い、その後自分の手札を捨てる効果を持つ。
伏せカードならばモンスターでも魔法・罠カードでも除去できるが、捨てるべき手札がないと発動できず、チェーンして対象を表側表示にされると不発に終わるなど使い辛い点が目立つ。
スペルスピードなどの点も含め、基本的には同じ手札消費で汎用的な除去ができる《サンダー・ブレイク》等の方が使いやすい。
このカードの本質は「効果で手札を捨てる」点にある。
カード名の通り暗黒界モンスターと相性が良く、後半の効果で捨てた暗黒界モンスターの効果のトリガーになることができる。
とはいえ、先述の通り伏せカードがなければ発動すらできないため、暗黒界の中では状況を選ばない《暗黒界の取引》や蘇生による展開札も兼ねる《暗黒界の援軍》が競合となる。
こちらは対象が限定的とはいえ除去が行えるため、初動にはより適している。
一方でその限定性ゆえに腐るリスクも抱えているため、採用枚数は吟味したい。
―類似効果
―イラスト関連
Q:セットされた永続罠を対象にして発動した場合、そのカードを発動されたら、このカードの効果は不発になりますか?
A:不発になり、手札を捨てる事もできません。
Q:手札がない場合このカードを発動できますか?
A:いいえ、できません。(08/04/15)
Q:相手フィールド上に裏側守備表示でセットされた《渋い忍者》を対象にこのカードを発動した時、相手がその《渋い忍者》を対象に《硫酸のたまった落とし穴》を発動しました。
この時、効果処理時に一旦表側表示となった後、守備力が2000を上回っている為もう一度裏側守備表示になりますが、その後このカードの正しい対象として《渋い忍者》を破壊できますか?
(一度表になった時点で対象から外れるのか、あるいは表示形式が変化した事で別カード扱いとなるのか?)
A:その場合選択したモンスターは破壊できず、手札を捨てる効果は適用されません。(13/05/01)