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*《&ruby(あんこくまぞく){暗黒魔族};ギルファー・デーモン/Archfiend of Gilfer》 [#w1c931db]
効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻2200/守2500
このカードが墓地へ送られた時、フィールド上に存在する
モンスター１体を選択して発動する事ができる。
このカードを攻撃力５００ポイントダウンの装備カード扱いとして、
選択したモンスターに装備する。
[[週刊少年ジャンプ(2001年12号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
[[墓地へ送られた]]時、[[フィールド]]上の[[モンスター]]に装備し[[弱体化]]させる[[任意発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~
[[モンスター効果の発動]]条件が「[[墓地へ送られた]]時」と満たしやすく、[[フィールド]]上から[[墓地へ送られた]]時は勿論、[[手札]]や[[デッキ]]から直接[[墓地へ送られた]]時でも[[発動]]することができる。~
[[モンスター効果の発動]]条件が「[[墓地へ送られた]]時」と、非常に緩い。~
[[フィールド]]上から[[墓地へ送られた]]時は勿論、[[手札]]や[[デッキ]]から直接[[墓地へ送られた]]時でも[[効果]]を[[発動]]することができる。~
[[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]、[[《手札抹殺》]]等で[[墓地に送る]]事でも[[相手]][[モンスター]]に装備させることができる。~
[[装備カード]]となった状態で[[墓地へ送られた]]としても、再度[[モンスター]]に装備できる為、繰り返し使用することが可能である。~
ただし、[[任意効果]]であるため、[[コスト]]として[[墓地へ送られた]]場合などでは[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]、[[モンスター効果の発動]]はできない。~
[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]や[[《スクラップ・ドラゴン》]]は、この[[カード]]の[[タイミングを逃す]]ことがないため、相性がいいと言える。
[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]や[[《スクラップ・ドラゴン》]]は、この[[カード]]の[[タイミングを逃す]]ことがないため、相性が良い。
「[[デーモン]]」と名のついた[[モンスター]]なので、[[デーモン]][[サポートカード]]の恩恵を受けられる。~
[[チェスデーモン]]以外の[[デーモン]][[モンスター]]では、最も[[【デーモン】]]に適した[[効果]]を持つ。~
また、[[《デーモンの雄叫び》]]を使って[[守備表示]]で[[特殊召喚]]すれば、[[壁]][[モンスター]]兼[[攻撃力]]低下装備候補としても使える。~
[[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]、[[《手札抹殺》]]等の[[効果]]で[[墓地]]に送った際、同時に[[《堕落》]]の[[発動条件]]も満たすことが可能。~
また、[[《デーモンの雄叫び》]]を使って[[守備表示]]で[[特殊召喚]]すれば、[[壁]][[モンスター]]兼[[攻撃力]]低下装備候補としても利用できる。~
ただし、装備状態のこの[[カード]]が[[破壊]]されても[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]の[[効果]]が[[発動]]しない点には注意したい。~
また、[[【デーモン】]]は主力となる[[《ジェノサイドキングデーモン》]]に[[召喚]]規制があるため、[[手札事故]]を起こしやすい[[デッキ]]である。~
[[上級モンスター]]であるこの[[カード]]を投入する場合は、バランス調整には細心の注意を払いたい。
-[[《リーフ・フェアリー》]]との[[無限ループ]]の[[コンボ]]として騒がれた事で、ルールが更に難解になった要因の[[カード]]。~
「[[タイミングを逃す]]」のルールが生まれ、[[任意効果]]と[[強制効果]]の違いが重要視されるようになった。~
その内容は、
>
+[[《リーフ・フェアリー》]]に《暗黒魔族ギルファー・デーモン》を装備。
+[[《リーフ・フェアリー》]]の[[効果]]で《暗黒魔族ギルファー・デーモン》を[[墓地へ送る]]。
+[[《リーフ・フェアリー》]]の[[効果]]で[[相手]]に500[[ダメージ]]。
+[[墓地へ送られた]]《暗黒魔族ギルファー・デーモン》の[[効果]]で[[《リーフ・フェアリー》]]に装備。
+２へ戻る。
<
という[[コンボ]]だがこれは''実際には不可能''である。~
その理由は[[《リーフ・フェアリー》]]が[[墓地]]に[[装備カード]]を送った後すぐ500[[ダメージ]]を与える（２の後すぐに３）ので、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》は[[墓地へ送られた]]直後という[[タイミングを逃す]]事になるからである。~
--実際には「この[[コンボ]]を防ぐため、『[[タイミングを逃す]]』のルールが新たに設けられた」というのが正しい。~
このように後から誕生したルールのため、現在も「[[タイミングを逃す]]」件に関しては公式ルールブックでは触れられていない。
-[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]に装備した場合、[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]の[[効果]]で[[破壊される]]ので、[[墓地へ送られた]]後に再び[[装備カード]]化[[効果]]が[[発動]]する。~
難易度は高いが、これを利用すれば往年の[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]+[[《蝶の短剣−エルマ》]]+[[《ビッグバンガール》]]+[[《士気高揚》]]の[[１ターンキル]][[コンボ]]が再現できる。
-長い間[[絶版]]だったが、[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ！！−]]にて再録された。
-「マスターガイド」では「Ｖジャンプに付属」と誤植されている。
-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯＆海馬vs光の仮面＆闇の仮面」戦にて遊戯が使用。~
原作では「[[墓地へ送られた]]時、[[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を500下げる」であり、[[任意効果]]ではなく[[強制効果]]だった。~
[[対象]]が１体かも[[装備カード]]になるのかも不明であった。~
[[《手札抹殺》]]の[[効果]]で捨てられた後[[《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》]]の[[攻撃力]]をダウンさせ[[《青眼の白龍》]]の補助として活躍した。~
その後も原作では[[星]]７であった[[《デーモンの召喚》]]の後継[[カード]]として活躍した。~
また、同じく「バトルシティ編」の「遊戯vs城之内（洗脳）」戦でも遊戯が使用。[[《ロケット戦士》]]と[[《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》]]を[[戦闘破壊]]した。~
「乃亜編」の回想シーンにて、海馬がモクバを突き飛ばした時に落ちていた[[カード]]の内の１枚であり、剛三郎の株の保有度を[[カード]]で表した時に使われた１枚。~
アニメ版の「戦いの儀」における「遊戯vsアテム」戦ではアテムが使用。~
[[《バスター・ブレイダー》]]に[[戦闘破壊]]された際、[[装備カード]]となった。~
[[攻撃]]名は｢&ruby(ギルファーフレイム){暗黒火炎葬};｣。
--文庫版では１コマだけ[[レベル]]７になっている。
--遊戯王Ｒでは「闇遊戯vsマイコ・カトウ」戦にて登場。~
[[通常魔法]]《地獄の烈火炎》との[[コンボ]]で[[フィールド魔法]]《深き森》を破壊した。~
その時の《地獄の烈火炎》による効果名は「ブースデッド・ヘル・フレイム」。
--アニメGXの179話で武藤遊戯の[[デッキ]]（レプリカ）の[[カード]]の一部が確認できるのだが、その中にこの[[カード]]がある。~
最終話の「十代vs遊戯」戦では遊戯が使用。~
[[装備魔法]]《インパクト・フリップ》の[[効果]]で[[デッキ]]から[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ エッジマン》]]の[[装備カード]]となっていた。
**関連カード [#fb2fa125]
-[[デーモン]]
-[[《ハリマンボウ》]]
-[[《手錠龍》]]
-[[《ダーク・ネクロフィア》]]
-[[《フリント》]]
**収録パック等 [#g5ae57e2]
-[[闇魔界の脅威]] 305-053 &size(10){[[Ultimate]]};
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-04
-[[週刊少年ジャンプ(2001年12号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]] WJ-01 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ！！−]] DT06-JP004
**FAQ [#i626dc3b]
Ｑ：[[装備カード]]扱い中に[[破壊]]された時でも[[効果]]を[[発動]]する事はできますか？~
Ａ：はい、できます。~
[[相手]][[ターン]]中でも[[ダメージステップ]]中でも、[[タイミングを逃す]]場合を除いて使えます。~
[[誘発効果]]ですので、他に誘発する[[効果]]がある場合はそれと同時に[[チェーン]]を組み処理します。~
[[チェーン]]を組む順は、「強制で誘発する[[効果]]」の次です。
Ｑ：[[装備カード]]となった場合は[[魔法＆罠カードゾーン]]に置かれますが、どのような扱いになりますか？~
Ａ：「[[装備魔法]]」扱いになります。
Ｑ：[[《スキルドレイン》]]の[[発動]]中に《暗黒魔族ギルファー・デーモン》が[[墓地へ送られた]]時、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》を[[装備カード]]扱いとして[[フィールド]]上の[[モンスター]]に装備する事はできますか。~
Ａ：[[墓地]]で[[効果]]が[[発動]]するため可能です。~
「[[攻撃力]]500ポイントダウン」の[[効果]]も上記のとおり[[装備魔法]]扱いとなるので適用されます。
Ｑ：[[《おろかな埋葬》]]で[[墓地へ送った]]場合、[[効果]][[発動]]しますか？~
Ａ：[[発動]]します。