効果モンスター 星6/闇属性/悪魔族/攻2200/守2500 (1):このカードが墓地へ送られた時、 フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 墓地のこのカードを攻撃力500ダウンの装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
週刊少年ジャンプ(2001年12号) 付属カードで登場した闇属性・悪魔族の上級モンスター。
自身が墓地へ送られた時に、モンスター弱体化の装備カードとなる任意発動の誘発効果を持つ。
発動条件は「墓地へ送られた時」と緩く、どの場所から墓地へ送られた時でも効果が発動する。
墓地へ送る手段としては、手札・フィールドよりもデッキから直接墓地へ送る方が損失は少なく、意図したタイミングで発動しやすい。
デッキから直接墓地へ送る手段は《終末の騎士》や《悪魔の嘆き》等が存在し、手札に来た場合は《デプス・アミュレット》等で墓地へ送ると良い。
装備カードとなった状態で墓地へ送られた場合でも、再度モンスターに装備できるので、繰り返し使用できる。
ただし、任意効果なのでコストで墓地へ送られたり、《手札抹殺》等で途中に他の処理が入る場合はタイミングを逃すことになる。
《天刑王 ブラック・ハイランダー》や《スクラップ・ドラゴン》は、このカードのタイミングを逃す事がないため、相性が良い。
バウンスすれば効果解決時に手札を捨てるカードの候補として使いまわすことも可能。
「デーモン」と名のついたモンスターなので、デーモンのサポートカードの恩恵を受けられる。
装備カードの状態でも《堕落》の発動条件も満たす事が可能であり、《デーモンの雄叫び》で蘇生すれば壁モンスターと効果の再利用を兼ねる事ができる。
ただし、このカードが装備カードとして破壊されても《万魔殿−悪魔の巣窟−》の効果が発動しない点には注意したい。
変わった所では《パワー・ツール・ドラゴン》の装備カードとする事で、破壊耐性を付け続けると言った事ができる。
弱体化は他の装備魔法を使う事で補えるため、それなりに有効な戦術である。
ただ、タイミングを逃す弱点は解消できないのでうまくプレイングで補いたい。
というコンボだがこれは実際には不可能である。
その理由は《リーフ・フェアリー》が墓地に装備カードを送った後すぐ500ダメージを与える(iiの後すぐにiii)ので、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》は墓地へ送られた直後というタイミングを逃す事になるからである。
この一騒動によってタイミングを逃すルールが誕生した経緯を踏まえると、後のOCG史に大きな影響を与えた一枚といえるだろう。
―《暗黒魔族ギルファー・デーモン》の姿が見られるカード
Q:装備カード扱い中に破壊された時でも効果を発動する事はできますか?
A:はい、できます。
相手ターン中でもダメージステップ中でも、タイミングを逃す場合を除いて使えます。
誘発効果ですので、他に誘発する効果がある場合はそれと同時にチェーンを組み処理します。
チェーンを組む順は、「強制で誘発する効果」の次です。
Q:装備カードとなった場合は魔法&罠カードゾーンに置かれますが、どのような扱いになりますか?
A:「装備魔法」扱いになります。
Q:《スキルドレイン》の適用中に《暗黒魔族ギルファー・デーモン》が墓地へ送られた時、《暗黒魔族ギルファー・デーモン》を装備カード扱いとしてフィールド上のモンスターに装備する事はできますか。
A:墓地で効果が発動するため可能です。
「攻撃力500ポイントダウン」の効果も上記のとおり装備魔法扱いとなるので適用されます。
Q:《おろかな埋葬》で墓地へ送った場合、効果発動しますか?
A:発動します。
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