*《&ruby(やみ){闇};・&ruby(どうけし){道化師};のペーテン/Peten the Dark Clown》 [#q9912341] 効果モンスター 星3/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1200 このカードが墓地へ送られた時、 このカードを墓地から除外する事で 手札またはデッキから「闇・道化師のペーテン」1体を特殊召喚する。 //テキストはTP04より //違うバージョンのテキストと混同していたようです [[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#wfe0b6ed]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~ [[除去]][[カード]]にも対応できる[[リクルーター]]であり、同名[[モンスター]]を[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~ [[墓地]]へ送られさえすれば[[効果]]を[[発動]]できるため、様々な状態から[[効果]]を[[発動]]することができる。~ [[戦闘破壊]]はもちろん、[[手札破壊]]や[[デッキ破壊]]によって[[墓地]]に送られても[[発動]]できるのは、他の[[リクルーター]]にはない利点である。~ [[戦闘]]を介さない[[効果]][[破壊]]や[[全体除去]]が横行している現[[環境]]では、[[セット]]したこの[[カード]]から[[1ターンキル]]を免れるという状況も十分ありうる。~ その[[効果]]から、[[《おろかな埋葬》]]や[[《終末の騎士》]]とも相性が良い。~ 以前は[[効果]]が[[発動]]不可だったが、現在は[[発動]]可能とされているため、問題なく運用できる。([[FAQ>#s8ba6991]]参照)~ [[《天使の施し》]]が現役だった頃は、この[[カード]]を[[手札]]から捨て、[[効果]][[発動]]する事もできた。~ また、[[《フレムベル・マジカル》]]を始めとする[[レベル]]4[[チューナー]]から、[[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[シンクロ召喚]]が可能。~ [[【魔法使い族】]]では[[ライフロス]]が厳しいが、[[自爆特攻]]から[[《魔法族の結界》]]に[[魔力カウンター]]を乗せて大量[[ドロー]]というギミックが取れる。~ [[【暗黒界】]]とも相性は悪くないが、[[墓地]]から[[蘇生]]出来る分[[手札事故]]を起こしにくい[[暗黒界]][[モンスター]]を入れた方がいいだろう。~ 能動的な[[リクルート]][[効果]]を持つ[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]と比べて、この[[カード]]は[[手札]]からでも[[特殊召喚]]でき、[[下級モンスター]]なので[[手札事故]]にはなりにくい。~ ただし[[特殊召喚]]できるタイミングが限定される分、早い段階で[[墓地へ送る]]事で[[手札]]に来る[[確率]]を減らすといった手段は取りにくい。~ [[相手]][[ターン]]を凌ぐ場合や、後述の[[エクシーズ素材]]としての用途を考慮すると3枚積みが基本となるため、[[相手]]による[[破壊]]ばかりにこだわっていると[[手札]]でかさばる可能性もある。~ [[レベル]]3[[モンスター]]や[[チューナー]]の比率を高めるなど、なるべく多くの状況で利用できるようにしておきたい。~ 扱いやすい[[効果]]だが、[[任意効果]]であることには注意が必要である。~ [[生け贄召喚]]、[[シンクロ召喚]]や[[《闇霊術−「欲」》]]等の[[コスト]]で[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]場合、[[タイミングを逃す]]。~ 一般的な[[リクルーター]]と比較すると[[戦闘破壊]]後の対応がやや限定的になってくるので、単純に上記の用途で扱うには旨みも少ない。~ [[除去]]にも強いとはいえ、[[壁]]に対して用いる[[デッキ]]は決して多くないので、やはり[[属性]]・[[種族]]等を活用した他の[[カード]]との連携が重要になる。~ [[エクシーズモンスター]]の登場により、前述の[[【魔法使い族】]]以外でも採用する価値が生まれた。~ [[エクシーズモンスター]]の[[効果]][[コスト]]に使用した場合も[[タイミングを逃す]]のだが、それが[[除去]]された場合([[チェーン]]2以降でなければ)は問題なく[[リクルート]][[効果]]を[[発動]]できる。~ [[除去]]手段の豊富な現環境では1[[ターン]]で[[エクシーズモンスター]]が[[除去]]される事も多く、またそれらが[[除外]]や[[バウンス]]であった場合も[[発動]]できるという点はなかなかに見所がある。~ 特に[[《神の警告》]]等によって[[特殊召喚]]を[[無効]]にされた場合でも[[リクルート]]できる点は評価できる。~ [[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]にこの[[カード]]と相性の良い[[モンスター]]が多い点も見逃せない。~ [[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]は[[デメリット]]から[[エクシーズ素材]]を残す事も多く、[[《虚空海竜リヴァイエール》]]は、その[[ステータス]]から[[除去]]されやすく、[[特殊召喚]]先も確保しやすい。~ [[《発条機雷ゼンマイン》]]ならば1度の[[自爆特攻]]でも[[エクシーズ召喚]]分の[[ディスアドバンテージ]]を取り戻せ、耐性での[[コスト]]ならば[[タイミングを逃す]]事なく[[発動]]できる。~ 相方としては[[エクシーズ召喚]]含む[[墓地送り>墓地へ送る]]と相性がよく、[[除外]]が絡む[[《ネクロ・ガードナー》]]が最適。~ [[除去]]後の[[戦闘破壊]]を狙われ息切れしやすいという点もカバーでき、[[闇属性]]の[[サポートカード]]も存分に活かせる。~ -[[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#wfe0b6ed]]収録の際は[[テキスト]]に「[[特殊召喚]]する事ができる」とあったが、[[トーナメントパック2007 Vol.4]]収録の際に「[[特殊召喚]]する」と[[エラッタ]]された。~ 「〜する事で〜する。」という[[テキスト]]なので従来通り[[任意効果]]のままである。 //テキスト変更後念のため裁定をもらったところ、任意効果とのこと(11/12/25) -上記のように[[エクシーズ召喚]]等によって有用性が増えた[[カード]]だが、現在は[[絶版]]状態である。~ -[[カード名]]は、「ペテン師」から。~ 同じ「闇・道化師」で詐欺師が由来の[[通常モンスター]][[《闇・道化師のサギー》]]も存在する。~ [[ステータス]]はこちらが[[効果モンスター]]のためか、若干低い。~ --ヴァリュアブルブックでも、「ペテン師のようだ」などと紹介されていた。~ -原作・アニメにおいて―~ 劇場版『光のピラミッド』の「闇遊戯vs海馬」にて海馬が使用。~ [[攻撃力]]500以下の[[闇属性]][[モンスター]]が[[戦闘破壊]]されるたびに相手の[[デッキ]]を10枚[[墓地へ送る]][[永続罠]]《完全破壊−ジェノサイド・ウィルス》との併用による極悪使用法を披露している。~ 1枚目が[[《マジシャンズ・ヴァルキリア》]]に[[戦闘破壊]]され、2枚目も《攻撃誘導アーマー》により[[《青眼の白龍》]]の身代りとなって[[《マジシャンズ・ヴァルキリア》]]に[[戦闘破壊]]された事で、遊戯の[[デッキ]]を大きく削る。~ 3枚目も[[《黒の魔法神官》]]に[[戦闘破壊]]されたが、[[《黒の魔法神官》]]の[[効果]]により《完全破壊−ジェノサイド・ウィルス》が[[無効]]となったため、遊戯は[[デッキ切れ]]による敗北を逃れている。 --[[直接攻撃]]の方法は、遊戯の背後に回りこみナイフで貫くという強烈なものであった。~ また英語版では[[攻撃]]名が存在し、名前は「Bloodlust Slash」。~ [[攻撃力]]500にも関わらず、「流血の切り裂き」という恐ろしい名前と[[攻撃]]である。~ //-コナミのゲーム作品において―~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#wf646de2] -[[《闇・道化師のサギー》]] -[[《軍隊竜》]] -[[《人造人間−サイコ・リターナー》]] -[[《D−HERO ディアボリックガイ》]] -[[《輪廻天狗》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#q8ddcdde] -[[PREMIUM PACK 7>PREMIUM PACK#wfe0b6ed]] PP7-JP005 -[[トーナメントパック2007 Vol.4]] TP04-JP007 **FAQ [#s8ba6991] Q:このカードを[[《おろかな埋葬》]]で[[墓地]]へ送った場合[[効果]]を[[発動]]することは出来ますか?~ A:ルール上の処理のため、[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]に[[発動]]する事が可能です。(08/02/26) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。