(やみ)のデッキ破壊(はかい)ウイルス/Eradicator Epidemic Virus》

通常罠
自分フィールド上に存在する攻撃力2500以上の闇属性モンスター1体をリリースし、
魔法カードまたは罠カードのどちらかの種類を宣言して発動する。
相手フィールド上に存在する魔法・罠カード、相手の手札、
相手のターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、
宣言した種類のカードを破壊する。

 ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−で登場した通常罠
 ウイルスカードの1つであり、魔法・罠カード破壊ピーピング効果を持つ。

 魔法カードが核となる【魔導書】を始め、フィールド魔法等に依存したデッキではデュエルの勝敗に影響を及ぼす強烈なメタカードとなる。
 例外はあるものの、バーンロック特殊勝利を狙うデッキ魔法・罠カードの比率が高く、壊滅的な被害を与えられる。
 逆に【フルモンスター】等のモンスター効果をメインとしたデッキでは、ただのピーピングカードとなってしまいコストの重さも含め有効に働きにくい。
 環境によってメインデッキサイドデッキでの運用を考慮する必要があるカードといえる。

 闇属性を主体とするデッキでは攻撃力2500というコストディスアドバンテージの面が強いものの比較的容易に捻出できる。
 【Sin】【BF】【ヴェルズ】等では、主力として扱うモンスターコストの条件を満たすものが多く、無理なく採用できる。
 また、【暗黒界】では《暗黒界の龍神 グラファ》リリースする事で実質ノーコストでの発動が狙え、《墓穴の道連れ》とのシナジーもあり特に強力である。
 これら以外のデッキでも《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》エクシーズ召喚できるならば採用も視野に入る。
 《一族の結束》《ダークゾーン》等で足りない打点を補うのも有効であり、【闇属性】でも強化分のディスアドバンテージをカバーしやすい。
 単体でならば《G・コザッキー》《可変機獣 ガンナードラゴン》等もセットの状態からリリースできる。

 また、ランク4のエクシーズ召喚が可能なデッキならば《No.85 クレイジー・ボックス》フィールド上に召喚しやすい。
 《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》と違いエクシーズ素材に縛りが無いため、闇属性主体のデッキでなくともコストとして捻出できる。
 その他、《天狼王 ブルー・セイリオス》炎舞を組み合わせられる【炎星】でも条件を満たせるようになるだろう。

 《魔のデッキ破壊ウイルス》同様、発動時には強力なモンスターを失うことになるが、その分与える影響も大きい。
 しかし、召喚後というタイミングのあるモンスターに比べ、魔法・罠カード発動の段階で役割を遂行するカードが多い。
 早い段階での発動が効果的であるため、サクリファイス・エスケープなどを意識するあまりに有効なタイミングを逃してしまわぬよう気をつけたい。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:このカードの効果適用中に《サイクロン》ドローしました。破壊されるよりも早く《サイクロン》発動できますか?
A:このカードの効果によるドローカードの破壊チェーンブロックを作らないため、速攻魔法発動することができずそのまま破壊されます。

Q:自分手札から《早すぎた埋葬》発動したところ、相手チェーンして《王宮の弾圧》発動しました。
  それにチェーンして自分《王宮の弾圧》対象《サイクロン》発動したところ、相手がさらにこのカードチェーンし、魔法カード宣言しました。
  この場合 《早すぎた埋葬》は破壊されますか?
A:調整中(11/07/23)

Q:自分セット状態の《リビングデッドの呼び声》発動したところ、相手チェーンして《王宮の弾圧》発動しました。
  それにチェーンして自分《王宮の弾圧》対象《サイクロン》発動したところ、相手がさらにこのカードチェーンし、罠カード宣言しました。
  この場合 《リビングデッドの呼び声》破壊されますか?
A:調整中(11/07/23)