(やみ)護封剣(ごふうけん)/Swords of Concealing Light》

永続魔法
このカードの発動時に、相手フィールド上の全てのモンスターを裏側守備表示にする。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上のモンスターは表示形式を変更できない。
このカードは発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に破壊される。

 FLAMING ETERNITYで登場した永続魔法
 相手モンスター全てを裏側守備表示にし、その後の表示形式変更を封印する。

 《光の護封剣》と比較すると発動後に召喚されたモンスター攻撃を防ぐ事ができない。
 ターン数も少ないため総じて相手への影響力が弱く、ロック目的として優先する意義は薄いと言える。

 そのため、このカードは1度に全相手モンスター裏側守備表示にできる点を活かしたい。
 効果モンスター永続効果誘発即時効果を遮断でき、対象を取らないため耐性を持つモンスターが少ないというメリットがある。
 《フォトン・ワイバーン》《抹殺の使徒》等とのコンボを狙うことができるのもあちらにはない利点だろう。

 ただし、その用途であれば相手ターンにも使える《皆既日蝕の書》が存在し、こちらのように《サイクロン》で妨害されることもない。
 自分ターン発動に限り、相手モンスターを一掃できる目途が付いていればドローされるデメリットも帳消しにできる。
 逆に【ゴーストリック】ではロックカード表示形式変更のどちらの役割りも活かせるため、こちらと相性が良い。

 以上から基本的にコンボカードの1枚として運用する事で有効に活用できるだろう。
 使用デッキによって《皆既日蝕の書》とどちらを採用するかはよく考え、また、発動タイミングもしっかりと見極めたい。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《ソロモンの律法書》効果で2回目の自分スタンバイフェイズ時をスキップした場合、このカード破壊されますか?
A:いいえ、破壊されず次のスタンバイフェイズ以後もフィールド上に残り続けます。
  ただし、このカード効果適用されなくなります。(10/05/08)

Q:自分フィールド上に《闇の護封剣》が発動している場合、《太陽の書》相手フィールド上のモンスター対象発動できますか?
A:はい、できます。(10/07/15)

Q:相手フィールド上にモンスタートークンだけ、あるいはモンスターが一体もいないときに発動できますか?
A:モンスタートークンだけの場合でも発動できます。(10/11/27)
  相手フィールド上にモンスターがいない場合も発動できます。(12/02/27)

Q:《闇の護封剣》の表示形式の変更をできなくする効果はこのカードを発動した後に出された相手フィールド上のモンスターにも適用されますか?
A:《闇の護封剣》を発動した後に召喚特殊召喚されたモンスターも、プレイヤーの意思による表示形式の変更を行う事はできません。(13/08/28)