*《闇の侯爵ベリアル》 [#iedd0619]
*《&ruby(やみ){闇};の&ruby(こうしゃく){侯爵};ベリアル/Belial - Marquis of Darkness》 [#top]
 効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2400
 このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
 相手は自分フィールド上に存在する「闇の侯爵ベリアル」を除く
 他のモンスターを攻撃対象に選択できず、魔法・罠カードの効果対象にもできない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 相手は「闇の侯爵ベリアル」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
 モンスターを攻撃対象に選択できず、魔法・罠カードの効果の対象にする事もできない。

 [[書籍付属カード]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 他の[[モンスター]]を[[攻撃対象]]、[[魔法・罠カード]]の[[効果]]対象にさせない[[永続効果]]を持つ。
 [[Vジャンプ(2007年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2007]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 他の[[モンスター]]を[[攻撃対象]]、[[魔法・罠カード]]の[[効果の対象]]にさせない[[永続効果]]を持つ。~

 [[最上級モンスター]]に相応しいステータスを持ち、[[種族]]・[[属性]]にも恵まれている。~
 [[効果]]も強力で[[召喚制限]]なども一切無く、非常に優秀な[[モンスター]]と言えるだろう。~
 この[[カード]]が[[フィールド]]に存在する事で他の[[モンスター]]を守る事ができる。~
 しかし、自身には[[耐性]]が無いため[[除去]]されやすく、[[闇属性]]を守るなら[[《闇の幻影》]]で防御したり[[《安全地帯》]]で[[耐性]]を付与した方が効果的である。~
 また、[[モンスター効果]]にも対応し[[蘇生]][[効果]]も持つ[[攻撃力]]3000の[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]が存在する。~
 こちらは対応する[[サポートカード]]の種類が豊富な[[闇属性]][[モンスター]]であり、[[《トレード・イン》]]にも対応する[[レベル]]8の[[モンスター]]であるのでそれらで差別化したい。~

 この[[カード]]が[[フィールド]]にいるだけで他の[[自分]]の[[モンスター]]を守ることができる。~
 特に[[《収縮》]]や[[《炸裂装甲》]]で味方の[[攻撃]]を妨害されないのは大きい。~
 また2800という高い[[攻撃力]]を持つため、間接的に[[相手]]の[[攻撃]]抑制にも繋がる。~
 [[悪魔族]]な為[[《死霊操りしパペットマスター》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]が可能で、真っ先に狙われやすい[[《死霊操りしパペットマスター》]]を守る事が出来る。
 [[最上級モンスター]]なため[[重く>重い]]、この[[カード]]を運用する場合[[サポートカード]]を使用し[[特殊召喚]]したい。~
 [[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、各種[[蘇生]][[カード]]で[[特殊召喚]]するのが良いだろう。~
 [[召喚条件]]が厳しいが[[《ダーク・クリエイター》]]とも相性が良く、この[[カードの効果]]で守りつつ[[闇属性]][[モンスター]]やこの[[カード]]を[[蘇生]]できる。~
 また、[[《魔犬オクトロス》]]の[[サーチ]]に対応するため、それを[[リクルート]]できる[[《魔界発現世行きデスガイド》]]も併用すると運用が円滑になる。~
 同じく[[《魔界発現世行きデスガイド》]]に対応する[[《魔サイの戦士》]]はこの[[カード]]に[[破壊]][[耐性]]を与える事ができるため、相性がいい。~
 [[《魔サイの戦士》]]でこの[[カード]]を[[墓地]]へ送ってから[[《死霊操りしパペットマスター》]]を[[アドバンス召喚]]すれば一気に揃える事ができる。~

 一方で[[対象をとる(指定する)効果]]ではない[[《地割れ》]]や、[[《ライトニング・ボルテックス》]]などの[[全体除去]]には注意が必要。~
 そして自身には[[耐性]]がないため、真っ先に[[除去]]されるのは必然的にこの[[カード]]となる。~
 [[チェーン]]して[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体にするなど、[[除去]]を誘う囮として使うのも悪くはないかもしれない。~
-「《闇の侯爵ベリアル》以外の」とあるため、2体並べても[[ロック]]にはならない。~
一方、[[《ヒーロー・マスク》]]を使うことで、その[[ターン]]のみではあるが、[[対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]を得られる。~

-[[自分]]の[[モンスター]]だけでなく、[[相手]]の[[モンスター]]も[[魔法・罠カード]]の対象にできなくなる。~
(もちろん、《闇の侯爵ベリアル》を除く)~
そのため、[[装備カード]]などによる強化も妨害できる。
//とりあえず、こちらが現在の事務局回答
//-テキストは2通りに取れるが、「『[[自分]][[フィールド]]の《闇の侯爵ベリアル》』を除く[[フィールド]]全ての[[モンスター]]」ではなく、「[[自分]][[フィールド]]の『《闇の侯爵ベリアル》を除く[[モンスター]]』」である。~
//つまり、「[[相手]][[プレイヤー]]が[[相手]][[モンスター]]に装備させる[[装備魔法]]」などは妨害できない。
//-日本版は長い間[[絶版]]だったが、[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]にて再録された。~

-《闇の侯爵ベリアル》以外を[[魔法・罠カード]]の対象にはできないが、[[モンスター効果]]の対象にすることはできるので注意。~
[[《ならず者傭兵部隊》]]や「[[帝]]」の[[効果]]対象選択は妨害できない。
-「ベリアル(Belial)」とは地獄の大王で、[[ソロモン>《ソロモンの律法書》]]72柱の1柱にも数えられる有力な悪魔である。~
悪魔とは思えない美しい姿で天使に擬態して、人間をだますことを得意とする。~
もともと[[&ruby(ヴァーチャー){力天使};>《デュナミス・ヴァルキリア》]]であったとされる。~
弁論術に長けており、この悪魔が語るとどのような低俗でくだらない内容でも実に高度で複雑な内容に聞こえ、天使程度ならば容易に騙せるという。~
また、この才能を駆使してイエス・キリストに対して訴訟を起こしたこともあるとヤコブス・デ・テラモ著『この不愉快なるベリアルの書』(1382年)に記されている。~
ベリアルは結局裁判で敗訴したが、天国から地獄に堕ちた悪人を支配しうる権威を与えられたとされる。~

-「侯爵」であり「公爵」ではない。~
→[[間違えやすいカード名>間違えやすいカード名#s45f7286]]

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rで天馬夜行が使用。~
原作でのテキストは以下の通り。
遊戯王Rにおける「海馬vs天馬夜行」戦にて夜行が使用。~
[[テキスト]]は以下の通り。~
 《闇の侯爵ベリアル》
 効果モンスター
 星8/攻2800/守2400
 このカードがフィールドに存在する限り,
 レベル7以下のモンスターの攻撃を無効とする。
原作では[[レベル]]7以下の[[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]化する能力を持っており、その力で海馬の身動きを封じた。~
 このカードがフィールドに存在する限り、レベル7以下のモンスターの攻撃を無効とする。
自身の[[効果]]により、原作では[[レベル]]4[[モンスター]]の集合体であった[[《モザイク・マンティコア》]]の[[攻撃]]を封じた。~
しかし次の海馬の[[ターン]]に[[《モザイク・マンティコア》]]の素材のうち2体を[[生け贄]]に[[召喚]]された[[《青眼の白龍》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--実は、Vジャンプ10月号に連載されていたときこの[[モンスター]]は[[レベル]]7だったので、自身も[[攻撃]]できなかった。~
単行本では[[レベル]]8に修正されている。~
--Vジャンプ2006年10月号の掲載時は、この[[モンスター]]の[[レベル]]は7とされていたが、単行本収録の際には[[レベル]]8に修正されている。~
このままだと、自身の[[攻撃]]も[[無効]]化してしまうからだろう。~
ただし、夜行の[[デッキ]]には[[フィールド]]の[[モンスター]]1体の[[レベル]]を0〜8のいずれかに変更できる《レベル・アワード》が入っていたため、この[[カード]]を[[攻撃]]可能な状態にする事は一応可能であった。

-神話・伝承において―~
ベリアルは地獄の大王で、ソロモン72将の一人にも数えられる有力な悪魔のこと。~
悪魔とは思えない美しい姿で天使に擬態して、人間をだますことを得意とする。~
もともと力天使(ヴァーチャー)であったとされる。~
//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#jcbb4d48]
-[[《ヒエラコスフィンクス》]]
**関連カード [#card]
-[[《エレキリギリス》]]

-[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]

-[[《メタルシルバー・アーマー》]]
-[[《レアゴールド・アーマー》]]

**収録パック等 [#h52227f8]
-[[Vジャンプ(2007年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP027 &size(10){[[Ultra]]};
-[[《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》]]

**FAQ [#wa0d3c42]
Q:[[お互い]]の場に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[装備カード]]を[[発動]]する場合、どうなりますか?~
A:[[お互い]]の場の《闇の侯爵ベリアル》以外の[[モンスター]]を対象にすることはできません。(07/09/24)
―爵位を持つ[[モンスター]]の一覧は[[《邪剣男爵》]]を参照。

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2007年5月号開始) 半年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2007]] VJMP-JP027 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]] SD21-JP015

**FAQ [#faq]
Q:[[お互い]]の[[フィールド]]に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[装備カード]]を[[発動]]する場合、どうなりますか?~
A:[[お互い]]に「[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]」及び「[[相手]][[フィールド]]の《闇の侯爵ベリアル》」しか[[対象]]にすることができません。(08/02/17)

//Q:[[自分]]の[[フィールド]]に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[相手]]は[[《抹殺の使徒》]]を[[発動]]することはできますか?~
//A:いいえ 《闇の侯爵ベリアル》以外の[[モンスター]]を[[対象]]にすることはできないので[[発動]]することができません。(07/10/21)
//↑新テキストでは対象にできないのは表側表示と明記されているため

Q:[[自分]]の[[フィールド]]に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[相手]]は[[墓地]]または[[除外]]されている[[モンスター]]を[[魔法>魔法カード]]、[[罠>罠カード]]の[[対象]]にすることはできますか?~
A:《闇の侯爵ベリアル》の[[効果]]は[[フィールド]]のみ[[適用]]なので[[対象]]にすることができます。(08/01/14)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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