*《&ruby(やみ){闇};の&ruby(じゅばく){呪縛};/Shadow Spell》 [#v86343bd]
 永続罠
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
 そのモンスターの攻撃力は700ポイントダウンし、
 攻撃と表示形式の変更ができない。
 そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。

 [[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げ、行動を制限する[[効果]]を持つ。~

 [[攻撃力]]を下げた後に[[攻撃]]し[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]するよりも、[[攻撃]]時に[[破壊]]する方が早い。~
 [[攻撃モンスター]]を迎撃できる[[《収縮》]]・[[《突進》]]や[[《炸裂装甲》]]・[[《万能地雷グレイモヤ》]]等の方が便利である。~
 行動を妨害するにしても、[[ダメージ]][[効果]]を持ち[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]にも使える[[《拷問車輪》]]がある。~
 結局、中途半端になってしまっている点は否めない。~

 [[永続罠]]であるため、[[【神炎皇ウリア】]]ではそこそこ活用できる。~
 [[相手]]の[[攻撃モンスター]]を[[フィールド]]に固定し、隙を見てこの[[カード]]を[[コスト]]に[[《神炎皇ウリア》]]を[[特殊召喚]]したい。

-[[裏側守備表示]][[モンスター]]は対処できないのが難点。~
この点は[[《六芒星の呪縛》]]の方が優秀だが、一番万能なのは[[《拷問車輪》]]だろう。~
これらの[[カード]]の中で唯一ステータスを変動させる[[カード]]なので、[[裏側表示]]の[[カード]]に[[効果]]を使っても、即[[リセット]]状態へ接続されてしまうためかと思われる。

-[[ステータス]]増減の[[クイックエフェクト]]に該当するので、[[ダメージステップ]]で[[発動]]する事が可能。~
その場合、[[攻撃力]]減少の[[効果]]だけが適用されて[[ダメージ計算]]が行われる。~

-以上のように中々のポテンシャルを秘めてはいるものの、[[絶版]]が続いて入手困難である。~
[[トーナメントパック2008 Vol.3]]に再録されたこともあったが、それも[[絶版]]となっている。~
その後、[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]]において再録された。

-[[ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−]]と名前が似ているが、その[[ストラクチャーデッキ]]には収録されていない。

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者王国編」の「海馬vsペガサス」戦において海馬が使用。~
ペガサスの[[《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》]]に対して[[発動]]し、[[攻撃力]]を下げることで[[《青眼の白龍》]]により[[戦闘破壊]]したが対象を[[《ダーク・ラビット》]]にしていれば海馬が勝っていた。~
[[攻撃]]後に本に隠れてしまう[[トゥーン]]でも束縛でき、ペガサスによると当時の海馬の[[デッキ]]に入っている[[トゥーン]]を倒せる唯一の[[カード]]らしい。~
原作では[[魔法カード]]。~

--遊戯王Rの「天馬月行vsテッド・バニアス」戦においてテッド・バニアスが使用。~
月行の《サラブレッド・エルフ》の[[攻撃]]を封じた。

--アニメ5D'sの回想の「遊星vsジャック」戦においてジャックが使用。~
遊星の[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[弱体化]]し、[[《マッド・デーモン》]]の[[攻撃]]で[[デュエル]]に決着を付けた。~
//この時、遊星の[[ライフポイント]]は300だったので本来は100ポイント残るはずである。~
//マッドデーモンにあるので十分。
また、「遊星vs鷹栖」戦において遊星の[[デッキ]]に投入されているのが確認できる。

-コナミのゲーム作品において―~
過去のDMシリーズでは、「[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を1000ポイントダウンさせる」[[効果]]を持つ[[魔法カード]]として登場している。~
減少値が500ポイントの[[《六芒星の呪縛》]]の[[上位互換]]カードである。~
ただし、[[モンスター]]は元の数値−500しかパワーダウンしないので、[[相手]]が[[装備魔法]]を[[使用]]してから[[発動]]しないと真価を発揮しない。~
--[[DUEL TERMINAL]]では海馬、ジャックがこの[[カード]]を[[使用]]する。~
[[攻撃宣言]]時と[[ダメージステップ]]時を使い分ける等、状況によって[[発動]]のタイミングを選んでくるので、意外と鬱陶しいところがあるのが難点か。

**関連カード [#nc5352ee]
-[[《拷問車輪》]]
-[[《六芒星の呪縛》]]

**収録パック等 [#vbca03ba]
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-039
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-35
-[[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]] L3-09 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2008 Vol.3]] TP07-JP012
-[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]] DT05-JP049


**FAQ [#n0a58a8c]
Q:《闇の呪縛》で選択した[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]した場合[[攻撃]]できますか?~
A:[[攻撃]]できません。[[コントロール]]が移動しても、[[効果]]は適用され続けます。