*《&ruby(やみ){闇};の&ruby(ゆうわく){誘惑};/Allure of Darkness》 [#r1194200]
 通常魔法
 自分のデッキからカードを2枚ドローし、
 その後手札から闇属性モンスター1体をゲームから除外する。
 手札に闇属性モンスターがない場合、手札を全て墓地へ送る。

 [[EXTRA PACK]]で登場した[[通常魔法]]。~

 [[【闇属性】]]や[[【ダークモンスター】]]、[[【悪魔族】]]などでは強力な[[手札交換]][[カード]]と化す。~
 だが[[コスト]]にした[[カード]]は[[除外]]されてしまうため、[[墓地]]を利用する[[カード]]とは相性が悪い。~
 この[[カード]]を採用する場合、[[除外]]された[[カード]]を有効に活用できる[[コンボ]]を取り入れたい。~
 無論、[[《異次元の偵察機》]]や[[《ネクロフェイス》]]などは、[[手札]]に来たらこの[[カード]]で効率よく[[除外]]できるため相性がいい。~
 また[[手札]]で[[腐って>腐る]]も[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]として使える。~

 [[除外]]からの[[特殊召喚]]を利用するのが主な[[コンボ]]だと言える。~
 [[除外]]した[[最上級]][[モンスター]]を[[帰還]]させれば非常に強力。~
 サポートは[[《異次元からの帰還》]]、[[《D・D・R》]]、[[《闇次元の解放》]]など豊富に揃っている。~

 [[《異次元からの埋葬》]]で[[除外]]した[[カード]]を[[墓地]]に送り、[[墓地]]利用に繋げる方法もあるが二度手間になりかねない。~
 [[【アンデット族】]]のように、[[《ゾンビキャリア》]]や[[《馬頭鬼》]]を使い回すために[[《異次元からの埋葬》]]を最初から利用している[[デッキ]]では活用しやすい。~

 [[除外]]を利用しなくても、この[[カード]]は[[手札交換]]・[[デッキ圧縮]]をし、素早く[[《スキルドレイン》]]など[[デッキ]]に眠る[[キーカード]]を[[手札]]に加えるのに貢献する。~
 [[闇属性]]ならどんな[[モンスター]]でも[[コスト]]に出来るため使いやすい。

 また[[サーチ]]や[[サルベージ]]した[[モンスター]]を、この[[カード]]で[[ドロー]]に変える[[コンボ]]もある。
 例えば[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]は[[サーチ]]した[[《ジェネクス・コントローラー》]]が[[ドロー]]に変わり、[[《悪夢再び》]]で回収した[[カード]]を[[ドロー]]変えることができる。

 また、全てが[[闇属性]]であり、[[《デステニー・ドロー》]]という専用の[[手札交換]]カードを持つ[[D−HERO]]にも無理なく採用可能。[[レベル]]8の3体の[[D−HERO]]を対象にした[[《トレード・イン》]]と合わせて、合計9枚の[[手札交換]]カードを投入出来る。~
 [[コンボ]][[デッキ]]のサポートにはうってつけと言えるかもしれない。~
 だが[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]や[[《D−HERO ダッシュガイ》]]をこの[[カード]]で[[除外]]してしまっては意味がないので、ある程度の工夫が必要。~

 このようにどんな[[デッキ]]にも入りそうだが、上記の様な[[コンボ]]を利用するわけでもなく、ただ[[手札]]で腐った[[モンスター]]の交換に使うためだけなら、この[[カード]]の必要性は低いと言ってもいい。~
 [[モンスター]]が[[手札]]で腐りやすいのなら[[デッキ]]の構築を見直し、[[モンスター]]のバランスを調整したほうが良いだろう。~
 始めから[[《闇の誘惑》]]を抜いておけば、[[デッキ]]は[[圧縮]]された状態になるので、[[《闇の誘惑》]]を引く代わりに別の[[カード]]を[[ドロー]]できる。~
 そもそも、この[[カード]]単体では[[効果]]を発揮できず[[紙]]同然なので、事故要因にもなりかねないことを忘れてはいけない。~

 [[《精霊の鏡》]]を使って[[自分]]の[[発動]]した《闇の誘惑》を[[相手]]に移し変えると、[[相手]]の[[手札]]に[[闇属性]][[モンスター]]が無ければ[[相手]]の[[手札]]を全て[[墓地に送る]]ことができる。~
 とは言え、[[闇属性]][[モンスター]]には[[汎用性]]の高い強力な[[モンスター]]も多く、わざわざこの[[コンボ]]を狙うほど[[手札]]が多ければ中に[[闇属性]][[モンスター]]が含まれている可能性も高い。~
 これを行うなら、[[《ダスト・シュート》]]や各種[[ハンデス]]で[[闇属性]][[モンスター]]を排除してから行うべきだろう。~
 ただ、[[相手]]が[[闇属性]]を中心とした[[デッキ]]で《闇の誘惑》を[[デッキ]]に投入していない場合は[[《精霊の鏡》]]が[[腐る]]ことになってしまう。~
 総合的にはやや使いづらい[[コンボ]]だが、こういった使い方があるなど、覚えておいて損はないだろう。~

-海外の[[【闇属性】]]及び[[【ダークモンスター】]]はこの[[カード]]の恩賜によって凄まじい回転力を得ていた。~
特に、[[ドロー]]しつつ[[除外]]した[[闇属性]][[モンスター]]を[[《次元融合》]]で[[特殊召喚]]する[[コンボ]]が非常に強烈であった。~
この[[コンボ]]を抑止するために[[08/05/09>海外の禁止・制限カード/2008年5月9日]]にて、急遽海外でのみこの[[カード]]は[[準制限カード]]に、[[《次元融合》]]は[[禁止カード]]に指定されている。~
その後、日本でも[[《混沌の黒魔術師》]][[《次元融合》]]が[[禁止カード]]になり、このカードは規制されなかった事に合わせてか、[[08/09/01>海外の禁止・制限カード/2008年9月1日]]で[[制限解除]]されている。
//アッパーデック公式サイトより
//[[EXTRA PACK]]は2008/09/13発売だから日本の2008/09/01で規制しようがない。

-元々は、海外版[[Phantom Darkness]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#c7f66ecc]
-[[《凡人の施し》]]

//―《闇の誘惑》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#p4d1d5c0]
-[[EXTRA PACK]] EXP1-JP027 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#f71bc3a8]
Q:[[ドロー]]と[[除外]](あるいは[[墓地に送る]]行為)は同時扱いですか?([[《便乗》]]の処理に関係)~
A:いいえ、[[ドロー]]した後に[[除外]](あるいは[[墓地に送る]]行為)を行いますので同時扱いではありません。(08/09/14)

Q:《闇の誘惑》の[[発動]]に[[チェーン]]して、[[《王宮の鉄壁》]]を[[発動]]した時どういう処理を行いますか?~
A:[[カード]]を2枚[[ドロー]]した後に、[[自分]]の[[手札]]を[[相手]]が[[確認]]し、[[闇属性]][[モンスター]]が[[手札]]に存在する場合、[[除外]]をせず、[[墓地]]にも送りません。[[闇属性]][[モンスター]]が[[手札]]に存在しない場合は、[[手札]]を全て[[墓地]]へ送ります。(08/09/14)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~