*《&ruby(やみ){闇};の&ruby(ゆうわく){誘惑};/Allure of Darkness》 [#r5092f00] 通常魔法(制限カード) 自分のデッキからカードを2枚ドローし、 その後手札の闇属性モンスター1体をゲームから除外する。 手札に闇属性モンスターがない場合、手札を全て墓地へ送る。 [[EXTRA PACK]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[【ダークモンスター】]]、[[【悪魔族】]]、[[【BF】]]など多くの[[【闇属性】]]関連[[デッキ]]で採用される強力な[[手札交換]][[カード]]。~ 類似[[効果]]を持つ[[《凡人の施し》]]と比べても、[[魔法カード]]である点で速攻性を損なわないため非常に優秀。 だが選択した[[カード]]は[[除外]]されてしまうため、[[墓地]]を利用する[[カード]]とは相性が悪い。~ この[[カード]]を採用する場合、[[除外]]された[[カード]]を有効に活用できる[[コンボ]]を取り入れたい。~ 無論、[[《異次元の偵察機》]]や[[《ネクロフェイス》]]などは、[[手札]]に来たらこの[[カード]]で効率よく[[除外]]できるため相性がいい。~ [[《召喚僧サモンプリースト》]]は[[闇属性]]なのでこの[[カード]]で[[除外]]でき、逆にこの[[カード]]を[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]にできるので互いに[[シナジー]]がある。~ [[除外]]からの[[特殊召喚]]を利用するのが主な[[コンボ]]だと言える。~ [[除外]]した[[最上級モンスター]]を[[帰還]]させれば非常に強力。~ サポートは[[《異次元からの帰還》]]・[[《D・D・R》]]・[[《闇次元の解放》]]など豊富に揃っている。~ [[《異次元からの埋葬》]]で[[除外]]した[[カード]]を[[墓地]]に戻し、[[墓地]]利用に繋げる方法もあるが二度手間になりかねない。~ [[【アンデット族】]]、[[【墓地BF】>【BF】#n72dc118]]のように、[[《ゾンビキャリア》]]や[[《馬頭鬼》]]・[[《BF−大旆のヴァーユ》]]を使い回すために[[《異次元からの埋葬》]]を最初から利用している[[デッキ]]では活用しやすい。~ [[除外]]を利用しなくても、この[[カード]]は[[手札交換]]・[[デッキ圧縮]]をし、素早く[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]など[[デッキ]]に眠る[[キーカード]]を[[手札]]に[[加える]]のに貢献する。~ [[闇属性]]を多く採用していれば[[除外]]する[[カード]]に困ることはないため、使い勝手が良い。~ [[《デステニー・ドロー》]]などと違って2枚引いた後に除外されるため、手札に[[闇属性]][[モンスター]]がなくてもいざという時には他の[[魔法・罠カード]]をすべて[[セット]]した後にこのカードを[[発動]]して、その2枚に賭けてみる事もできる。~ 無論その2枚に[[闇属性]]が含まれていなかったらすべて[[墓地]]に送られてしまうが、一応の[[墓地]]肥やしにはなる。 また[[サーチ]]や[[サルベージ]]した[[モンスター]]を、この[[カード]]で[[ドロー]]に変える[[コンボ]]もある。~ 例えば[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]は[[サーチ]]した[[《ジェネクス・コントローラー》]]が[[ドロー]]に変わり、[[《悪夢再び》]]で回収した[[カード]]を[[ドロー]]に変える事もできる。~ [[レベル]]8の[[D−HERO]]3枚は、このカードと[[《トレード・イン》]]・[[《デステニー・ドロー》]]と、3枚の[[手札交換]]カードに対応している。~ これらを合わせる事で、[[コンボ]][[デッキ]]にはうってつけのサポートとなる。~ [[【エクゾディア】]]を高速で揃えるのに使うのが良いだろうか。~ しかし[[【D−HERO】]]は[[墓地]]利用が多いためこの[[カード]]との相性がイマイチである。~ [[【D−HERO】]]では[[手札交換]]の為と割り切って使うことになるだろう。~ また、[[【エクゾディア】]]で採用する場合はパーツを[[除外]]したり、捨てたりしないように気を付けたい。~ [[《精霊の鏡》]]を使って[[自分]]の[[発動]]した《闇の誘惑》を[[相手]]に移し変えると、[[相手]]の[[手札]]に[[闇属性]][[モンスター]]が無ければ[[相手]]の[[手札]]を全て[[墓地に送る]]事ができる。~ 但し、そこまでしても2枚の[[ドロー]]で[[闇属性]][[モンスター]]を引かれたら全く意味が無い。~ また、[[相手]]が[[闇属性]]を中心とした[[デッキ]]で《闇の誘惑》を[[デッキ]]に投入していない場合は[[《精霊の鏡》]]が[[腐る]]事になってしまう。~ 総合的にはやや使いづらい[[コンボ]]だが、こういった使い方があるなど、覚えておいて損はないだろう。~ -海外の[[【闇属性】]]及び[[【ダークモンスター】]]はこの[[カード]]によって凄まじい[[回転]]力を得ていた。~ 特に、[[ドロー]]しつつ[[除外]]した[[闇属性]][[モンスター]]を[[《次元融合》]]で[[特殊召喚]]する[[コンボ]]が非常に強烈であったため、[[08/05/09>海外の禁止・制限カード/2008年5月9日]]にて、急遽海外でのみこの[[カード]]は[[準制限カード]]に、[[《次元融合》]]は[[禁止カード]]に指定されている。~ そして、日本でも[[《混沌の黒魔術師》]]・[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]になり、この[[カード]]は規制されなかった事に合わせてか、海外の[[08/09/01>海外の禁止・制限カード/2008年9月1日]]の制限改定では[[制限解除]]されている。~ --汎用性の高さを評価されてか、[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]にて、[[準制限カード]]に指定される。~ それでも[[汎用性]]が高かったためか、[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]にて、[[制限カード]]として[[制限強化]]された。~ 改定の直前に登場した[[《黒羽の宝札》]]の使用を促進するためとも考えられる。~ -元々は、海外版[[Phantom Darkness]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~ あちらでは[[レアリティ]]が[[ウルトラレア>Ultra]]に設定されているため、優秀でありながら集めにくい[[カード]]でもある。~ 後に[[Raging Battle]]のSpecialEdition特典として再録されたがこちらは現在[[絶版]]である。~ だが[[Structure Deck:Marik]]に再録されたので英語版のこのカードの入手難易度はかなり下がったと言える。~ --尚、日本語版の方は現在[[絶版]]である。~ //-原作・アニメにおいて―~ //-コナミのゲーム作品において―~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#c7f66ecc] //-[[《闇の誘惑》]] -[[《トレード・イン》]] -[[《デステニー・ドロー》]] -[[《ソーラー・エクスチェンジ》]] -[[《黒羽の宝札》]] -[[《調和の宝札》]] -[[《天空の宝札》]] -[[《凡人の施し》]] -[[《休息する剣闘獣》]](3:3交換) -[[《強欲なウツボ》]](3:3交換) -[[《D・スピードユニット》]] -[[《バスター・テレポート》]] -[[《コア濃度圧縮》]] -[[《コンバート・コンタクト》]] -[[《レア・ヴァリュー》]] -[[《埋蔵金の地図》]] -[[《マジック・プランター》]] //―《闇の誘惑》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク **この[[カード]]を使用する代表的な[[デッキ]] [#n143040f] -[[【闇属性】]] -[[【次元ダーク】]] **収録パック等 [#p4d1d5c0] -[[EXTRA PACK]] EXP1-JP027 &size(10){[[Super]]}; **FAQ [#f71bc3a8] Q:[[ドロー]]と[[除外]](あるいは[[墓地に送る]]行為)は同時扱いですか?([[《便乗》]]の処理に関係)~ A:いいえ、[[ドロー]]した後に[[除外]](あるいは[[墓地に送る]]行為)を行いますので同時扱いではありません。(08/09/14) Q:《闇の誘惑》の[[発動]]に[[チェーン]]して、[[《王宮の鉄壁》]]を[[発動]]した時どういう処理を行いますか?~ A:[[カード]]を2枚[[ドロー]]した後に、[[自分]]の[[手札]]を[[相手]]が[[確認]]し、[[闇属性]][[モンスター]]が[[手札]]に存在する場合、[[除外]]をせず、[[墓地]]にも送りません。~ [[闇属性]][[モンスター]]が[[手札]]に存在しない場合は、[[手札]]を全て[[墓地]]へ送ります。(08/09/14) Q:上記の裁定について、[[確認]]する[[手札]]とは1枚ですか?全てですか?~ A:1枚です。[[闇属性]][[モンスター]]を見せれば良く、他の[[手札]]のカードは[[確認]]しません。(09/01/09) //鉄壁より抜粋。近くにあったほうが分かりやすいと判断 //質問だけの投稿はお止めください。ここは質問と、それに対する事務局の回答の両方を同時に記述する項目です。 //質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。