遊戯王カードWiki - 《闇霊使いダルク》のバックアップ(No.72)

《闇霊使(やみれいつか)いダルク/Dharc the Dark Charmer》 †

効果モンスター
星３/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1500
リバース：このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上の闇属性モンスター１体のコントロールを得る。

　THE DUELIST GENESISで登場した、闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
　６種類存在する霊使いの内の１種類。
　このカード自身と同じ属性のモンスターのコントロールを得る事ができるリバース効果を持っている。

　闇属性モンスターをコントロール奪取できるが、このカードがフィールド上に存在する間のみと、条件が少し厳しい。
　リバース効果な上にこのステータスでは、他のカードの補助が無いとフィールドに残る事は難しい。

　《太陽の書》や《砂漠の光》等を使い、リバース効果の遅効性を克服するのは勿論、相手モンスターを永続的にコントロール奪取できる様に《月の書》等で裏側守備表示にしてしまっても良い。
　また戦闘によって破壊されてしまうのを避けるためにも、《光の護封剣》や《和睦の使者》、《くず鉄のかかし》等と併用したいところ。
　或いは、コントロール奪取したモンスターはそのままコスト等にしてしまっても良い。
　この他、《ＤＮＡ移植手術》を使えば、相手のモンスターを全てコントロール奪取する事ができるので、戦略としては十分な範疇である。
　特に《ダーク・アームド・ドラゴン》・《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》・《機皇帝ワイゼル∞》等のコントロールを得る事ができれば、相当な戦力アップに繋がる事だろう。

このカードの名前?「闇霊使いダルク」の「ダルク」の由来は「Dark(ダーク)（闇）」と思われる。
ジャンヌ・ダルク（Jehanne Darc）とは意味もスペルも大きく異なっているので、恐らく一切関係は無いだろう。

霊使いの名を冠してはいるが、自身の霊術であろう《闇霊術－「欲」》のイラストには一切登場していない。
《闇霊術－「欲」》より若干遅れて登場したカードのため、こうなってしまったからには仕方が無いとしか言いようが無い。

女性にも見える中性的な容姿であるが、実は６人の霊使いの中で唯一男性である。
TAG FORCE 4ではこのモンスターのフィギュアを入手する事ができるが、「男性モンスターフィギュア」としてはっきり明記されている。

傍らに存在するモンスターは《Ｄ・ナポレオン》と思われる。
《Ｄ・ナポレオン》がトーナメントパック2008 Vol.1で唐突に再録されている事も、何かの関連性がありそうだ。
後に《光霊使いライナ》が登場する際にもこの流れを汲んでいるので、可能性としては十分高い。