*《&ruby(やみれいじゅつ){闇霊術};−「&ruby(よく){欲};」/Dark Spirit Art - Greed》 [#uf26119b]
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 通常罠
 自分フィールド上に存在する闇属性モンスター1体を生け贄に捧げて発動する。
 相手は手札から魔法カード1枚を見せる事でこの効果を無効にする事ができる。
 自分フィールド上の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
 相手は手札から魔法カード1枚を見せてこのカードの効果を無効にできる。
 見せなかった場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[通常罠]]。~
// [[イラスト]]が目を引く通称「霊術」の1枚。ただし、この霊術のみ「[[霊使い]]」の姿が存在しないため、他と比べると平凡かもしれない。~
//議論板で一度結論が出たので削除しないで下さい
//http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=485
//議論の主旨と異なるのでコメントアウト。
 [[ドロー]][[効果]]を持つが、[[効果]]が[[無効]]化される可能性があり、安定性に欠けるので状況を選ぶ玄人向けのカードと言える。~
 [[闇属性]][[モンスター]]を[[リリース]]し、不確定で[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~

 [[生け贄]][[コスト]]が必要なため2枚[[ドロー]]とはいえ[[2:2交換>1:1交換]]であり、[[デッキ圧縮]]の[[効果]]しかない。~
 だが[[闇属性]][[トークン]]生成カードも多いので、それらを使用すれば[[ディスアドバンテージ]]は最小限に抑えられる。~
 多用される[[属性]]であるため、[[相手]]の[[闇属性]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得て[[生け贄]]にささげれば無駄が無い。
 単に[[闇属性]]を[[召喚]]して[[リリース]]するだけでは[[手札交換]]にしかならず、既に[[効果]]を[[発動]]したものや、[[墓地へ送る]]ことで[[効果]]を発揮するもの、[[闇属性]]の[[トークン]]などを[[リリース]]して[[ディスアドバンテージ]]の軽減に努めたい。~
 [[サクリファイス・エスケープ]]として[[発動]]するのも良い。~
 多用される[[属性]]であるため、[[相手]]の[[闇属性]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得て[[リリースする]]手もある。~

 しかし、[[相手]]が[[魔法カード]]を持っているだけで2枚の[[ディスアドバンテージ]]を負うことになるので、[[魔法カード]]が無いことを[[確認]]した後か、そもそも[[手札]]が無い時に[[発動]]したい。~
 [[ウイルス]]シリーズ等の[[効果]]によって予め[[ピーピング]]・[[ハンデス]]をしておくといいだろう。~
 特に[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]で[[魔法カード]]を[[宣言]]しておけば[[発動]]はほぼ確実なものとなる。~
 しかし、いくら[[リリース]]を軽減できても[[相手]]が[[魔法カード]]を[[公開]]するだけで[[無効]]にされてしまう。~
 この[[カード]]を使って[[手札]]1枚を[[確認]]するだけではとても割に合わないため、[[無効]]化されない状況を作る必要がある。~

 [[【トマハン】]]では[[闇属性]][[モンスター]]が多い上に[[相手]]の[[手札]]を減らせるため、[[発動条件]]と[[効果]]がかみ合っており、相性が良い。~
 [[闇属性]]に関連する[[《魂を削る死霊》]]や[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の他、[[《マインドクラッシュ》]]で[[相手]]の[[手札]]の[[魔法カード]]を減らせば[[発動]]は難しくはない。~
 しかし、同じように[[ドロー]]したいならば[[《魂の転身》]]もあるので、[[属性]]サポートとして利用するかは、明確な[[コンボ]]を行える、またはその[[コンボ]]と相性のいい[[デッキ]]に採用するのが無難だろう。~

 [[【トマハン】]]では[[闇属性]][[モンスター]]が多い上に[[相手]]の[[手札]]が少なくなるので、[[効果]]が[[無効]]化されにくく相性が良い。~
 [[【シモッチバーン】]]においては、[[《真実の眼》]]が[[発動]]していれば恒久的な[[ピーピング]]ができる。~
 [[《堕天使ナース−レフィキュル》]]と共に置いておけば、[[相手]]が[[ダメージ]]を回避しようと[[魔法カード]]を[[セット]]してきた時に確実に[[発動]]できる。~
 [[リバース]]して用済みになった[[《不幸を告げる黒猫》]]も[[生け贄]]に使えるため、相性が良いと言える。
 その状態なら[[公開]]によって妨害されることがなくなるため、確実に2枚の[[ドロー]]が可能となる。~
 [[《シモッチによる副作用》]]と同時に引いてしまった[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]や[[リバース]]して用済みになった[[《不幸を告げる黒猫》]]も[[リリース]]に使える。~
 [[【蟲惑魔】]]においては[[《アトラの蟲惑魔》]]があれば簡単に[[ドロー]]できる。~
 [[霊術>霊使い]]も詰め込んだファン構築の[[【霊使い】]]では、同じ[[霊術>霊使い]]である[[《水霊術−「葵」》]]を使って[[ハンデス]]と[[ピーピング]]を行い補助が可能。~

-[[自分]]の場の[[《The splendid VENUS》]]の[[効果]]が適用されている場合、確実に[[ドロー]]する事が可能である。~
これは、[[《The splendid VENUS》]]の[[効果]]により、この[[カードの効果]]を[[無効]]にできないためである。([[《The splendid VENUS》]]参照)~
 [[《闇黒世界−シャドウ・ディストピア−》]]との相性は抜群であり、[[属性]]変更と[[リリース]]の肩代わりにより、[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]しつつ[[情報アドバンテージ]]か[[ハンド・アドバンテージ]]が得られる。~
 上述した[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]も恩恵を受けられるため、確実な2枚[[ドロー]]も決めやすくなる。

-勘違いしがちだが、[[《マジック・ドレイン》]]とは違い[[相手]]はあくまで[[魔法カード]]を見せるだけなので[[手札]]を減らすことはできない。~
しかしながら[[相手]]の[[魔法カード]]を減らせる[[《マジック・ドレイン》]]とは相性が良い。~
-[[自分]][[フィールド]]の[[《The splendid VENUS》]]の[[効果]]が[[適用]]されている場合、確実に[[ドロー]]する事が可能である。~
これは、[[《The splendid VENUS》]]の[[効果]]により、この[[カードの効果]]を[[無効]]にできないためである。~
詳しくは[[《The splendid VENUS》]]参照。~

-他の「霊術」と異なり、登場時点で対応する「[[霊使い]]」が存在しなかったため、その姿が写っていない。~
しかし、後に[[《闇霊使いダルク》]]が登場した。~
-[[《マジック・ドレイン》]]とは違い、[[相手]]はあくまで[[魔法カード]]を見せるだけなので[[手札]]を減らすことはできない。~
だが、[[相手]]の[[魔法カード]]を減らせる[[《マジック・ドレイン》]]は好相性の[[カード]]である。~

-この「霊術」だけ、《○霊術−「△」》の○の部分が訓読みで、△の部分が音読みである。~
また、英語名の△の部分に関しても、他の「霊術」が日本語の読みそのままなのに対して、この[[カード]]だけ英訳されている。
-[[霊術>霊使い]]の中で唯一[[ディスアドバンテージ]]が無く、[[サクリファイス・エスケープ]]をすることで[[アドバンテージ]]すら得られる。~
その代わり、簡単に[[無効]]化される危険性も孕んでいる。~

-他の「[[霊術>霊使い]]」と異なり、登場時点で対応する[[霊使い]]が存在しなかったためか、その姿が写っていない。~
[[《闇霊使いダルク》]]が登場したのは、この[[カード]]が登場した後である。~

--さらにその後[[《光霊使いライナ》]]が登場し、対応する霊術・[[《光霊術−「聖」》]]も登場した。~
[[《光霊術−「聖」》]]には[[《光霊使いライナ》]]が描かれているため、霊術の中でもこの[[カード]]のみ異質な存在になってしまった。~
---2019年のイベント(YCSJ TOKYO 2019)の「ミニ色紙コレクション」では、[[憑依装着]]と[[霊術>霊使い]]の[[イラスト]]が採用されているのだが、この[[カード]]のみ該当する商品が無い。~
//公式としてもやはりこの[[カード]]の浮き具合は把握しているようだ。~
//https://www.konami.com/yugioh/ycsj-df/

--[[カード名]]も異質であり、この[[カード]]のみ《○霊術−「△」》の○の部分が訓読みで、△の部分が音読みである。~
また、[[英語名]]の△の部分に関しても、他の「霊術」が日本語の読みそのままなのに対して、この[[カード]]だけ英訳されている。~
さらに他の「霊術」は《Spiritual ○ Art - △》となっているのに対して《○ Spirit Art - △》と形式が異なっている。~
//現時点では「闇霊術」を[[カテゴリ]]として指定する「ダルク」の[[憑依覚醒>使い魔]]は存在しないため、ルール上の問題は無い。~
//別にそれが登場しても問題はないぞ。英語名の該当部分を「Dark Spirit Art」カードとすればいい(というか、英語名の微妙な違いの為に「霊術」カテゴリじゃないんだろうし)

-[[イラスト]]の右上に、取っ手部分が壊れ、歯も欠けている[[《強欲な壺》]]が置いてあるのが確認できる。~
マスターガイド2によると[[《強欲な壺》]]を使用した儀式らしく、壊れてしまっても置いてあるだけで効果を発揮するらしい。~
破損した[[原因>《罰則金》]]と[[カード名]]から考えると、[[あるモンスター>《強欲ゴブリン》]]にいきつく。~
[[在りし日>《成金ゴブリン》]]を思い出し霊術を行ったのかもしれないが、[[そのモンスター>《強欲ゴブリン》]]では[[属性]]が合わないため、この術を使う事は出来ない。
左上には枷のようなものがあることから、彼が[[《闇霊使いダルク》]]を捕らえて術を行わせているのかもしれない。~

//-原作・アニメにおいて―~
-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「&ruby(フォー){IV};vsナッシュ」戦でIVが使用した[[通常罠]]《パニック・シャッフル》の[[イラスト]]には両者と[[《強欲な壺》]]が描かれている。~
[[《闇霊使いダルク》]]が術で反撃している様であり、恐らくはこの[[カード]]の続きとなるシーンであろう。~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCE シリーズ等では、この[[カード]]も支障なく[[霊使い]]シリーズとして扱われている。~

//-神話・伝承において―~
**関連カード [#card]
-[[霊術>霊使い]]

**関連カード [#p74e649d]
-[[《地霊術−「鉄」》]]
-[[《水霊術−「葵」》]]
-[[《火霊術−「紅」》]]
-[[《風霊術−「雅」》]]

-[[《闇霊使いダルク》]]

-[[《アドバンスドロー》]]
-[[《闇の誘惑》]]
-[[ウイルス]]

-[[《マジック・ドレイン》]]
-[[《無謀な欲張り》]]
―2枚[[ドロー]]する[[カード]]は[[《強欲な壺》]]を参照。~

-[[《サイバー・ヴァリー》]]
―[[効果処理時]]に[[相手]]は[[手札]]の特定[[カード]]を[[公開]]して[[無効]]にできる[[カード]]~
-[[《野望のゴーファー》]]

-[[《光霊術−「聖」》]]
-[[《バトル・ブレイク》]]

//-[[《マジック・ドレイン》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《強欲な壺》]]

**収録パック等 [#j9540e4c]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【指名ハンデス】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP070 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP102

//**FAQ [#hbf71459]
//Q:~
//A:
**FAQ [#faq]
//コスト関連のFAQは霊使いのページへ

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
Q:[[手札]]が[[公開]]されている場合、[[相手]]は[[公開]]された[[カード]]を見せて[[効果]]を[[無効]]にできますか?~
A:いいえ、[[無効]]にはできません。(13/02/10)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《闇霊術−「欲」》,罠,通常罠,);