融合・効果モンスター 星8/光属性/魔法使い族/攻 0/守2600 効果モンスター以外のモンスター×2 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力は、このカードの融合素材とした 儀式・融合・S・X・リンクモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。 (2):このカードは直接攻撃できる。 (3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、 自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、 効果モンスター以外のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。
WORLD PREMIERE PACK 2022で登場した光属性・魔法使い族の融合モンスター。
自身の融合素材とした儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・リンクの元々の攻撃力の合計数値を自己強化する効果、直接攻撃できる効果、破壊された場合に効果モンスター以外のモンスターを蘇生・帰還できる効果を持つ。
融合素材は効果モンスター以外のモンスターであり、通常モンスターやトークンを利用すれば融合素材を揃えること自体は簡単。
ただし、自身の元々の攻撃力が0であり、自己強化の条件を考えると最低でも1体は特殊召喚モンスターで該当するものを融合素材に用いたい。
儀式モンスターは唯一メインデッキに含まれるのでサーチ・サルベージで手札に確保するのが容易であり、他に比べて融合素材に利用しやすい。
他のモンスターはエクストラデッキから特殊召喚するか、直接墓地へ送って墓地融合を行わなければならない。
(3)の効果で融合素材にしたモンスターの特殊召喚を狙うのならば、特殊召喚して蘇生制限を満たしたものを使用したい。
リンクモンスターの《天威の鬼神》であればトークンなどからリンクモンスターを経由するだけで出せる。
若干ステータスは抑え気味だが、融合モンスターなら《簡素融合》1枚で出すのが手っ取り早く、リンク素材などで墓地へ送って墓地融合に繋げる事もできる。
《テセウスの魔棲物》ならチューナーなので効果モンスター以外のモンスターのシンクロ召喚にも使える。
(1)は自身の融合素材の元々の攻撃力に起因する自己強化。
融合素材2体を特殊召喚モンスターにすれば非常に高い攻撃力を得る事も可能であり、(2)で大ダメージも狙える。
しかし、該当するモンスター2体を揃えるのは若干の手間であり、蘇生制限を満たしていなければ(3)の対象先も用意できなくなる。
欲張らずに、特殊召喚モンスターを1体のみに留め、残りは用意しやすい通常モンスターやトークンで賄っても良い。
あるいは(3)はあてにせず、蘇生制限を気にしないで融合素材を確保するなど、割り切った運用の方が活躍させやすいだろう。
《青眼の究極竜》・《マスター・オブ・OZ》2体を素材にできれば一気にワンキル圏内なので特化する価値はある。
(2)は直接攻撃できる効果。
(1)や他のカードの効果で高い攻撃力を得られれば、フィニッシャーに適した性能となる。
(3)は自身が破壊された場合における効果モンスター以外のモンスターの蘇生・帰還。
相手の除去や戦闘破壊に対する保険にはなるが、(1)(2)でのフィニッシャー運用を狙う場合、後ろ向きなトリガーはややアンチシナジーである。
また、(1)による大幅な強化を狙って特殊召喚モンスターのみを使用した場合、蘇生制限を満たさないケースも多く、特殊召喚先が確保できない事も起こり得る。
自分の効果破壊もトリガーにはなるのでコンボを狙えなくも無いが、基本的には保険と見なしてこの効果自体には拘らない方が無難か。
魔法使い族なので《円融魔術》に対応している。
墓地に融合素材となる大型の特殊召喚モンスターを用意する手間はあるが直接攻撃での1ターンキルも狙えるので特化する価値はある。
エクストラデッキを圧迫する上に1ターン待つ必要はあるが、《轟雷帝ザボルグ》で《捕食植物キメラフレシア》または《深淵竜アルバ・レナトゥス》と共に融合素材を墓地へ送れば必要な準備は整う。
あるいは、こちらもタイムラグはあるが《教導の大神祇官》ならば即座に融合素材を墓地に揃えられる。