威嚇(いかく)する咆哮(ほうこう)/Threatening Roar》

通常罠
このターン相手は攻撃宣言をする事ができない。

 FLAMING ETERNITYで登場した通常罠
 発動ターン相手攻撃宣言を封じる残存効果を持つ。

 フリーチェーンながら発動ターンに行われるあらゆる攻撃宣言に対処する事ができ、《和睦の使者》相互互換と言える防御カードの1枚。
 《和睦の使者》発動ターンに生じる戦闘ダメージを全て0にするのに対し、このカード相手攻撃宣言自体を封じられる点で大きな違いが伴う。
 その違いとは《和睦の使者》が抱える、戦闘を介して行われるモンスター効果の発動を妨げられないという弱点が解消されている事。
 このカードで対処が行える具体的な例を述べると、剣闘獣ミスティック・ソードマン《異次元の女戦士》《N・グラン・モール》等が主立った所。
 そのため、《E・HERO オーシャン》《デス・ラクーダ》など、サイクル・リバースモンスターステータスが低いが継続して効果を発揮したいモンスターを確実に守れる。
 また、《メタモルポット》《X・E・N・O》等のリバース効果自分ターンで確実に発動させたい場合等にも有効だろう。
 相手自爆特攻もできなくなるため、《ヘル・テンペスト》発動を妨害する事も可能。
 これらの点から、コンボ性が控えられた代わりに《和睦の使者》よりも更に防御に向いたカードであると言える。
 現在は伏せ除去の手段が多い環境であり、モンスターを確実に守ることに主眼を置く場合は《次元幽閉》より優先して投入するのもありだろう。

 《和睦の使者》同様、フリーチェーン故に除去に強く、一度発動に成功すれば確実に攻撃を防げるというメリットがある。
 《裁きの龍》《ダーク・アームド・ドラゴン》シンクロモンスター等の大型モンスター攻撃による1ターンキルの対策としても有効。
 《人造人間−サイコ・ショッカー》蘇生帰還される際にも、それらのカードチェーンして発動すれば無効化されない。
 《ミラージュ・ドラゴン》アンティーク・ギア等にもメインフェイズ1終了時までに発動することで対応出来る。

関連カード

効果関連

イラスト関連

―名前関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:このカードの効果は、プレイヤーが受ける効果ですか?
  (《禁じられた聖槍》等の効果適用されたモンスターでも、攻撃できませんか?)
A:このカード対象を取る効果ではなく、プレイヤーを対象に発動している扱いでもありません。
  従って、《禁じられた聖槍》効果適用されたモンスター攻撃宣言できなくなります。(12/05/09)

Q:相手攻撃宣言に対して《威嚇する咆哮》を発動した場合、その攻撃は止まりますか?
A:いいえ、その攻撃は止められず、そのターンの他の攻撃宣言が出来なくなります。

Q:自分ターン相手ターンメインフェイズ2、エンドフェイズ発動できますか?
A:いいえ、できません。(08/04/04)

Q:相手ターンバトルフェイズエンドステップ発動できますか?
A:いいえ、できません。(08/10/31)


Tag: 《威嚇する咆哮》 通常罠