《異形の従者/Servant of Catabolism》 †
効果モンスター
星3/光属性/水族/攻 700/守 500
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した光属性・水族の下級モンスター。
相手フィールド上にモンスターが存在する場合でも、相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる永続効果を持つ。
第2期に登場した分、他の直接攻撃モンスターよりもステータスはやや高めである。
しかしそれもステータスのインフレ化した現在では大差なく、何より他のメリット効果を備えるモンスターが多く登場している。
水族として見た場合は《氷結界の水影》・《貫ガエル》が存在しており、サーチやサルベージ、全体強化など対応するサポートカードの差は歴然。
《オネスト》や《光子化》に対応する光属性という点で差別化しようにもサポートカード以前に付加効果を持っている《エレキングコブラ》・《エレキリン》に及ばない。
こちらはレベル3であり、《レベル制限B地区》などを併用できる利点はある。
一応、種族以外似たステータスの《プラズマ・ボール》と比較すると、自壊しないだけましか。
- 英語名にある「Catabolism」とは異化作用のこと。
異化作用とは、物質代謝において、化学的に複雑な構造の物質を単純な物質に分解する作用である。
- イラストを見ても何が描いてあるのかよく分からない。
ゲームソフトで見られる全身像によれば、どうやら写っているカタツムリのような部分は頭部を横から見た図のようだ。
写っていない身体部分は非常に大きなヒレが付いている。
また、カタツムリの殻の内部に入っている謎の紫色の物体は後述のゲーム作品から察するに、ウイルスと思われる。
ゲーム作品では持っている笛から奇妙な音を出して攻撃するが、恐らくこれはクトゥルフ神話からきているのだろう。
- 初出の設定を考えると、「異形」とは旧神の事だろう。
《モイスチャー星人》ら旧神族のサポートをするような効果をゲームでは持っていたが、OCGの際全くシナジーがなくなってしまった。
- コナミのゲーム作品において―
元は真DM2で登場したゲームオリジナルモンスター。
「旧神族」という特殊な種族に分類されるモンスターだった。
「バトルで破壊されると周囲1マスをウィルス地形に変更する」という旧神族共通効果のほか、「表側守備表示の間、敵味方とも召喚パワーが毎ターン1ポイント追加で補充される」効果も持っていた。
関連カード †
収録パック等 †