遊戯王カードWiki - 《異次元の一角戦士》のバックアップ(No.27)

《異次元(いじげん)の一角戦士(ユニコーンナイト)/D.D.Unicorn Knight》 †

効果モンスター
星４/光属性/戦士族/攻1800/守 900
このカードは通常召喚できず、
このカードを特殊召喚するターン自分は通常召喚できない。
このカードは相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にチューナーが表側表示で存在する場合に特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、ゲームから除外されている
チューナー以外のレベル３以下の自分のモンスター１体を選択して特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

　DUELIST REVOLUTIONで登場した光属性・戦士族の特殊召喚モンスター。
　自身を特殊召喚したターンの通常召喚を禁止する召喚ルール効果と、規定手順で特殊召喚に成功した時にレベル３以下のモンスターを帰還させる誘発効果を持つ。

　自身を特殊召喚できるが、そのターンは通常召喚することができなくなる。
　つまりチューナーを通常召喚で出して、このカードを続けて特殊召喚することはできない。
　また、通常召喚できないため手札で腐る可能性もある。

　それでも特殊召喚の条件は比較的緩く、自身を特殊召喚する効果を持つチューナーを用いれば１ターンで繋げることも可能。
　《ゾンビキャリア》や《クイック・シンクロン》、《虚栄の大猿》等との相性は良い。
　《異次元の精霊》や《スポーア》ならモンスターの除外・チューナーの特殊召喚を共に満たす事もできる。

　また、召喚条件だけなら《リバイバル・ギフト》で満たせる。
　現時点では汎用性が低いが、《ライトニング・チューン》によって自身もチューナーとなれることも一応覚えておきたい。
　召喚条件は一見ややこしく見えるが、「相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にチューナーが存在する場合に召喚できる」と考えるとわかりやすいだろう。
　《二重召喚》などの存在から厳密には異なるが、そう考えてほぼ間違いはない。

　除外されたモンスターを帰還する効果は、主にシンクロ召喚のレベル調整に使うことになるだろう。
　ただし、このカードにはモンスターを除外する効果は無いため、モンスターを除外する手段は他のカードに頼ることとなる。
　だが、除外手段を相手に依存してしまうと、思うように効果を発動できない可能性が高い。
　そのため、こちらの効果を活かすのであれば、自分から下級モンスターを除外するギミックを用意したい。
　非チューナーの中でも除外されやすい《ボルト・ヘッジホッグ》や《ネクロ・ガードナー》、《魔轟神獣ガナシア》などを帰還させ、《ミスト・ウォーム》などのシンクロ召喚を狙いたい。

　【チューナー】はその性質上レベル３以下のモンスターやチューナーを用意しやすいため、このカードの活躍が期待できる。

このカード自身の効果以外でこのカードを特殊召喚したターンに通常召喚できない。（10/04/17）
この点は《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や《トーチ・ゴーレム》らと同様である。

このカードが紹介されたVJ2010年5月号では、「相手モンスターの攻撃力をいちじるしく下げる起動効果を持つ。」と説明されているが、実際の効果と全く異なっている。
逆に《サンダー・ユニコーン》の紹介では「高レベルのシンクロ召喚に適した効果を持つ。攻撃力も高い！」とあり、それと入れ替わってしまったのだろう。

「このカードは通常召喚できない」というテキストはこれまでもあったが、「このカードは通常召喚できず、」という記述はこのカードが初めてである。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「ジャックvsアンドレ」戦においてアンドレが使用。
自身の効果によって手札から特殊召喚され、除外された《モノケロース》を特殊召喚した。
その時のセリフを見ると、帰還はコストだったようだ。
続く「アキvsアンドレ」戦では、《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》に戦闘破壊された。
「アンドレvsニコラス」戦では《ヒドゥン・ナイト－フック－》に攻撃を仕掛けている。