異次元(いじげん)古戦場(こせんじょう)−サルガッソ》

フィールド魔法
エクシーズ召喚に成功する度に、そのプレイヤーは500ポイントダメージを受ける。
また、エクシーズモンスターをコントロールしているプレイヤーは、
それぞれの自分のエンドフェイズ毎に500ポイントダメージを受ける。

 JUDGMENT OF THE LIGHTで登場するフィールド魔法
 エクシーズ召喚に成功した時およびエンドフェイズエクシーズモンスターコントロールしているプレイヤーダメージを与える効果を持つ。

 どちらの効果も、バーンによってエクシーズ召喚へのメタとなる効果だが、与えられるダメージは少ない。
 エクシーズモンスターは強力な効果を持っている場合が多いので、エクシーズ召喚自体を止めるカードを用意した方が良い。
 一応、連続でエクシーズ召喚を行うデッキが相手ならば、それなりのダメージを稼ぐ事ができる。
 だが、そこまで大量のエクシーズ召喚を許してしまうような状況では、このカードエクシーズモンスター効果などで除去されてしまう可能性が高いだろう。
 また、エクシーズモンスターを使わない相手の場合は全く役に立たない。
 一応、《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》等を送りつけて継続ダメージを狙う事ができるが、それなら《拷問車輪》なり何なりを使ったほうが良い。

 さらに、自分エクシーズ召喚を行うとダメージを受けるため、無計画に使っても状況を有利にはできない。
 このカードサーチする《サルガッソの灯台》墓地にあればダメージを受けなくなるため、使う場合はそれを狙うのが無難か。
 また、エクシーズ召喚を狙わないデッキならデメリットはないが、回避は容易とはいえ元々効果の地味なカードのためにデッキの縛りやデメリット対策を要するのは好ましくない。

 デメリットを逆に利用し、《CNo.39 希望皇ホープレイ》《アチャチャチャンバラー》のような、低ライフ効果ダメージトリガーとするカードのサポートカードとして使う手もある。
 しかし、その用途で使うにしても、ライフコストを持つ強力なカードや、すぐにダメージを受けられる即効性のあるカードを用いた方が良い。
 このデメリットを活かしたい場合は《サルガッソの灯台》が使えないと言うのも難点。

 一応、《サルガッソの灯台》からサーチ出来ると言う、このカードならではの長所もある。
 しかし、フィールド魔法は元々《テラ・フォーミング》の存在からサーチが容易であるため、活かすのは難しい。
 また、このカードで大きなダメージを狙う場合は早めに発動したいので、相手頼りな《サルガッソの灯台》サーチ条件は相性が悪い。

 総じて、他のカードより優先するほどの使い道に乏しいカードであり、採用は難しい。

関連カード

収録パック等