*《&ruby(いじげん){異次元};の&ruby(おんなせんし){女戦士};/D.D. Warrior Lady》 [#i5280e42] 効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻1500/守1600 このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、 そのモンスターとこのカードをゲームから除外できる。 [[ガーディアンの力]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~ [[戦闘]]を行った時に、自身と[[相手]][[モンスター]]を[[除外]]する[[誘発効果]]を持つ。~ [[戦闘]]を介す[[除去]][[効果]]を持っており、ほとんどの[[モンスター]]と[[1:1交換]]できる。~ [[除外]]という強力な[[除去]]を行うことで、[[リクルーター]]等の[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]を封殺し、[[蘇生]]等の[[墓地]]利用も許さない。~ [[《異次元の戦士》]]と違い[[任意効果]]であり、[[トークン]]等の[[ステータス]]の低い[[モンスター]]を攻撃しても[[除外]][[効果]]を[[発動]]しなくてもよいなど利便性は高い。~ [[守備力]]も低くはなく、[[攻撃]]してきた[[モンスター]]を[[除去]]できるため、[[壁]]としても使用できる。~ この[[カード]]を[[戦闘]]で[[除去]]するためには、高[[攻撃力]]の[[モンスター]]を犠牲にする必要があるため、[[相手]]としては厄介極まりないだろう。~ このように攻守において幅広く活用できる[[モンスター]]である。~ [[サポートカード]]の多い[[光属性]]・[[戦士族]]であり、[[《増援》]]や[[《オネスト》]]によるサポートも受けられる。~ これらを共有でき、[[特殊召喚]]が容易な[[《フォトン・スラッシャー》]]との相性は抜群で、こちらで[[相手]][[モンスター]]を道連れに[[除外]]する事で、続けて[[《フォトン・スラッシャー》]]での[[攻撃]]が可能になる。~ この2体の組み合わせは[[エクシーズ召喚]]においても優秀であり、あわせて高い状況対応能力を発揮できる。~ ただし、[[効果]]を[[発動]]するには[[戦闘]]を行う必要があり、[[攻撃力]]から[[《奈落の落とし穴》]]にもかかるという弱点がある。~ また、高[[ステータス]][[モンスター]]を[[除去]]するために[[自爆特攻]]する場合は、[[戦闘ダメージ]]を覚悟する必要がある。~ [[壁]]として使う場合、[[《スノーマンイーター》]]のように[[除去]][[対象]]を選べない不確実性も留意せねばならない。~ 自身を能動的に[[除外]]できることを[[メリット]]と捉えても良いだろう。~ [[《ゼータ・レティキュラント》]]や[[《ライトレイ ソーサラー》]]の[[効果]]・[[特殊召喚]]条件の補助になり、[[《虚空海竜リヴァイエール》]]で[[帰還]]させる[[対象]]としても適している。~ ただし、逆に[[相手]]の[[《虚空海竜リヴァイエール》]]に[[コントロール奪取]]される可能性もあるため注意したい。~ -[[破壊]][[効果]]を持つ[[モンスター]]は数あれど、[[除外]]という[[除去]]のできる[[下級モンスター]]は貴重である。~ [[相手]][[モンスター]]の[[除外]]手段を持たない[[デッキ]]において、[[破壊]]が有効でない厄介な[[モンスター]]に対する[[メタ]]として[[サイドデッキ]]に投入する価値は現在でも高い。~ [[バウンス]]という形で似た運用ができ、再利用できる[[《N・グラン・モール》]]と競合するが、[[手札]]に戻しても容易に再展開される[[モンスター]]に対してはこちらの方が有効。~ また、上記のように[[属性]]・[[種族]]の優秀さも長所となる。~ -[[効果]]が[[発動]]するタイミングは[[ダメージ計算後]]。~ [[戦闘破壊]]が決定した[[モンスター]]もこのタイミングではまだ[[フィールド]]上にいるため、[[除外>ゲームから除外する(取り除く)]]可能である。~ -この[[効果]]は[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない。~ 「[[対象]]にならない」「[[破壊]]されない」といったポピュラーな[[耐性]]をまとめて突破できるのもこの[[カード]]の大きな強みである。~ -登場当時は非常に評価の高かった[[カード]]。~ この[[カード]]が登場した当時、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]のような「[[ディスアドバンテージ]]なく[[除去]]を行える[[効果モンスター]]」はほとんど存在しなかった。~ よって、[[戦闘破壊]]するにせよ[[除去]][[カード]]を使うにせよ、この[[カード]]を[[フィールド]]から離すには[[全体除去]]に巻き込まない限り[[1:1交換]]を行う必要があった。~ 更に、この[[カード]]で相手の低[[ステータス]]の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]してから居座れば、それだけで2:1交換となる。~ 1枚の[[カード・アドバンテージ]]の価値が現在より非常に重く、[[除去]][[カード]]も少なかった第3期当時、この[[カード]]の[[ディスアドバンテージ]]回避能力は破格の性能だったのだ。~ [[《増援》]]が[[準制限カード]]止まりだった事もあいまって[[必須カード]]に登りつめ、当時の[[環境]][[デッキ]]には高確率で2〜3枚投入されていた。~ 特に[[シナジー]]のない[[属性]][[デッキ]]などでも[[《ならず者傭兵部隊》]]らと共に[[除去]]要員としてしばしば投入されていたほどである。~ --[[混沌を制す者]]で[[カオス]]が登場すると、評価は更に上昇。~ 相手が[[カオス]]を出すための[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を阻害しつつ、状況次第では敢えて[[効果]]を使わない事で自身を[[カオス]]の餌にする事もできたためである。~ 当時は[[【スタンダード】]]に投入される[[カード]]が[[闇属性]]と[[地属性]]に偏っており、[[光属性]]の[[汎用性]]の高い[[カード]]が乏しかった事も評価上昇に拍車をかけた。~ 類似[[効果]]を持つ[[《D.D.アサイラント》]]が登場すると、とにかく[[1:1交換]]する事を目的とした[[デッキ]][[【次元斬】]]が成立、エースとして活躍した。~ --その優秀な[[効果]]から[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]に[[制限カード]]に指定される。~ その後も第4期〜5期辺りまでは[[【スタンダード】]]の必須カードとして[[環境]]で戦い続けていたが、[[カテゴリ]][[デッキ]]の隆盛と[[シンクロ召喚]]の登場による高速化以降は第一線から姿を消した。~ この[[カード]]の強さを支えていた[[《増援》]]や[[カオス]]が[[制限強化]]された事も大きい。~ 4年半あまりの[[制限カード]]時代の後、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に[[制限解除]]された。~ --この[[カード]]の[[制限解除]]によって[[【次元斬】]]はほぼ往年の構成を取り戻した。~ しかしながら、強力な[[モンスター]]が1[[ターン]]に何体も並ぶ現[[環境]]では[[召喚]]権を使用しての[[1:1交換]]程度では[[除去]]が追い付かず、[[【次元斬】]]は目立った活躍を見せていない。~ -[[マスターガイド2>書籍付属カード#u27ba37e]]では、[[《荒野の女戦士》]]と同一人物であるように書かれている。~ [[《因果切断》]]で異次元に行った後、《異次元の女戦士》となったという解釈である。~ [[イラスト]]も似ており、[[《荒野の女戦士》]]が左腕に巻いている包帯の名残りと思しき布切れが、《異次元の女戦士》の左腕にも見られる。~ 二人が同一人物なら、[[《ディメンション・ウォール》]]や[[《二者一両損》]]で同じ様に[[《戦士ダイ・グレファー》]]に襲われているのにも説明がつく。~ しかし、[[DUEL TERMINAL]]においては[[《荒野の女戦士》]]は右利きとなっており、こちらは左利きである。~ ただし、向こうは[[《共振装置》]]の[[イラスト]]では左利きになっている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメでの「戦いの儀」において海馬のジュラルミンケースに入っていた1枚。~ --アニメ5D'sの「アキvsミスティ」(1戦目)においてアキが使用した[[罠カード]]《次元回帰》、「遊星vsミゾグチ」戦で遊星が使用した[[カウンター罠]]《空間跳躍 −ジャンプ−》の[[イラスト]]に描かれている。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[WCS2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]、[[2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では対戦[[相手]]として登場。~ それぞれ[[【最終次元】]]、[[【次元斬】]]を使用する。~ セリフセットは[[《荒野の女戦士》]]とは異なっている。~ [[DUEL TERMINAL]]ではアムナエルとシェリーが使用。~ また、NEXTのアドベンチャーモードではクロウが[[《荒野の女戦士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]と共に使用する。~ ADX用の設定がされていないのか、コマンドは何1つ持っておらず、[[攻撃力]]も何故か0として扱われている。([[レベル]]によるコマンドの[[効果]]等は普通に受ける)~ 5D's系列の作品では、シェリー・ルブランの[[デッキ]]にかなりの割合で投入されている。~ 「女戦士」「金髪」「異次元に飛ばされた」などの共通点があるためだろうか?~ **関連カード [#ac6b58c2] -[[《異次元の戦士》]] -[[《D.D.アサイラント》]] -[[《超念導体ビヒーマス》]] -[[《異次元の生還者》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《異次元隔離マシーン》]] ―《異次元の女戦士》の姿が見られる[[カード]] -[[《異次元隔離マシーン》]] -[[《異次元の指名者》]] -[[《次元融合》]] -[[《異次元からの帰還》]] -[[《異次元グランド》]] -[[《ディメンション・ウォール》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#rbb3ab31] -[[【次元斬】]] **収録パック等 [#qc17da31] -[[ガーディアンの力]] 304-027 &size(10){[[Super]]}; -[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP189 &size(10){[[Super]]}; -[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP011 -[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP012 -[[GOLD SERIES 2011]] GS03-JP004 &size(10){([[Gold]])}; -[[THE GOLD BOX]] GDB1-JP044 &size(10){[[Gold]]}; **FAQ [#a7b19f1a] Q:[[効果]]を[[発動]]する場合、[[ダメージ計算]]は行いますか?~ A:はい。[[ダメージ計算後]]に発動する[[任意効果]]です。 //http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=5719 Q:[[戦闘]]によって[[破壊]]される場合も[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、できます。 Q:[[《奇跡のジュラシック・エッグ》]]と[[戦闘]]を行った場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:[[発動]]できません。(10/08/15) Q:[[《スキルドレイン》]]が[[発動]]している場合、[[効果]]は有効ですか?~ A:[[ダメージステップ]]の処理順の都合上、[[効果]][[発動]]の時点で[[フィールド]]に居るので[[効果]]は[[無効]]になります。~ ([[戦闘破壊]]確定の状況でも、[[効果]][[発動]]はまだ[[フィールド]]にいるタイミングであるため[[無効]]になる)~ [[《冥界の魔王 ハ・デス》]]などの場合も同様です。 Q:[[守備表示]]の《異次元の女戦士》が[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]に[[攻撃]]された場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、[[発動]]でき、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]のみ[[除外]]されます。(12/07/07) Q:上記の質問の場合、《異次元の女戦士》の[[効果]]はどこで[[発動]]したものとして扱いますか。~ A:[[フィールド]]上で[[発動]]したものとして扱います。(13/04/27) Q:《異次元の女戦士》と[[戦闘]]している[[モンスター]]が[[ダメージ計算]]後に場を離れた場合、《異次元の女戦士》の[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~ A:[[発動]]できません。(10/08/15) Q:《異次元の女戦士》の[[効果]]を[[発動]]したとき、[[効果解決時]]にその[[戦闘]]を行った[[相手]][[モンスター]]が[[フィールド]]に存在しない場合、《異次元の女戦士》は[[除外]]されますか?~ A:[[除外]]されます。(12/03/24) Q:[[裏側表示]]の[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]、または[[《伝説の柔術家》]]に[[攻撃]]した場合、《異次元の女戦士》の[[効果]]は[[発動]]できますか?~ A:[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]の場合、[[ダメージステップ]]にて[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]が装備された後で《異次元の女戦士》の[[効果]]を[[発動]]する事ができます。~ [[《伝説の柔術家》]]に[[攻撃]]して《異次元の女戦士》の[[効果]]を[[発動]]する場合、両方とも[[除外]]されます。~ なお、《異次元の女戦士》の[[効果]]を[[発動]]しない場合、[[《伝説の柔術家》]]の[[効果]]によって[[デッキの一番上]]に戻ります。(10/05/14) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。