異次元(いじげん)への隙間(すきま)/Crevice Into the Different Dimension》

通常罠
属性を1つ宣言し、お互いの墓地に存在する
宣言した属性のモンスターを合計2体選択して発動する。
選択したモンスターをゲームから除外する。

 THE SHINING DARKNESSで登場した通常罠
 宣言した属性モンスター墓地から除外する効果を持つ。

 枚数だけで考えると《魂の解放》に劣るため、通常罠である点を活かす事になる。
 しかし、単に相手墓地モンスター除外したいのならば、手札誘発であり無効にされにくい《D.D.クロウ》の方が汎用性が高い。
 必ず2枚除外する性質上、除外したいモンスターと同じ属性モンスターが他に居ないと発動する事はできない。
 【帝コントロール】における《黄泉ガエル》辺りを狙うのは難しく、【植物族】【ドラゴン族】【E・HERO】などにはうまく刺さらないことも多いだろう。
 魔法・罠カードを対象に選ぶ事もできないので《ロスト》とも相互互換である。

 だが、【インフェルニティ】【ライトロード】【ガエル】【魔轟神】など、墓地利用を頻繁に行うデッキのほとんどは属性が統一されている。
 1回で《D.D.クロウ》2枚分の効果適用できるのは非常に強力で、相手の計算を大きく狂わせることができるだろう。
 特に【インフェルニティ】に対しては強力なメタカードとなり、《インフェルニティガン》《インフェルニティ・ミラージュ》を完全に阻止することができる。
 これらのカードの効果《D.D.クロウ》で対応すると、残りのモンスター特殊召喚されてしまう。
 さらに相手手札0枚の状態から墓地を肥やし直さなければならず、苦しい展開を強いられる。
 このカードより扱いやすく、除外ではなくデッキ戻す効果を持つ《転生の予言》の方が良い場合もあるが、逆に除外することで《インフェルニティ・デーモン》などのサーチ効果を気にせず発動できるこのカードの方が良い場合もある。
 相手デッキによって選ぶといいだろう。
 阻害の役割としてはこのカードを4枚目以降として採用することもできる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:自分墓地から2体と相手墓地から2体で合計4体除外するのですか?
  それとも自分相手墓地から合計2体を除外するのですか?
A:全てあわせて合計2枚です。(10/02/20)

Q:相手または自分墓地モンスターだけ除外することはできますか?
A:はい、できます。(10/02/20)

Q:宣言して選択した属性モンスターチェーンされて片方除外された場合、残りはどうしますか?
A:効果解決時に残りを除外します。(10/02/20)

Q:自分墓地モンスターがなく、相手墓地闇属性が2体いるとします。
  このカード発動できますか?
A:できます。(10/06/10)


Tag: 《異次元への隙間》 通常罠