異種闘争(いしゅとうそう)/Battle of the Elements》

通常罠
お互いのフィールド上のモンスターが
全て表側表示の場合に発動できる。
お互いのプレイヤーはそれぞれ属性が1種類になるように、
フィールド上の自分のモンスターを墓地へ送る。

 ANCIENT PROPHECYで登場した通常罠
 お互いフィールド上に表側表示で存在するモンスター属性を強制的に1種類にさせる効果を持つ。

 同様の効果を持つカードとしては《御前試合》があるが、発動条件がある点、長期にわたって相手の行動を制限することができない点では劣っている。
 しかし、自分が多様な属性を使う場合も無理なく採用できる点、永続罠ではないので《サイクロン》などで突破されない点では勝る。

 あちらと同様複数のモンスター除去できる可能性があり、属性の重複がない状態でフィールドが埋まっているならば最大4体の除去が可能。
 さらに「墓地へ送る」なので、破壊耐性を無視して除去する事ができる。
 複数の属性モンスターを採用し、除去対策も投入しているデッキ相手に対象も取らず破壊でもない除去ができるのは大きい。
 エクシーズ召喚シンクロ召喚を行うために相手モンスターを並べた瞬間に使用すれば弱小モンスターだけを残せる。

 弱点も同様で、相手属性統一デッキを使っている場合完全に腐ることになる。
 しかしエクストラデッキまで属性統一されているデッキは少ないため、そうしたデッキに対しても発動する機会はある。
 だが発動さえしておけばある程度抑止力としても働くあちらに対し、こちらはただ腐ることが多い。
 また、セットされているモンスターがいると使えないことや、《月の書》などをチェーンされれば不発にされるというのはあちら以上に厳しい。
 無理なく投入できるデッキに採用していく事になるだろう。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:チェーンモンスターが1体以上裏側表示になった場合、どのように処理しますか?
A:不発になります。(10/09/05)

Q:相手フィールド上に2体(水属性炎属性1体ずつ)のみ存在し、自分フィールドにはモンスターが居ません。
  このカード発動できますか?
A:相手フィールドが条件を満たしていても、自分フィールドモンスターが居ない場合発動できません。(10/06/10)

Q:自分フィールド《E・HERO ワイルドマン》《トラファスフィア》のみが存在している時にこのカード発動した場合、モンスター墓地へ送る処理を行う必要がありますか?
A:その場合でも、《E・HERO ワイルドマン》《トラファスフィア》のどちらかを墓地へ送らなければなりません。(17/03/17)


Tag: 《異種闘争》 通常罠