遺言状(ゆいごんじょう)/Last Will》

通常魔法(禁止カード)
このターンに自分フィールド上のモンスターが自分の墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 EXで登場した通常魔法
 フィールド上のモンスター自分の墓地へ送られた時、デッキから攻撃力1500以下のモンスター特殊召喚する効果を持つ。

 特殊召喚するモンスターは「攻撃力1500以下」以外の条件はないため、様々なモンスターをデッキから特殊召喚できる。
 レベルの制限がないため、《激昂のムカムカ》等の上級モンスター特殊召喚すれば、大きなアドバンテージを得ることにつながるだろう。
 下級モンスターであっても、《お注射天使リリー》《異次元の女戦士》《黄泉ガエル》等の優秀なモンスター特殊召喚することができる。

 このカード発動後、効果の適用を保留できるという非常に珍しい魔法カードでもある。
 一度発動しておけば、そのターン内であればダメージステップ以外ならいつでも効果を適用させることができる。
 つまり、条件を満たしこのカード発動しても、すぐに効果を適用せず、バトルフェイズ中に効果を適用してモンスター特殊召喚し、そのモンスター攻撃することも可能である。

 主な使用タイミングとしては、以下のようなケースが多い。

  1. バトルフェイズ相手《炸裂装甲》《深淵の暗殺者》等で自分フィールドががら空きになった場合のメインフェイズ2。
  2. 上級モンスター生け贄召喚《ならず者傭兵部隊》《キャノン・ソルジャー》等の効果使用後の追撃。

 かつては【サイエンカタパ】キーカードとしても用いられた。
 《魔導サイエンティスト》《カタパルト・タートル》共にこのカードでリクルートすることができたためである。  過去には【デビル・フランケン】などにおいてしばしば使用されていた。
 《ならず者傭兵部隊》《キャノン・ソルジャー》→《遺言状》で《デビル・フランケン》特殊召喚、という流れをつくるためである。
 【大逆転クイズ】では保険として使用されていた。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:特殊召喚する効果発動チェーンブロックは作られますか?
A:いいえ、作られません。(09/01/16)

Q:相手フィールド上に存在する自分モンスター墓地に送った時にこのカードの効果を適用することはできますか?
A:いいえ、できません。自分フィールド上で自分モンスター墓地へ送られた時のみ適用することができます。

Q:《神の宣告》《昇天の角笛》モンスターの召喚無効にされ、破壊された時にこのカードの効果を適用することはできますか?
A:いいえ、できません。

Q:このカードを発動したターン、別々のタイミングで複数のモンスター自分墓地へ送られた場合、何体モンスター召喚することができますか?
A:特殊召喚できるのは一体だけです。

Q:このカードの発動《王宮の弾圧》無効にできますか?
A:できません。(09/12/16)