*《因果切断/Karma Cut》 [#oac6177a]
 通常罠
 手札を１枚捨てる。相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体をゲームから除外する。
 除外したそのモンスターと同名カードが相手の墓地に存在する場合、そのカードを全てゲームから除外する。

　[[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[単体除去]]効果を持つ[[通常罠]]。~
　[[手札]]コストがある代わりに、[[除外]]効果に加え追加効果まで付いている。~

　だが、[[罠カード]]という性質上、あまり使われない。~
　[[機械族]]相手なら[[《システム・ダウン》]]、それ以外なら[[《ブラック・コア》]]で十分だからである。~
　(そもそも[[《システム・ダウン》]]や[[《ブラック・コア》]]もあまり使われていないのだが)~
　あえて利点を言えば、[[《ヴァンパイア・ロード》]]や[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を全滅させられる程度か、と酷評を受けているこのカードにもいくつかの利点がある。~

　まずはいま猛威を振るっている[[【ガジェット】]]への[[メタカード]]になりうる。~
　特に後半あたり、[[《貪欲な壺》]]にチェーンする形で発動されると結構困る。~
　全ての同名の[[ガジェット]]が[[除外]]されるので、[[ガジェット]]の強い理由であり核でもある[[手札]]補充が壊されるのである。~

　また、[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[自己再生]]し場に出されたときに発動してやると[[２：２交換>１：１交換]]もしくはそれ以上まで持ち込むことができる。~
　相手は[[カード・アドバンテージ]]を失っただけではなくフィールドは空になり、さらに[[自己再生]]は封じ込められると三重の損害を受けるだろう。~
　単純に考えても、相手の強力な[[モンスター]]を相手ターンで[[除外]]できるという[[汎用性]]を持ち合わせており、内に秘められたポテンシャルは刺さるものがある。~

　[[《ブラック・コア》]]や[[《システム・ダウン》]]と比べ[[罠カード]]と言うところから、[[汎用性]]でも勝る。~
　デッキに一枚程度差し込んでみると分かると思うが、相手ターンに相手のカードを[[除外]]できるカードは少なく強力なのである。~
　[[手札]]コストの性質上、[[墓地]]に[[モンスター]]を送りたい事もある[[【カオス】]]等で意外な活躍を見せてくれるかもしれない。~

-[[【バブーン】]]に対しては高い威力を誇る[[メタカード]]ともなる。~
この[[デッキ]]においては、通常は[[《おろかな埋葬》]]等で墓地に２枚以上の[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を落としてからラッシュを掛け始めるために、[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を根こそぎ[[除外]]できる可能性が高いのである。~
無敵の番人を失った森の獣は、[[《サイバー・ドラゴン》]]にすらも制圧されることだろう。
が、[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[《森の番人グリーン・バブーン》]]が制限カードとなったため、この意味での出番は減るだろう。

-イラストで異次元へ引きずり込まれているのは[[《荒野の女戦士》]]である。~
異次元で戦い抜いた彼女は、いつしか[[《異次元の女戦士》]]と呼ばれるようになったのかもしれない。~
しかし、[[《戦士ダイ・グレファー》]]との因果は切断できなかったようである。~

-英語名は「カルマカット」。~
確かに「カルマ」には「因果」の意味はあるのだが、何か間違ってる気がする。

**関連カード [#uba69062]
-[[《ブラック・コア》]]
-[[《システム・ダウン》]]

-[[《サンダー・ブレイク》]]
-[[《連鎖除外》]]

**収録パック等 [#g1d7f3b4]
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP053

**FAQ [#r71c40b5]
Ｑ：~
Ａ：