《陰陽師 タオ/Tao the Chanter》 †
通常モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1200/守 900
陰と陽の力を浸食させ、歪んだ力を生み出す魔導士。
Vol.4で登場した地属性・魔法使い族の下級モンスター。
レベル3・魔法使い族の通常モンスターとしては最も高い攻撃力を持つ。
だが、同じレベル3・魔法使い族の通常モンスターである《封印師 メイセイ》のような専用サポートカードはない。
地属性・魔法使い族の通常モンスターには攻撃力の高い《ヂェミナイ・エルフ》・《魔法剣士トランス》が存在し、多くのサポートカードを共有することができる。
同じ攻撃力でレベル4の《ドリアード》とは対応するサポートカードやロックパーツへの耐性、エクシーズ素材とした時に召喚できるモンスターの種類等の差異がある。
- 陰陽師とは、木・火・土・金・水の5つの属性(五行)に秘められている力を引き出し自分の力として使うことができるとする「陰陽術」を操る者であり、占い師、呪術師の一種である。
奈良時代に占いを職務とする朝廷の官職として成立し、占いと密な関係を持つ天文学、暦の制定などにも関わった。
明治時代に入り朝廷の公職から外されたことで大きくその権威を失ったが、現在もごく一部ではあるが陰陽道は継承されている。
- 「陰陽師」は本来「おんみょうじ」と読むが、このカードは「おんみょうし」である。
宣言等の際には注意したい。
- 「タオ」とは中国語であり、漢字では「道」と書く。
道教の思想であり、「気」が充満した空間の事。
この「気」が結ばれて物体となり、解けて空となる。
これのコントロールを目指したのが太極拳である。
- コナミのゲーム作品において―
GB版のDMでは数少ない幻想魔族であった。
DM4では生け贄なしで召喚できる幻想魔族の中で《オシロ・ヒーロー》に次ぐ攻撃力だったために、マリクや闇獏良のデッキには同じ境遇の《異次元の戦士》と共に入っている。
真DM2ではリバース時にフィールド上に存在する全ての光属性モンスターの属性を闇属性に変更するというかなり特異な効果を持つ。
- 原作・アニメにも登場しておらず、特に人気があった訳でないのも関わらず、なぜかボードゲーム「ダンジョンダイスモンスターズ」のモンスターになっている。
関連カード †
収録パック等 †