*《&ruby(そらとりで){宇宙砦};ゴルガー》 [#neacfed8] シンクロ・効果モンスター 星5/光属性/爬虫類族/攻2600/守1800 「エーリアンモナイト」+チューナー以外の「エーリアン」と名のついたモンスター1体以上 1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを 任意の枚数持ち主の手札に戻し、その枚数分だけAカウンターを フィールド上に存在するモンスターに置く事ができる。 1ターンに1度、フィールド上に存在するAカウンターを2つ取り除く事で、 相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。 //英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除 //ソース:http://tw.f4.page.bid.yahoo.com/tw/auction/d35842868 [[CRIMSON CRISIS]]で登場した[[光属性]]・[[爬虫類族]]の[[シンクロモンスター]]。~ [[フィールド]]上で[[表側表示]]で存在する[[魔法・罠カード]]を任意の枚数[[手札]]に戻し、[[モンスター]]に[[Aカウンター]]を[[置く]][[起動効果]]。~ さらに[[Aカウンター]]を取り除く事で、[[相手]][[フィールド]]上に存在する[[カード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持っている。 [[【エーリアン】]]の切り札たる高い[[攻撃力]]を持った、強力な[[シンクロモンスター]]。~ [[シンクロ召喚]]するためには専用の[[チューナー]]と、[[エーリアン]]と名の付いた[[モンスター]]が必要になる。~ しかし専用[[チューナー]]である[[《エーリアンモナイト》]]の[[効果]]により、[[シンクロ召喚]]は非常に容易。~ その[[効果]]で[[《エーリアン・ウォリアー》]]や[[《エーリアン・テレパス》]]を[[蘇生]]させるだけで、即[[シンクロ召喚]]することができる。~ 従来の[[【エーリアン】]]の切り札である[[《エーリアン・マザー》]]や[[《宇宙獣ガンギル》]]を遥かに凌ぐ能力と扱いやすさを誇る。 前半の[[Aカウンター]]を[[置く]][[効果]]は[[《宇宙獣ガンギル》]]に比べると若干回りくどく、状況によっては単なる[[攻撃力]]2600の[[モンスター]]になってしまう。~ しかし[[自分]]・[[相手]]を問わず、ノー[[コスト]]で[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]を[[バウンス]]する[[効果]]は強力。~ [[相手]]の[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]や[[《光の護封壁》]]のような、厄介な[[ロック]][[カード]]を簡単に突破できる。~ その性質上[[【宝玉獣】]]に対しては滅法強く、[[永続魔法]]扱いになっている[[宝玉獣]]も[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]もまとめて[[手札]]に戻してしまう。~ [[自分]]の[[魔法・罠カード]]も[[戻す]]ことができるため、以下のような活用方法が見出せる。 -[[永続魔法]]・[[永続罠]]や[[装備魔法]]を[[戻す]]~ [[自分]]の[[《光の護封剣》]]や[[《悪夢の鉄檻》]]などを[[戻し続ける>戻す]]事で、一方的に攻めることもできる。~ 様々な[[デッキ]]の行動を制限する[[《デッキロック》]]や[[《エーリアンモナイト》]]と相性の良い[[《生還の宝札》]]などを採用するのも面白い。~ [[《禁止令》]]を[[戻して>戻す]]は[[発動]]しなおすことで、状況に応じて毎[[ターン]][[プレイ]]不能にする[[カード]]を変更するといった離れ業も可能。~ こちらは[[《デッキロック》]]や[[《悪夢の鉄檻》]]を[[手札]]に戻している間に行動すればいいので、こちらがそれらの[[カード]]に拘束されることもない。~ こういった[[カード]]を特に採用しない[[【エーリアン】]]でも、気兼ねなく採用できる[[《「A」細胞増殖装置》]]が良い[[バウンス]]の[[対象]]になる。~ また[[装備魔法]]は[[《アームズ・ホール》]]での使い回しも利くので、いくつか[[デッキ]]に入れておくと便利かもしれない。~ [[《ビッグバン・シュート》]]は毎[[ターン]]使える強力な[[単体除去]][[カード]]となり、しかもゲームから[[除外]]してしまうのでかなり便利。~ [[永続罠]]でも[[永続魔法]]と同じく、[[相手]]の行動を制限する[[カード]]を[[自分]]の[[ターン]]にだけ[[戻して>戻す]]戦うのが基本になる。~ いずれも次の[[ターン]]に改めて[[発動]]させる必要があるが、[[《王宮のお触れ》]]や[[《魔封じの芳香》]]などとも相性が良い。~ [[【エーリアン】]]ならば[[自壊]]を免れた[[《洗脳光線》]]や[[エンドフェイズ]]前の[[《集団催眠》]]を[[手札]]に戻して使いまわすことも可能。~ -[[魔法&罠カードゾーン]]に置かれる[[モンスター]]を[[戻す]]~ [[【宝玉獣】]]が[[相手]]だと強いのは前述の通りだが、逆に[[Aカウンター]]を稼ぐために[[宝玉獣]]に一役買ってもらう手もある。~ [[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]とは相性抜群で、[[墓地]]からも宝玉化させられるため、この[[カード]]だけ3枚入れておいても機能するだろう。~ むしろそれ以上入れると[[デッキ]]のバランスを崩しかねないので、採用するなら[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]に絞った方がいい。~ [[モンスター効果]]なので[[無効]]にされにくい上に、[[破壊]]されても容易に再利用が利くので、安定して[[Aカウンター]]を稼ぐには最適である。 以上のように、[[バウンス]][[効果]]だけでもその用途は様々。~ [[相手]]の[[デッキ]]に[[永続魔法]]や[[永続罠]]が存在しないという事は間々あるので、能動的に活用出来るように[[デッキ]]を組んでおきたいところである。~ [[バウンス]]すること自体が特に重要でない場合は、投入する[[バウンス]]用[[カード]]は[[汎用性]]の高い[[《強者の苦痛》]]が良い。~ なお、乗せる[[Aカウンター]]の数はその[[効果]]で[[手札]]に戻した[[カード]]の数と等しくなる。~ [[《宇宙獣ガンギル》]]と違い、状況次第では1度に複数の[[Aカウンター]]を[[置く]]ことができるのも魅力。~ 後半の[[効果]]は[[Aカウンター]]を2つ取り除く事で、[[相手]][[フィールド上のカード]]を万能に[[単体除去]]するというもの。~ 強力な[[相手]][[モンスター]]の駆逐にはもちろん、[[攻撃]]反応型や[[カウンター]]系の[[罠カード]]にも有効である。~ 長い目で見ればかなり強力だが、[[モンスター]]を長く[[フィールド]]に維持するのは難しく、できれば[[シンクロ召喚]]した[[ターン]]のうちに使っていきたいところ。~ しかし、[[Aカウンター]]を即座に2つ確保するというのは、この[[カードの効果]]でコンスタントに2つの[[Aカウンター]]を稼げない場合は、決して容易ではない。~ [[《「A」細胞培養装置》]]に[[Aカウンター]]を貯蓄しておけば十分な確保ができるが、自身の[[効果]]の性質上、相性は微妙な所。~ [[手札]]に[[永続魔法]]や[[装備魔法]]がない場合は、前述の通り、単なる[[攻撃力]]2600の[[モンスター]]で終わることも少なくないだろう。~ 幸いにもこの[[カードの効果]]で[[置く]][[Aカウンター]]は自身にも[[置く]]ことができ、取り除く[[Aカウンター]]は、どの[[カード]]の上に置かれていても問題ない。~ つまり、この[[カード]]の前半の[[効果]]で自身に[[Aカウンター]]を乗せ、後半の[[効果]]で自身に乗せた[[Aカウンター]]を取り除く事も可能である。 以上のように[[《エーリアン・リベンジャー》]]等と並べるとなお強力だが、この[[カード]]単体でも動かすことができるのはかなりの利点と言える。~ [[光属性]]なので[[《オネスト》]]、[[爬虫類族]]なので[[《毒蛇の供物》]]を活用できるため、これらも好みで選んでいこう。~ ただし[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]だけにはくれぐれも注意が必要。~ 前述の[[《光の護封剣》]]などの[[コンボ]]を駆使し、極力奪われないように警戒するべきである。 -[[バウンス]][[効果]]は、同じ[[シンクロモンスター]]の[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]と似たような[[効果]]である。~ あちらは[[自分]]の[[表側表示]]の[[モンスター]]も[[手札]]に[[戻せる>戻す]]のに対し、こちらは[[相手]]の[[表側表示]]の[[魔法・罠>魔法・罠カード]]も[[戻す]]ことができる。~ こちらは実質[[《エーリアンモナイト》]]1枚だけで出せる[[シンクロ召喚]]の容易さと、[[相手]]の[[ターン]]でも高い[[攻撃力]]を誇る点で勝る。 -2体目となる「宇宙(そら)〜」の[[モンスター]]。~ [[《宇宙獣ガンギル》]]と全く同じ[[ステータス]]というわけではなく、こちらの方が[[守備力]]が200低い。 -[[エーリアン]]関連の[[カード]]では、初めての[[スーパーレア>Super]]以上の[[レアリティ]]の[[カード]]である。 -[[爬虫類族]]初の[[シンクロモンスター]]。~ また現存する[[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]の中では、[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]共に最大値を誇る。~ 強力な[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]と枠を争う必要がないのは大きな利点である。~ ただ、[[シンクロ素材]]を二重に限定されているので、[[【エーリアン】]]以外でその[[攻撃力]]を活かすのは難しいだろう。 -元ネタは、恐らく宇宙戦艦ヤマトシリーズのTVスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』で登場した宇宙要塞『自動惑星ゴルバ』。~ 名前の他に、頭部のような箇所から発射されるレーザー砲、側面に並んで配置された穴がゴルバの主砲口と酷似している。~ 劇中ではヤマトの波動砲と同等の威力を持つデスラー砲の直撃を受けてもビクともしない堅牢さを見せた。~ しかし、最後はイスカンダルの自爆に巻き込まれて消滅する。~ --続編の劇場版『ヤマトよ永遠に』でも同型の『ゴルバ型浮遊要塞』が登場。~ やはりヤマトの攻撃がまったく通用せず、7基がかりでヤマトを追い詰めたが、新兵器『波動カートリッジ弾』の前に全滅させられた。 //-原作・アニメにおいて―~ //-コナミのゲーム作品において―~ //-神話・伝承において―~ **関連カード [#wb0cc7a5] -[[《エーリアンモナイト》]] -[[エーリアン]] -[[《宇宙獣ガンギル》]] -[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]] //―《宇宙砦ゴルガー》の姿の見られるカード //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ [#mce69f2a] //-[[【エーリアン】]] **収録パック等 [#l0b073e8] -[[CRIMSON CRISIS]] CRMS-JP044 &size(10){[[Super]]}; **FAQ [#b4694dcc] Q:それぞれの[[効果]]分類は何ですか?~ A:前半の[[効果]]は[[起動効果]]、後半の[[効果]]も[[起動効果]]です。(08/11/23) Q:[[魔法・罠カード]]を[[手札]]に[[戻す]]のは[[コスト]]ですか?[[効果]]ですか?~ A:[[カードの効果]]になります。(08/11/15) Q:[[魔法・罠カード]]を[[手札]]に[[戻す]][[効果]]は[[対象]]をとりますか?~ A:はい、[[発動]]時に[[魔法・罠カード]]を選択([[対象を指定>対象をとる(指定する)効果]])します。(08/11/15) Q:[[相手]][[フィールド]]上の[[Aカウンター]]を取り除いて[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:はい、可能です。(08/11/15) Q:[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[対象]]をとりますか?~ A:はい、[[対象]]を取ります。なお、[[Aカウンター]]を乗せる[[効果]]は[[対象]]を取りません。(08/11/15) Q:2枚以上のカードを[[手札]]に[[戻した>戻す]]場合、どのように[[Aカウンター]]を置けますか?([[Aカウンター]]を割り振ることができますか?)~ A:はい、[[自分]]または[[相手]][[フィールド]]上に存在する[[モンスター]]複数に、好きなように割り振ることができます。(08/11/15) Q:[[魔法・罠カード]]を[[手札]]に[[戻す]][[効果]]に[[チェーン]]して[[相手]]が[[発動]]した[[《サンダー・ブレイク》]]などによって、[[効果]]処理時にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に存在しなくなった場合、[[魔法・罠カード]]を[[手札]]に[[戻し>戻す]]、[[Aカウンター]]を置く事ができますか?~ A:既に[[発動]]している[[効果]]なので、たとえこの[[カード]]が[[フィールド]]上に存在しなくなっても、そのまま[[効果]]の処理を行ないます。(08/11/15) Q:「[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[魔法・罠カード]]を[[手札]]に[[戻す]]」とありますが、この[[効果]]で[[永続魔法]]・[[装備魔法]]扱いになっている[[モンスターカード]]を[[戻す]]ことはできますか?~ A:はい、可能です。(08/11/18) //質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~