速攻魔法 「烏合無象」は１ターンに１枚しか発動できない。 (1)：自分フィールドから元々の種族が 獣族・獣戦士族・鳥獣族の表側表示モンスター１体を墓地へ送って発動できる。 墓地へ送ったそのモンスターと元々の種族が同じモンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、 効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
EXTRA PACK 2016で登場する速攻魔法。
墓地へ送った獣族・獣戦士族・鳥獣族のモンスターと同じ種族のモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する効果を持つ。
獣族・獣戦士族・鳥獣族を主軸とするデッキ、及びそれらを混合させる【ビースト】や【武神】の様なデッキならば発動は容易。
しかし、特殊召喚したモンスターは攻撃と効果が封じられ、維持できるのも１ターンのみなのでアタッカーにはできない。
相手ターンにステータスの高いモンスターを出せば壁にはなるものの、それだけのために採用するメリットは薄いので、他の活用法を見出したい。
《亜空間物質転送装置》等でデメリットを帳消しにできるので、狙ってみるのも良いだろう。
獣族では、呼び出したモンスターを《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の融合素材に使用する手がある。
最高ステータスを持つ《マスター・オブ・ＯＺ》を融合素材とすれば、4200もの効果ダメージを与えられるようになる。
制圧力の高い効果を持つが正規の方法では出しづらい《ナチュル・エクストリオ》を呼び出して《Ｔｈｅ ｔｙｒａｎｔ ＮＥＰＴＵＮＥ》で効果をコピーすることもできる。
《魔獣の懐柔》でリクルートした獣族と一緒にリリースすれば攻撃力4000前後で《ナチュル・エクストリオ》の効果を持った《Ｔｈｅ ｔｙｒａｎｔ ＮＥＰＴＵＮＥ》を作ることも可能。
獣戦士族では、武神エクシーズモンスターを呼び出してから《武神−ヒルコ》のペンデュラム効果を使えば、別の武神エクシーズモンスターに変えられる。
セイクリッドエクシーズモンスターを呼び出して《セイクリッド・トレミスＭ７》を重ねれば、効果こそ使えないが攻撃は可能になる。
ムーンライト融合モンスターを呼び出して融合素材とすることも可能。
《融合識別》に比べ、コストとしたモンスターも蘇生や《月光狼》のペンデュラム効果によって利用できるため、融合素材の頭数を増やせる利点がある。
ただし、このカードで出せるムーンライト融合モンスターは現状《月光舞猫姫》しかいない。
鳥獣族では、ＲＲエクシーズモンスターを呼び出してＲＵＭの素材として使用できる。
ランク10の《ＲＲ−アルティメット・ファルコン》なら、ＲＵＭなしで《Ｎｏ.７７ ザ・セブン・シンズ》に繋げられる。
《ＲＲ−ラスト・ストリクス》に比べコストは必要なものの、発動ターンに戦闘ダメージを与えられる点で勝る。
それ以外では、破壊された時に鳥獣族シンクロモンスターを蘇生させる効果を持つ《Ａ ＢＦ−涙雨のチドリ》を呼び出すのも良いだろう。
このカードで《Ａ ＢＦ−五月雨のソハヤ》を特殊召喚しておけば２体目の《Ａ ＢＦ−五月雨のソハヤ》が(3)の効果で自己再生できるようになる。
《零鳥姫リオート・ハルピュイア》を呼び出せば、その上に《ＦＡ−クリスタル・ゼロ・ランサー》か《迅雷の騎士ガイアドラグーン》を重ねることができる。
―イラスト関連