永続罠 (1)：相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。 その攻撃を無効にする。 このカードは効果モンスター（悪魔族・光・星１・攻／守０）となり、 モンスターゾーンに特殊召喚する。 このカードは罠カードとしても扱う。 (2)：このカードの効果でこのカードが特殊召喚されている場合、 自分スタンバイフェイズに自分の墓地の 「希望皇ホープ」モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。（同名カードは１枚まで）。 除外した数×５００ポイントダメージを相手に与え、 このカードの攻撃力はそのダメージの数値分アップする。
NEXT CHALLENGERSで登場する永続罠。
相手の攻撃宣言時のみその攻撃を無効にして特殊召喚できる罠モンスターで、墓地の希望皇ホープを除外することで自己強化及びバーンを行う効果を持つ。
攻撃宣言反応型罠カードに共通するリスクである、発動前に除去される危険性を抱えている。
攻守共に０であるため、一度目で攻撃を無効にしても二撃目があれば間違いなく戦闘破壊されてしまい、たとえ生き残ったとしてもレベルの低さからシンクロ召喚やエクシーズ召喚には繋げにくい。
これらの点から攻撃を防いだり壁モンスターとしては、他にいくらでも有用なものがあるため、（２）の効果を活かすことになる。
しかし、エクシーズモンスターである希望皇ホープを複数墓地へ送るのは手間がかかる上、コストにできる同名カードも１枚までのため、エクストラデッキの構築も予め希望皇ホープに寄せておく必要がある。
《轟雷帝ザボルグ》を自身の効果で自壊させれば、７種全ての希望皇ホープをまとめて墓地へ送ることができるが、その時点で相手に怪しまれてしまうため、このカードの発動自体が難しくなる。
以上のように受動的な発動条件と手間のかかる下準備、そして貧弱な罠モンスターを守る苦労を考えるとダメージも強化も割に合わない数値であり、採用は厳しい。