儀式魔法 「影霊衣」儀式モンスターの降臨に必要。 「影霊衣の降魔鏡」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、 自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、 またはリリースの代わりに自分の墓地の「影霊衣」モンスターを除外し、 手札から「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する。 (2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 自分の墓地からこのカードと「影霊衣」モンスター1体を除外して発動できる。 デッキから「影霊衣」魔法カード1枚を手札に加える。
ブースターSP−トライブ・フォース−で登場する儀式魔法。
(1)の効果は影霊衣の儀式召喚を行う効果。
1ターンに1度しか使えず、《エンド・オブ・ザ・ワールド》のように儀式召喚するモンスターとリリースするモンスターのレベルをぴったり一致させる必要がある。
さらに《トリシューラの影霊衣》等多くの影霊衣儀式モンスターは自身と同レベルのモンスターをリリースに使えない制約があり、通常の儀式召喚ではリリースの選定が難しく消費増大は避けられない。
手札・フィールドからリリースする場合には、《シャドウ・リチュア》や《ヴィジョン・リチュア》等の1枚で水属性儀式モンスターのリリースになれる効果を使って制約や消費を避けるのがいいだろう。
幸い儀式魔人のように墓地の影霊衣を除外してリリースを賄うこともできるので、基本的にはこちらを選択したい。
儀式モンスターの影霊衣は手札から捨てて発揮する効果も併せ持ち、特に《ブリューナクの影霊衣》・《クラウソラスの影霊衣》はサーチで手札を減らさず墓地を肥やせる。
ただレベルを丁度にする必要があるので、なるべくデッキ構築の段階で主軸となる影霊衣・除外する影霊衣を決めておくのがいいだろう。
戦士族影霊衣のレベルは3の倍数、ドラゴン族影霊衣は5の倍数等、種族統一するとレベルを揃えやすく設定してあるので、ここを起点に構築を考えると組みやすいか。
主軸のレベルがばらけている場合には、1枚で必要なレベルになれる《影霊衣の術士 シュリット》を共用したい。
《ジェネクス・ウンディーネ》等で必要な影霊衣をデッキから直接墓地へ送るのもいいだろう。
なお《伝説の都 アトランティス》を併用することで、墓地のレベルが1つ低い影霊衣1枚でレベルを賄え、同じレベルのモンスターを使えない縛りをクリアできる。
(2)の効果は影霊衣魔法カードをサーチする効果。
こちらは回数制限がなく、墓地にあれば同一ターンに何枚でも使用可能。
また、このカードもサーチできるため、(1)で儀式召喚を行った後も2枚目以降をサーチして再び儀式召喚を狙える。
(1)のリリースや(1)と(2)の除外は、《影霊衣の術士 シュリット》や《影霊衣の大魔道士》・《影霊衣の戦士 エグザ》のトリガーになる。
上手く回せばこれらの効果と(2)の影霊衣魔法カードサーチで次々と影霊衣儀式モンスターを展開できるだろう。
―《影霊衣の降魔鏡》が見られるカード