カウンター罠 手札から「ラヴァル」と名のついたモンスター１体を墓地へ送って発動する。 罠カードの発動を無効にし破壊する。 また、このカードが墓地に存在する場合、 自分の墓地に存在する炎属性モンスター２体をゲームから除外する事で、 このカードを手札に加える。
GENERATION FORCEで登場したカウンター罠。
手札コスト版の《盗賊の七つ道具》と言える効果と、フリーチェーンの回収効果を持つ。
類似効果を持つ《盗賊の七つ道具》とは、手札コストを用いる点とライフコストを用いる点で異なる。
【ラヴァル】は墓地肥やしを重視するため、それを並行できる点で評価できる。
自身でサルベージも行えるので再利用しやすく、ディスアドバンテージも回避しやすい。
墓地で発動するサルベージ効果のスペルスピードは２で、モンスター効果でいう誘発即時効果のようなものである。
そのため、例えば相手が《死者蘇生》等でこちらの墓地の炎属性モンスターを狙ってきた場合、このカードで対象を除外する事で不発にできる。
もちろん、このカード自身が除外効果などに狙われた場合でも回避できる。
こちらはコストがラヴァルに限定されていないため、《焔征竜−ブラスター》等を除外しても良い。
《Ｄ・Ｄ・Ｒ》と組み合わせるのも面白い。
炎属性モンスターを除外する事で特殊召喚するモンスターを用意しつつ《Ｄ・Ｄ・Ｒ》の手札コストとして捨てる事ができる為、相性が良いからである。
汎用性にこそ欠けるが、他のカードの手札コスト等に使えて何度も使い回せる利便性が高い１枚である。
特に墓地で自由に発動できる罠カードという希有なカードであり、トリッキーな戦術を取り込むことができる。
主流の【ラヴァル】では墓地コストの取り合いになるものの、１度発動すれば回収効果と合わせ相手を牽制できる面白いカードである。
Ｑ：手札に加える効果は自分のメインフェイズ以外のフェイズでも発動できますか？
Ａ：はい、この効果はスペルスピード２になりダメージステップ以外なら発動することができ、相手のターンでも発動することもできます。(11/04/21)
Ｑ：手札に加える効果は炎属性モンスターが墓地に存在する限り、同一チェーンで複数回発動する事はできますか？
Ａ：いいえ、この効果は同一チェーン上では複数回発動することはできません。墓地に存在する他の《炎渦の胎動》ならば発動する事はできます。(11/06/02)