*《&ruby(えんおう){炎王};の&ruby(ことう){孤島};》 [#top]
 フィールド魔法
 「炎王の孤島」の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。
 (1)：自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
 自分の手札・フィールドのモンスター１体を選んで破壊し、
 デッキから「炎王」モンスター１体を手札に加える。
 (2)：自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこの効果を発動できる。
 手札の鳥獣族・炎属性モンスター１体を特殊召喚する。
 (3)：フィールドゾーンの表側表示のこのカードが、
 墓地へ送られた場合または除外された場合に発動する。
 自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除

　[[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
　[[自分]]の[[手札]]・[[フィールド]]の[[モンスター]]１体を[[破壊]]して[[炎王]]を[[サーチ]]する[[効果]]、[[炎属性]]の[[鳥獣族]][[モンスター]]を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]、[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

　(1)の[[効果]]は、[[自分]]の[[手札]]・[[フィールド]]の[[モンスター]]１体を[[破壊]]して[[炎王]]を[[サーチ]]する[[効果]]。~
　[[《炎王獣 ヤクシャ》]]と異なり、能動的に[[発動]]できる上に、[[サーチ]]により[[ディスアドバンテージ]]が発生しないのが利点。~
　[[フィールド]]上の[[炎王]]を[[破壊]]した場合、[[サーチ]]した[[炎王獣]]を自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる他、[[《炎王獣 ヤクシャ》]]を[[破壊]]すれば[[サーチ]]した[[炎王]]を即座に[[破壊]]する事もできる。~
　また、[[モンスター]]なら何でもよいので、[[《火舞太刀》]]・[[《邪神イレイザー》]]などを[[破壊]]して[[効果]]を使うこともできる。~
　[[《エア・サーキュレーター》]]など[[破壊された]]時に[[効果]]を発揮するものを使えば[[アドバンテージ]]を稼げる。~
　[[破壊]]と[[サーチ]]は同時扱いなので、[[《ユベル》]]の[[効果]]も[[タイミングを逃す]]ことなく活かす事ができる。~

　(2)の[[効果]]は、[[手札]]から[[炎属性]]の[[鳥獣族]][[モンスター]]１体を[[特殊召喚]]する[[効果]]。~
　[[《炎王獣 ヤクシャ》]]がない状態で[[手札]]に来ると[[腐り>腐る]]やすい[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]の難点を補う事ができる。~
　ただし、[[発動条件]]の関係で[[《炎王の急襲》]]とは噛み合わせが悪いことに注意。~
　同一[[ターン]]での[[発動]]は(1)の[[効果]]も含めて１度なので、[[《炎王の急襲》]]も考慮に入れてどちらの[[効果]]を使うかを検討しよう。~

　(3)の[[効果]]は、[[除去]]された場合に[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[効果]]。~
　[[フィールド]]にいる[[炎王]]等を[[破壊]]して[[効果の発動>モンスター効果の発動]]につなげる事ができる。~
　だが、それ以外の[[効果]]はないので、[[発動]]すると一時的に甚大な[[ディスアドバンテージ]]になるのが難点。~
　加えて[[強制効果]]なので、[[フィールド]]をがら空きにする目的で[[相手]]に狙われる可能性も高い。~
　この[[カード]]を[[発動]]した上でこの[[効果]]を回避したいのであれば、[[バウンス]]するのが手っ取り早いだろう。~
　また、[[墓地]]に置いて[[《擬似空間》]]でコピーして使うのも有効で、(3)の[[デメリット]]を完全に帳消しにできる。~

　優秀な[[サポートカード]]ではあるのだが、(3)の[[効果]]の影響で気兼ねなく[[発動]]できるわけでもない。~
　[[サーチ]]に関しては主力となる対応[[モンスター]]の多くが[[《炎舞−「天キ」》]]にも対応しており、そうでなくても[[《炎王の急襲》]]で直接[[リクルート]]する手もある。~
　[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]らの[[手札事故]]に関しても、[[ディスアドバンテージ]]にはなるが[[《炎王獣 ヤクシャ》]]で解消できる。~
　つまり、個々で見れば全て従来の[[【炎王】]]でもできる事であり、(3)の[[効果]]を考慮してでもこの[[カード]]を使いたい場面はそう多くはない。~

　[[炎王]]の名を持つ[[フィールド魔法]]なので、[[《テラ・フォーミング》]]だけでなく[[《炎王獣 バロン》]]でも[[サーチ]]できる。~
　[[【炎王】]]以外には[[【ネフユベル】>【ユベル】#w0c356b3]]も一見相性がいいが、こちらでの採用は[[【炎王】]]以上に注意を要する。~
　根幹となる[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]の[[特殊召喚]]と[[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[事故]]防止には役に立つ。~
　だが、(1)の[[効果]]を使用するには[[デッキ]]に[[炎王]]が存在しなければならないので、[[デッキ]]のスペースを[[炎王]]に多少割かなければならない。~
　採用する[[炎王]]は、[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]で[[破壊]]して２枚目以降の《炎王の孤島》を[[サーチ]]できる[[《炎王獣 バロン》]]がいいだろう。~
　加えて、それらの[[コンボ]]でこの[[カード]]が巻き添えを受けて[[破壊]]されると、[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]を[[破壊]]し[[コンボ]]が崩壊する事になるのも理由の１つである。~
　ただし視点を変えれば、[[《ユベル−Ｄａｓ Ｅｘｔｒｅｍｅｒ Ｔｒａｕｒｉｇ Ｄｒａｃｈｅｎ》]]の[[特殊召喚]]を狙う場合には非常に適した[[カード]]であるともいえる。~

　なお、[[《神縛りの塚》]]を上書きしてこの[[カード]]を[[墓地]]へ送った場合、[[レベル]]10以上なら[[破壊]]を回避することも可能。~

-(3)の[[効果]]は「[[フィールドゾーン]]から」と記載されているため、[[《マジカルシルクハット》]]で[[モンスター]]とした後で[[モンスターゾーン]]から[[墓地]]に置かれた場合に[[発動]]することはない。~

-(2)の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]は[[《炎王の急襲》>《炎王の急襲》#q53e5ea5]]を参照。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[炎王]]

-[[《永遠の魂》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]

―《炎王の孤島》が見られる[[カード]]
-[[《燃え上がる大海》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【炎王】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP088

**FAQ [#faq]
Ｑ：(1)の[[効果]]によって、[[フィールド]]の[[炎王]]１体を[[破壊]]し、[[《炎王獣 バロン》]]を[[手札]]に加えました。~
　　[[効果]]解決後、[[手札]]に加えた[[《炎王獣 バロン》]]の[[効果]]を[[発動]]し、自身を[[特殊召喚]]することはできますか？~
Ａ：はい、[[手札]]に加えた[[《炎王獣 バロン》]]を自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]できます。(15/02/15)

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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