効果モンスター 星３/炎属性/炎族/攻 800/守1000 「炎帝家臣ベルリネス」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに1度しか使用できない。 (1)：手札を１枚捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 このターン、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。 (2)：このカードがアドバンス召喚のためにリリースされた場合に発動できる。 相手の手札を確認し、その中からカード１枚を選んでエンドフェイズまで除外する。
クロスオーバー・ソウルズで登場した炎属性・炎族の下級モンスター。
手札コスト１枚で特殊召喚する効果、アドバンス召喚のためにリリースされた場合に相手の手札を確認し、１枚を選んでエンドフェイズまで除外する効果を持つ。
他の家臣と異なり、自身を特殊召喚するために手札コストが必要である。
基本的に帝デッキは相手のカードを除去するのは得意だが手札を増やすのは苦手であり、噛みわせは良いとは言えない。
その代わり、相手に依存せず特殊召喚効果を使う事ができるとも言える。
墓地で効果を発揮する《Ｄ−ＨＥＲＯ ディアボリックガイ》などを捨てておきたい。
もしくはレベル５以上のモンスターを墓地に置き、《邪帝家臣ルキウス》の除外に使うのも手か。
(2)はアドバンス召喚のためにリリースされた場合に、ピーピングと一時的なハンデスを行う効果。
この効果で暗黒界などのハンデスしたくないカードを先に撤去する事で、《炎帝テスタロス》の効果でキーカードを当てやすくするというデザインなのだろう。
一応、《異次元からの埋葬》で墓地へ送る事でハンデスする、《虚空海竜リヴァイエール》で帰還させて間接的なコントロール奪取にするといった方法も考えられるが、現実的とは言い難い。
直接的なアドバンテージが稼げないため、通常の【帝コントロール】では他の家臣と比べ使い辛い面も目立つ。
使う場合は手札コストに目処が付けられる場合、または【帝コントロール】というより《炎帝テスタロス》や《マインドクラッシュ》等を利用した、ハンデスに特化したデッキに組み込む事となるだろう。