※「キ」は機種依存文字のため、ルビで代用しています。正しくは「玉偏に幾」。
永続魔法(準制限カード) このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):このカードの発動時の効果処理として、 デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。 (2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。
COSMO BLAZERで登場した永続魔法。
発動時に獣戦士族下級モンスターをサーチできる効果、獣戦士族を全体強化する効果を持つ。
発動時に獣戦士族下級モンスター1体をサーチするため、獣戦士族版の《増援》と言える。
サーチする種族の違いに加え、こちらは永続魔法でありバウンス等で再利用できる点や微弱な全体強化効果を持つ点が異なっている。
一方で《サイクロン》等をチェーンされるとサーチできない点は《増援》に劣っているが、アドバンテージの観点では1:1交換に収まる。
永続魔法でありバウンスするカードとは相性が良く、1ターンに1枚までだが、サーチ効果を繰り返し使用できる。
特にディスアドバンテージなくバウンスでき、獣戦士族と《烏合の行進》が共有できる《霞の谷のファルコン》は好相性と言える。
発動後は炎星のコストとするにもうってつけであり、特に《暗炎星−ユウシ》は互いにサーチし合いつつ除去効果発動のコストにもなるため相性は良い。
全体強化効果の数値は微弱だが、獣戦士族はアタッカーが多いため影響力は意外に大きく、先出ししておけば相手の《ライオウ》にも対抗できる。
戦闘破壊がアドバンテージに直結する《コアキメイル・クルセイダー》等ならば尚更である。
変わったところでは《ネコ耳族》をこのカードでサーチすれば、戦闘破壊に関してのみとなるものの、強固な壁となる。
総じて、【獣戦士族】系デッキの回転を支えるキーカードと言える。
【炎星】を筆頭に、数多くの獣戦士族下級モンスターが要となるデッキへの投入が推奨される。
前述したように強いシナジーを持つ《暗炎星−ユウシ》とのセットや、優れたアドバンテージ源となる十二獣との出張採用も検討できる。
―イラスト関連
Q:カードの発動にチェーンして《サイクロン》を発動され破壊された場合、デッキからカードを手札に加える事ができますか?
A:いいえ、できません。(12/11/19)
Q:このカードを発動し、かつレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加えない事はできますか?
A:はい、できます。(13/03/01)
Q:フィールドに《ライオウ》が存在する時、このカードを発動する事ができますか?
A:はい、できます。(13/01/11)
Q:このカードを発動する時に、レベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加えるかどうかを宣言する必要がありますか?
A:いいえ、カードの発動時にそれを伝える必要はなく、効果処理時に手札に加えるかをコントローラーが選び処理を行います。(13/03/01)