*《&ruby(えんまおう){猿魔王};ゼーマン/Zeman the Ape King》 [#f563e15c] シンクロ・効果モンスター 星7/地属性/獣族/攻2500/守1800 闇属性チューナー+チューナー以外の獣族モンスター1体 このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで 魔法・罠カードを発動する事ができない。 相手モンスターの攻撃宣言時、自分の手札またはフィールド上の モンスター1体を墓地へ送る事で、相手モンスター1体の攻撃を無効にする。 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック12 付属カード>書籍付属カード#VB12]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[シンクロモンスター]]。~ [[魔法・罠カード]]の[[発動]]を妨害する[[永続効果]]と、[[手札]]か[[フィールド]]の[[モンスター]]1枚を[[墓地へ送る]]事で[[攻撃]]を[[無効]]にする[[誘発効果]]を持つ。~ [[シンクロ素材]]の関係から、かなり[[シンクロ召喚]]しづらい。~ その割には[[効果]]は地味であり、[[《邪竜星−ガイザー》]]らの汎用[[シンクロモンスター]]と比べると見劣りしがち。~ [[《一族の結束》]]を採用した[[【獣族】]]でも[[闇属性]]の[[獣族]][[チューナー]]は今のところ存在しないので、この[[カード]]は採用しづらい。~ [[獣族]]サポートを活かす点も同じ[[レベル]]の[[《ボルテック・バイコーン》]]の方が[[縛り]]が緩く、あちらの方が出しやすい場合が多い。~ 1つめの[[効果]]は[[アンティーク・ギア]]系列の[[効果]]で、[[モンスター]]には対応できないがあって困るものではない。~ そして、2つめの[[効果]]により[[攻撃]]を[[無効]]にできるので間接的に[[戦闘]][[耐性]]を与えれると言えるが、[[墓地へ送る]][[コスト]]が重く、[[トークン]]も使えない。~ [[《黄泉ガエル》]]なら[[1ターンに1度]]は[[攻撃]]を防げるが、[[《くず鉄のかかし》]]のほうが効率が良い。~ 何より、[[ディスアドバンテージ]]を負ってまで防いだとしても、[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]は残るため、じり貧になりやすい。~ そもそも、最近ではこの[[攻撃力]]ならば[[戦闘]]以外で[[除去]]されることが大半のため、あくまでオマケ程度の[[効果]]である。~ 当初は[[チューナー]]の数も少なく[[エクストラデッキ]]の空きもあったため採用しやすかったが、現在ではこの[[カード]]を無理なく出すための構築と、活躍できる場を両立させにくいのが問題となる。~ [[闇属性]][[チューナー]]は[[汎用性]]の高いものが多く自然に[[【獣族】]]に組み込む事はできるのだが、優先度は他の[[縛り]]のある[[獣族]][[モンスター]]より劣る。~ -[[獣族]]には[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]等、優秀な[[レベル]]2[[モンスター]]が多いので、[[《ジャンク・シンクロン》]]を採用したいところではある。~ だが、''[[チューナー]]以外の[[モンスター]]は1体しか使用できない''という[[シンクロ素材]]の指定により、[[レベル]]を上げる必要が出てしまう。~ -「猿魔王」とは、「閻魔大王」と「猿」を掛けたものだと思われる。~ 「ゼーマン(Zeman)」とは、ヘブライ語で「時間」を意味する。~ --チェコスロバキアのアニメーション監督、特撮映画監督にカレル・ゼマン(ゼーマン)という人物がいる。~ チェコのアニメーション監督、人形作家、絵本作家のイジー・トルンカ([[トルンカ>《黒衣の大賢者》]])という人物の存在と併せて考えると、名前の由来である可能性がある。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「龍亞vsディマク」戦においてディマクが使用。~ 《&ruby(ダークチューナー){DT}; ダーク・エイプ》と、[[魔法カード]]《ダーク・ウェーブ》により[[レベル]]−5となった[[《ファイターズ・エイプ》]]を[[ダークシンクロ素材>シンクロ素材]]として[[ダークシンクロ召喚>シンクロ召喚]]された。~ [[《クローザー・フォレスト》]]により[[強化]]され、[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]を2度[[攻撃]]する。~ 最終的に[[《ダブルツールD&C》]]を身代わりとした[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~ [[攻撃]]名は「カースド・フレア」。~ --アニメでは、[[レベル]]−7のダーク[[シンクロモンスター]]([[シンクロモンスター]]参照)だった。~ --[[ダークシンクロ召喚>シンクロ召喚]]の際の台詞は「暗黒より生まれし者、万物を負の世界へと&ruby(いざな){誘};う覇者となれ![[ダークシンクロ>シンクロ召喚]]!現れよ、《猿魔王ゼーマン》!」~ --精霊世界でも登場した。~ [[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]を支配すべく、その鍵を握る[[《レグルス》]]を捕らえようとしていたが、最終的には(現実世界で[[戦闘破壊]]された時とほぼ同時に)龍可と協力した[[《レグルス》]]の反撃によって倒された。~ --この[[カード]]が収録された袋とじの解説で、お勧めの[[シンクロ素材]]として、なんと[[《レグルス》]]が紹介されている。~ 確かに[[シンクロ素材]]としては間違っていないが、アニメで敵対関係にあった[[カード]]同士であり、奇妙な光景となっている。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[TAG FORCE 4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]では、[[OCG]]版の代わりにゲームオリジナルカードの[[ダークシンクロモンスター>シンクロモンスター]]として収録されている。~ [[効果]]は[[OCG]]版と全く同じだが、[[シンクロ素材]]にダークチューナーが必要となる点で異なる。~ また、[[攻撃]]名がアニメと異なり、「アンスロポイド・エボリューション」となっている。~ [[WCS2010>ゲーム付属カード#x98310ea]]では対戦[[相手]]として登場。~ **関連カード [#i4ccbe1d] -[[《地底のアラクネー》]] -[[アンティーク・ギア]] -[[《強制終了》]] -[[《デプス・アミュレット》]] ―[[ダークシンクロモンスター>シンクロモンスター]] -[[《ダーク・フラット・トップ》]] -[[《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》]] //-[[《猿魔王ゼーマン》]] -[[《漆黒のズムウォルト》]] -[[《月影龍クイラ》]] -[[《地底のアラクネー》]] -[[《氷結のフィッツジェラルド》]] //―《猿魔王ゼーマン》に関する[[効果]]を持つ[[カード]] //このカードを名指しで指定している魔法・罠・効果モンスターが存在する場合、そのカードをリンク //―《猿魔王ゼーマン》の姿が見られる[[カード]] //他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#y39d61cc] -[[ザ・ヴァリュアブル・ブック12 付属カード>書籍付属カード#VB12]] VB12-JP002 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#odbb1a2f] Q:[[効果]]分類は何ですか?~ A:[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を妨害する[[効果]]は[[永続効果]]、[[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]は[[誘発効果]]になります。(09/08/21) Q:[[攻撃]][[無効]]の[[墓地]]送りは[[コスト]]ですか?~ A:はい、[[コスト]]になります。(09/08/21) Q:[[攻撃]][[無効]][[効果]]は[[対象]]をとりますか?~ A:はい、[[攻撃宣言]]した[[相手]][[モンスター]]1体を[[対象]]にとります。(09/08/21) Q:自身の[[誘発効果]]は、自身を[[コスト]]にして[[発動]]できますか?~ A:はい、自身を[[コスト]]に[[発動]]できます。(13/06/26) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。