*《&ruby(お){押};し&ruby(う){売};りゾンビ/Hard-sellin' Zombie》 [#n800e283]
 永続罠
 自分フィールド上のモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、
 相手の墓地に存在するカード1枚を選択して相手のデッキの一番下に戻す。

 [[FORCE OF THE BREAKER]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[墓地]]を利用する[[カード]]潰し、[[除外]]ではなく[[デッキの一番下]]という再利用が難しいところへ送るので、なかなか使い道は多い[[カード]]。~
 ただし、[[強制効果]]である点には注意したい。
 [[戦闘ダメージ]]を与えるたびに[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキの一番下]]に戻す。~

-「ゾンビ」については[[《2人3脚ゾンビ》]]参照。
 この[[カード]]により、[[相手]]の[[墓地]]を利用した戦術の多くを妨害できる。(主となるものは[[墓地アドバンテージ]]を参照。)~
 このため、基本的には[[モンスターカード]]を[[デッキ]]に戻すことになるだろう。~

-[[《追い剥ぎゾンビ》]]と併用すれば、[[デッキ]]の[[カード]]を無差別に落とし、有用な[[カード]]を[[デッキの一番下]]に追いやれるので一応相性は良いといえる。~
ただし[[デッキ破壊]]の観点では相性は最悪。全く逆の事を行っているようなものである。
 [[墓地]][[封じ>メタ]]と言えば[[《D.D.クロウ》]]や[[《マクロコスモス》]]などが思い浮かぶが、[[デッキの一番下]]は[[《天変地異》]]の存在を除けば最も再利用が難しく、[[除外]]よりも強力である。~
 加えて、[[《D.D.クロウ》]]と違って継続的に[[墓地アドバンテージ]]を奪えるうえ、[[《マクロコスモス》]]と違い後出しでも対処可能で、[[自分]]の[[墓地]]利用を阻害することもない。~
 もちろん、[[《D.D.クロウ》]]は[[相手]]の[[効果]]に[[チェーン]]できること、[[《マクロコスモス》]]は[[攻撃]]を通さずに[[墓地]]利用を封じられる利点があるので一概にこちらが優れているとは言えない。~
 それでも上述の通り、この[[カード]]ならではの利点も確かにあるので、あえてこの[[カード]]を採用する価値は十分にあると言えよう。~

-[[イラスト]]が[[《ネクロフェイス》]]に負けないくらい気持ちの悪い[[カード]]である。~
 また、戻すのは[[デッキの一番下]]であるが、現[[環境]]では[[サーチ]]・[[リクルート]]・[[デッキ]]から[[墓地に送る]]手段が多く、[[相手]]が[[デッキ]]を[[シャッフル]]する機会は多い。~
 それを念頭に置くと、この[[カード]]には[[相手]]の[[デッキ]]の[[モンスターカード]]の比率を上げる副次的作用もある。~
 継続して[[ダメージ]]を与えられれば、[[相手]]は[[手札]]で[[モンスターカード]]を持て余しやすく、展開力も鈍っていく。~
 [[相手]]が[[《増援》]]・[[《八汰烏の骸》]]などの[[デッキ圧縮]]の手段を使い果たした後なら、さらに有効である。~

 ただし、[[強制効果]]である点には注意したい。~
 [[魔法・罠カード]]に再利用のチャンスを与えてしまうのはもちろん、場合によっては[[《ヴォルカニック・バレット》]]等の「[[デッキ]]にある事が[[メリット]]になる[[モンスター]]」を[[戻す]]羽目になるので注意。~
 [[デッキ]]にあることが[[メリット]]になる[[モンスター]]以外に、[[《E・HERO エアーマン》]]など、[[デッキ圧縮]]ができる[[モンスター]]も戻しづらい。~
 特に、[[【ガジェット】]]を[[相手]]に[[《貪欲な壺》]]対策で使う場合は、なるべく[[ガジェット]]以外の[[モンスター]]を戻そう。~
 それがかなわない場合は、[[ガジェット]]の連鎖を繋げる手助けをしないように、[[相手]]の[[手札]]の[[ガジェット]]を把握し、[[デッキ]]に[[戻す]][[ガジェット]]を慎重に選びたい。~
 また、[[《ネクロ・ガードナー》]]はこの[[カード]]では対策できず、すでに[[墓地が肥えている>墓地を肥やす]]状況では[[《サイコ・チャージ》]]なども封じられない。~

 [[効果]]を使うには[[戦闘ダメージ]]を与える必要があるので、有効に使うなら[[戦闘]]サポートを活用したい。~
 [[《突進》]]・[[《収縮》]]もいいが、継続して[[効果]]を[[発動]]してこそ大きな効力を発揮するので、[[《強者の苦痛》]]や[[フィールド魔法]]の方が有効だろう。~
 他には、[[貫通]]や[[連続攻撃]]と組み合わせるのもよし。~

-[[《追い剥ぎゾンビ》]]と併用すれば[[デッキ]]の[[カード]]を無差別に落とし、代わりに[[墓地]]にあった方が有用な[[カード]]を[[デッキの一番下]]に追いやれる。~
ただし[[デッキ破壊]]の観点では、全く逆の事を行っているようなものである。

-[[イラスト]]からしておそらく[[《押し売りゴブリン》]]がゾンビ化した姿であろう。~
とすれば[[《追い剥ぎゾンビ》]]とも同一人物なのだろうが、あまり顔は似ておらず、[[《ネクロフェイス》]]同様気持ち悪いものになっている。~
[[イラスト]]では他に[[《サンダー・キッズ》]]のゾンビや子犬・子猫・小鳥のゾンビも見られるが、それらには首輪がしてあり、手に持った紐を繋いである。~
これらをペットとして売りつけているのだろうか。~
生前と同じく[[追い剥ぎ>《追い剥ぎゴブリン》]]と[[押し売り>《押し売りゴブリン》]]を繰り返しているようだが、こちらは行動の流れがいまいち噛み合わない。

-「ゾンビ」については[[《2人3脚ゾンビ》]]参照。

//-原作・アニメにおいて―~

**関連[[カード]] [#uc8515ec]
**関連カード [#uc8515ec]
-[[《リサイクル》]]

―類似[[カード]]
-[[《押し売りゴブリン》]]
-[[《追い剥ぎゾンビ》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《サンダー・キッズ》]]

**収録パック等 [#nb9b221e]
-[[FORCE OF THE BREAKER]] FOTB-JP057

//**FAQ [#ycee89d4]
//Q:~
//A: